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ハ音記号の読み方
ハ音記号の読み方がわかりません。 正しい読み方を教えて下さい。あと、ハ音記号はどのような場合に使われるものですか? 質問が2つになってしまいましたが宜しくお願い致します。
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こんにちは♪ ハ音記号(元)常用者です。 #1さまご紹介のサイトで全部分かるのであとは余談ばかりですが,実際に使っていた者としてはどうしても回答したく(笑) この記号をよく使うのは,まずヴィオラ,それから,チェロ・ファゴット・トロンボーンなどの中音~中低音楽器です。 ヴィオラはハ音記号がすっぽり五線に収まった「アルト記号」が普段使う楽譜です。,チェロやファゴットは,基本はヘ音記号ですが,上に線をたくさん書かないといけないような高い音の場合などに,ハ音記号が線ひとつ分上に飛び出した「テナー(テノール)記号」を使うことがあります。 で,我が(?)トロンボーンですが,ヘ音記号の他に,アルト記号とテナー記号もよく使います。 一般的には,オーケストラの管楽器は二人一組になっている場合が多いですが,なぜかトロンボーンは三人一組で使われることが多いのです。 他の楽器のパートは,例えば,「1番フルート」と「2番フルート」なのですが,トロンボーンは,もともとが合唱と一緒に使われる事が多い楽器だったこともあり,パートが,「アルトトロンボーン」「テナートロンボーン」「バストロンボーン」,となっている事があります。 例えば,モーツアルト「レクイエム」,ベートーヴェン「運命」「第九」,シューマン・ブラームスの交響曲など,古典からロマン派にかけての管弦楽曲です。実際,モーツアルトのレクイエムや第九のような合唱つき作品では,合唱パートをそのままなぞるような部分が多くありますし,アルト・テナー・バスでそれぞれ違う大きさのトロンボーンを使う事もよくあります。 (なお,なぜソプラノがないか,とは訊かないでください^^;) 古典的なオーケストラの楽譜では,この名前にそって,アルトトロンボーンの楽譜はアルト記号で,テナートロンボーンの楽譜はテナー記号で,バストロンボーンの楽譜はヘ音記号で書かれています。 ただ,ロマン派の中~後期以降は,パートの名前も「1番」「2番」「3番」となって,基本へ音記号+高めの音はテナー記号,という形になってきています。楽器も,アルトトロンボーンはあまり使われなくなり,テナー2本+バス1本という形に落ち着きました。 しかし,なぜか不思議なことに,ロシア・旧ソ連ではパートの名前は1番・2番でも,アルト・テナー記号を使う習慣が長く残りました。(プロコフィエフ,ショスタコーヴィチなど) もしもご興味があれば,楽器屋さんに行ったときにでも,管弦楽曲のスコアなどご覧になってみてください♪
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- ADEMU
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ハ音記号は楽譜を読みやすくする目的で使用します。 例えば、ヴィオラですと、一番低いCの音の場合、ト音記号ですと、下線が4本必要です。しかし、ハ音記号ですと1本で済みます。 反対に4弦のAの音ですと、へ音記号だと、上線が3本必要となります。しかし、ハ音記号ですと必要ありません。 このように音域が譜面上、見やすいように記譜できるように記号を使い分けます。 ですから、中途半端な低音から高音までカバーできるように使用するので、そのような音域の楽器に使用します。 ただ、ファゴット、トロンボーン、チェロなどの場合はテノール記号ということで、ヴィオラのそれとはちょっと使用方法が違います。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません! ハ音記号は楽譜を読みやすくするために使用されるんですね! ハ音記号はヴィオラなどの楽器にとって便利なんですね(^^) 解説ありがとうございました!
- tio_elemen
- ベストアンサー率25% (41/160)
ヴィオラ奏者兼作曲家です(笑) ヴィオラは常にハ音記号!他の人に読み辛いといわれようが、ハ音記号に慣れたヴィオラ奏者は逆に(稀に高音に出てくる)ト音記号が楽譜に出てきたら戸惑いますね(笑) 高音部にテノール記号を使うのがファゴット、チェロ、トロンボーンぐらいで、現代においては他にほぼ用法ははないと考えてもいいでしょう。 バロック時代には合唱のパートがソプラノはソプラノ記号、アルトはアルト記号、テノールはテノール記号、バスはバス記号(ヘ音記号)で書かれていましたが、現代の出版譜では現代の書き方に改められています。 また楽典的にはメゾソプラノ記号、バリトン記号も存在しますが、実用性がないため、忘れられています。 現代ではソプラノ記号も使われず、専ら限られた楽器のみで前述したアルト記号(ヴィオラ)と、テノール記号(チェロ、ファゴット、トロンボーン)が使われるのみです。 ハ音記号に馴染み深い音楽家はこれらの楽器の演奏者と、作曲者、指揮者ぐらいで他の楽器の演奏者はプロでも苦手とする人が多いです。 読み方といってもCを逆にしたような形が二つ並んだところの真ん中が中央のハですね。別にヴィオラ奏者とか作曲家から見たら別に難しくもなんともないんですが、やはり一般には浸透しないみたいですね(笑)
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません! >ハ音記号に慣れたヴィオラ奏者は逆に(稀に高音に出てくる)ト音記号が楽譜に出てきたら戸惑いますね(笑) そういうものなんですね!!私は普段からピアノの譜面と向き合っているのでハ音記号を見た時戸惑いました~(笑) テノール記号、アルト記号!難しそうですね≧≦ あとメゾソプラノ記号、バリトン記号もあるのですね☆ 色々な記号があってワクワクしますね^^(ややこしそうですが笑) ハ音記号は他の楽器のプロでも苦手とする方が多いんですね(なるほど) 解説ありがとうございました!ハ音記号について勉強してみます☆
- thepianoman
- ベストアンサー率39% (863/2160)
ハ音記号の中心部分が、「中央ハ」とか「中心ハ」と呼ばれる、いわゆる「真ん中のド」です。 ヴィオラの楽譜は主にハ音記号で書かれています。たまにチェロの楽譜にも登場します。 http://gifu.cool.ne.jp/tsugesan/boyaki/haon/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%B3%E9%83%A8%E8%A8%98%E5%8F%B7 http://www6.wind.ne.jp/tanpopo/c-va/4.html
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません! ハ音記号は真ん中がドになるのですね!! 初めて知りました☆あとヴィオラに使われるのも^^ よく分かりました☆ ありがとうございました!
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません! 音楽の授業が自習になり課題が出されました。その時ハ音記号が出てきてクラス中で大混乱がおこりました(笑) 「なんだ?この変なC??」みたいに・・・^^ 私は名前だけ知っていて意味も階名も分からなかったので悔しかったです≧≦なので質問しました! この記号をよく使うのは中音~中低音楽器なんですね☆ トロンボーンもその内に含まれますね♪ テナーにアルト記号!ややこしくなってきますね≧≦ 私がチェロやファゴットをしていたら混乱しそうです(汗) >トロンボーンは三人一組で使われることが多いのです。 そうなんですね!3人4脚(ちょっと違うかな?)みたいな感じですね☆ トロンボーンについて詳しく教えていただきありがとうございます! Ta595さんのトロンボーンに対する熱情と愛情が伝わってきました~^^ トロンボーンって面白い楽器なんですね!興味を持ちました☆ 私は普段からト音記号とヘ音記号しかないピアノの譜面と向き合っているので管弦楽曲のスコアを見るのも良いかもしれないですね♪ 今度探してみます! ありがとうございました☆