補足のご質問に、ご回答いたします。
◆boss は、日本語の単語と1対1で考えなくてよいと思います。
そもそも boss は役職名ではなく、
「親分」「親玉」「ドン」みたいな一種の愛称なんです。
(ちなみに日本語の「ボス」とは違って、
boss という英単語そのものには悪いニュアンスはありません。)
◆日本語ではしばしば役職名が呼び名になりますね。
「先生!」とか「部長!」とか。
英語でもたとえば名前の分からない相手に、
Driver ! (運転手さん)や Officer ! (おまわりさん)
のように呼びかけることはありますが、
Teacher ! とか Policeman ! のようには言いません。
男の先生なら Sir, 女性の先生なら Ma'am
あるいは Mr. Smith / Ms. Smith のように言います。
これと同じことが言えるのではないでしょうか。
つまり局長、部長、課長…というのは対外的に重要な肩書きで、
それぞれ
director of the bureau of ○○
director of the department of ○○
director of the section of ○○
のように言えますが、こうした職名は通常は呼び名になりません。
(せいぜい Director ! は考えられる)
社長なんかになると President ! と呼ぶことも出てくるでしょう。
◆そんなわけで、役職の地位が高いか低いかが、
今の話題に決定的に重要でないかぎり、
boss で十分なのです。
文脈によって、直属の上司を指すこともあれば、
社長を boss で表わすこともできますよ。
補足
ご回答ありがとうございます! senior colleague、しっくりきました!! 再確認になってしまい大変申し訳ないのですが、bossの位置は日本語と1対1と考えなくて良いのでしょうか? 例えば私の事業部では複数のセクションに分かれておりますが(一般的には"課"だと思うのですが)、時にはそのセクションリーダーがbossにもなりうると思いますし、部長がbossでもあると思います。 日本語の厳密に課長、部長・・・みたいな定義はなくて、その時に応じてbossは使い分けるという解釈で良いのかな、と思いました。 またセクションのリーダーと部長が一緒になり説明しなければならないことはめったにないとは思いますが、困ったらあれこれ考えずに具体的な業務内容を説明するにとどめようと思います。 そう考えると「上司」や「部長」や「課長」って「兄」「妹」レベルで便利な言葉ですね(笑)。 補足にも関わらず長文失礼しました。再度、ありがとうございました!