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植物の生態系について
夏休みの宿題です。 植物の生態系について書かなければなりません。 どのように書けばよいのか考えているうちに 夏休みも半分終わってしまいました。 ヒントがあれば教えてください。
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大学で林学を専攻している者です。 『森林生態系』についてのヒントなら、いくつか挙げられます。 (1)温度・乾湿度と森林:南北に伸びた日本列島では、北海道では高山植生や亜寒帯針葉樹林、東北では落葉広葉樹林、関東平野部から九州までは常緑広葉樹林というように森林植生が地域で分かれています。昨今話題になっている「ブナの森」は、落葉広葉樹林にあたります。 また、一つの山の中でも、湿度の高い谷にはトチノキやサワグルミやミズキが生えていて、やや湿ったところにはブナやイヌシデ、やや乾燥したところにはスギやクリ、乾燥したところにはソヨゴやクロソヨゴやリョウブが生えています。 (2)生態遷移:大規模な火山活動や氷河の後退した跡などの生物活動のなされていない広大な裸地に植生が侵入して、安定的な状態に至る過程を一次遷移(primary succession)と言います。樹木の枯死や比較的小規模な破壊からの復元過程を二次遷移(secondary succession)と言います。 (3)極相(climax):Clemente(1916)は、1つの気候区には真の極相、気候的極相(climatic climac)が1つだけあると論じた。これがいわゆる『単極相説(monoclimax theory)』と言われるものです。もっと噛み砕いて言えば、「東北地方から関東山地・中部地方までは、地形・地質が異なっても同じブナ林に至る」というような考え方です。極相という概念は、今では少し時代遅れの概念とも言われています。 以上、少し難しいと思われるところもありますが、参考になったでしょうか?
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- odoriko
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学年がわからないので、どのくらい詳しく書けばよいのかわからないですが、以下の点に注目してまとめてみてはどうでしょう? 生態系というのは変化(遷移と言います)していくものです。 火山の噴火後のように球根も種もダメになってしまって、植物が何もいないところに、コケ植物類等が侵入してきて、次にススキ等の草本が侵入、その後は低木→陽樹(光がたくさん当たらないと育てない植物)→陽樹と陰樹(暗くても育てる植物)が混在→陰樹の森、になるまでの経過を1次遷移といいます。森林の伐採や放置されていた畑に侵入がおこって始まる遷移を2次遷移といいます。最終的に行き着く陰樹の森の状態をクライマックス(極相)といい、温帯や亜寒帯等の地域によっても生育している植物に違いが出てくるので、そこに注意してみるといいかと思います。 高校生物2の分野なので参考書を見れば書いてあります。 植物、遷移、等の言葉で検索をかけてみるのも手かと・・・。
まず仮説を立て、次いでソレを検証し、 最後に結論を書けばOKですよ。
お礼
仮説をたて検証する。 意味はよくわかりました。 私はあまり頭が良くないのでどのように検証するのか イメージがわきません。書き方はよくわかりました。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 さっそく生物の参考書を買ってみましたらありました。 でもなかなか頭の中でうまくまとめられないものですね。 頑張ってなんとかしたいと思います。 助言ありがとうございました。