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経済モデルに基づく途上国特有の経済問題とは?
- 経済モデルに基づく途上国特有の経済問題について説明します。
- 開発経済学のテーマである経済成長のわなと貧困、スラムと都市失業、所得不平等性、マイクロファイナンス、初等・中等教育について説明します。
- 経済モデルに基づいて経済問題を分析することで、途上国の経済発展に寄与することが期待されます。
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>当方、開発経済学のテキストはジェトロのテキストブック開発経済学しか読んだことはありません。 開発経済学を専攻にして院に行くならまずいのでは? トダロを読んでください。 たぶん全部、この教科書にかかれています。 http://www.amazon.co.jp/Economic-Development-Economics-Michael-Todaro/dp/0321311957/ref=pd_sim_b_1_img/249-4736098-2989912 訳本もあります。上記webの下のほうに出てますよ。 この本は、開発経済を専攻として大学院に行くのなら、学部のうちに読了しておくべき教科書です。まともな試験問題作成担当者なら、この教科書に出ている内容か、目安として参照します。国際的に標準的な開発経済の教科書として定評があります。 間2つは数学的にきちんとした経済モデルを想定できます。 経済モデル スラムと都市失業 トダロモデル 所得不平等性 ジニ係数やローレンツ曲線 >「経済成長のわなと貧困」 ふつう、「経済成長と貧困のわな」と表現すると思いますが、 貧困な途上国は、低位と高位の2つの均衡のうち、成長が低位になる均衡に陥っていると考えられ、これを説明する経済モデルがあります。 マイクロファイナンスは、高利貸しの駆逐に役立ちます。高利貸しの存在で、それまで入手不能だった安定した低率での資金借り入れが可能になる事で、貧困の罠から抜け出せる事を、モデルを用いて説明できます。 初等・中等教育 最後の初等・中等教育だけでは言葉として舌足らずな印象があります。 労働市場からの回答と経済成長からの回答ができそう。 それまで貧困ライン以下の個人は労働市場において、教育水準が低いために、高い賃金の職につけず、貧困から抜けられないといったことを説明する。 民間ベースで供給が十分でない教育を、公的に、社会的に必要な量を供給することにより、それまで民間ベースでの供給では成長は低位均衡であったけれども、公的に必要な量を供給することで人的資本が高まり、潜在成長率が高まる事などから、高位均衡への移行が見込めるため、途上国では初等・中等教育に熱心だとかいった説明をする。 後者2つは、配点も20点以下だろうから、厳密に数学的なモデルでの説明というよりは、グラフを用いて説明すればいいような問題ではないかと思います。
お礼
>s_nakさん ご回答ありがとうございます。 バタバタしていたもので、お返事遅れてしまいました。 上記の問題は、W大の商学研究科の問題でしたが、無事合格しました。 また経済学研究科の方にも合格しました。 私は経済学を初めてたかだか三ヶ月、それも独学のみでしたが、それでも合格できたのは、ひとえにs_nakさんをはじめとした、こちらのサイトでご丁寧に質問に答えていただいたみなさんのおかげです。 本当に感謝しています。