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心理学の問題の作り方

心理学のテストってありますよね。例えば、 「この絵を見てあなたは一番最初に何を想像しましたか?」 とか、 「気に入った女性には積極的にアプローチするほうだ」 「おだてられると調子に乗ってしまう」 「グループの中でリーダー的な地位にあることが多い」 などの質問に答えていって、はいあなたはこういう性格の傾向がありあますって問題などがあると思います。 このような問題は何をもとに、どうやってつくっているんですか?例えば、ある心理学の本から、こういう傾向の人はこういう性格なので、たぶんこういう質問をすればこう答えるだろうみたいな感じで作ってるのでしょうか?

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回答No.1

単純にいって2通りあります。1つはテストを作って、その結果を判断する人の経験則に基づくもの、もう1つは統計学を利用して作るものです。質問者さんの挙げた > 「この絵を見てあなたは一番最初に何を想像しましたか?」 というような類の質問というか心理テストは判断者の経験則に基づいて作られたものが多いですね。このような心理テストは科学的な根拠がないので、専門的には扱われませんが、全くの当てずっぽうというわけでもないので以外にも「これ当たっているよ」という場合が多かったりもしますね。 一方で > 「気に入った女性には積極的にアプローチするほうだ」 というような質問は専門的な質問紙(心理学ではアンケート用紙で調査することを質問紙調査といいます)のなかにもあります。簡単にいうと、例えば恋愛に対して積極的な人と消極的な人に分類できるとして、100人中90人が「はい」と答えればこれは確かに恋愛の積極性と消極性に関することを聞けているのだろう。と考えるわけです。 > このような問題は何をもとに、どうやってつくっているんですか? 全くの白紙の状態から質問を作る場合、最初に「自由記述」といって、ある簡単な質問(例えば、「あたなが異性に対して怒りを感じるのはどういうときですか?」などという質問)に対して自由に書いてもらいます。そのいくつかの回答の中から「これは使えそうだ」と判断したものを抜き出してとりあえずのアンケート用紙(質問紙)を作ります。 それから事前調査といって、仮のアンケート用紙を配って、答えてもらってから色々と統計学的な分析をして必要のない質問は切り捨て、必要なものは残して・・・とやっていくわけです。 心理テストが"当たっている"というのは、べつに作った人が特殊な能力を持っているというわけではなくて、(納得いかないかもしれませんが)数学の理論を使って「95%の確率でそうなる」というような質問を作っているのですね(^_^)

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