- ベストアンサー
合唱の後半がぐだぐだ・・・最後まで最初の勢いが持ちません+正しい姿勢、高音域の発声法
こんにちは、中学生男子です。 僕の学校では、1ヶ月後に音楽祭を控えており、クラス対抗での合唱コンクールに向け、練習しています。 I まだクラスで練習をはじめて日が浅いのですが、練習していてどうも気になることがあります。それは、最初のきれいさ、勢いが歌いきるまで維持できないことです。 僕自身、歌いながらそれは自覚してわかります。なんと言いますか、最初は下半身にあった力が後半になるにつれ喉のほうにあがってきてしまいます。そして、苦しくなってしまい、終わった頃には結局喉が痛くなっています(最悪なことですね)。(細切れにやれば、まあまあ楽にできるのですが) 僕はしばしば合唱部の人数足しとしてそこに参加し、発声、歌の練習をしています。そこでは、苦しくなってきたら膝をぐっと曲げ、体を地面に近づけるようにまっすぐおろして下半身に力を持ち直す、と指導されています。 しかし、クラスに戻れば全員「そんなことできるか」、という感じで、担任も喉で歌ってもいいから大声で元気に歌えと言う音楽の先生の意見を180度、意図的に無視するような人で、まさかそんな状況で膝なんか入れられません(クラスでそんなことを一人でやれば、きっと変人扱いされます)。 そこで、できるだけ目立たず、下半身、腹筋に力を貫徹して残しておく方法はないでしょうか。そんな方法、ないとは思うのですが、一応聞くだけきこうかと。 もしかして、大きく出そうとして、ムリに力んでしまうのが原因なのでしょうか? II これは本当に歌の基礎だと思うのですが、姿勢、それから高音域についてです。 よく、鳩胸で、といいますが、そうしようとすると、おなかから上にどうしても力が入ってしまい、胸板あたりに力みを感じてしまいます。コレではいけませんよね?また、高音域ほどあごを引けと言いますが、あごを引こうとする時点で首あたりに力みを感じてしまいます(そもそも、理想の「指2本分」口を開こうとする時点であごに力を感じます)。これも何か間違っているせいですか? それに、あごを引いたまま指2本入るくらい口を開こうとすると、もっとあごに力みを感じてしまいます。だから、はっきりしない今は一応あごは引かず(逆に少しあがっているかもしれない)ふつうに、楽に構えるようにしています。 高音域は腹式呼吸・腹式発声、「力まない」とよく言います。そして、歌の先生にもそういわれ、おなかを押してもらったりして、おなかとその下に力を集中して、発声しようとしました。しかし、そのとき出た声は全くコントロールできておらず、裏返った感じでした。おなかで力んだところで、上半身半分に全く力を入れないようにして楽な気持ちで高い音を歌おうとすると、声は裏返ってしまい、歌になんかなりません。 最近では、本当に上半身半分には全く、少しも力みを感じないようにするのが本当なのかと疑問さえ抱くようになってしまいました。 楽譜に高音域を見つけると、その瞬間やる気ががくっと失せ、鬱になってしまい、歌うことを放棄したくなります。なんというか、気持ちが砕けてしまうのです。だから、高音域を克服できるよう、今一度、歌うときの理想的な姿勢(細かく知りたいです)や高音域の発声法を伺いたいと思います。 それからそれから、腹筋って、押されて抵抗するような前方に向かう力み(ふくらむ感じの)なのか、あばらを浮かせるような後方への力みなのか、どちらが正しいのでしょうか。 大変長々しくなり、支離滅裂になってしまいましたが、ご回答よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
【姿勢について】 歌うときの好ましい姿勢についてはいろんな言い方がありますね。尻の穴を締めろ、腰と太腿に力を入れろ、胸にスポットライトが当たるように胸を広げろ、頭のてっぺんから出ている糸を引っ張り上げられるように感じて、壁に踵・尻・肩・頭を接するように立ってとか・・・。人それぞれで感じ方の違いがあると思いますが、私が一番しっくりくる方法をご紹介します。まず下半身ですが、相撲の蹲踞(そんきょ)の姿勢で座り、そのまま立ち上がったときの姿勢です。その時に得られる感覚は、臀部(よく言われる肛門は関係ありません)と内腿の筋肉が自然に心地よく収縮・緊張してくるものです。いっぽう上半身は「胸にスポットライト」と「頭を引っ張り上げられる」感じをもつようにしています。こうして立つと、いわゆる「臍下三寸の丹田」に重心が落ち着くような感覚が得られ、呼吸は自ずと横隔膜の上下運動による腹式呼吸になります。 【高音域の出し方】 上記の姿勢を保った状態で喉の力みをなくして丹田に息を吹き込むような感じで息を流す(横隔膜に力を入れて腹圧をコントロールしながら、下腹部の腹斜筋を収縮させて呼気を形成するということです)と、楽に高音が出るようになります。歌うとき、つまり腹式呼吸で使う腹筋は主に前出の腹斜筋の収縮によってなされ、直腹筋の働きは補助的なもの(横隔膜の作用で生ずる腹腔内の圧力でお腹で外側に膨らむのを抑えるという)と考えられます。 ちなみに普通に話すときは横隔膜(筋板と呼ばれ、横紋筋という随意筋でできた膜状構造物で、決して単なる薄っぺらな膜ではありません)は弛緩し、腹斜筋の収縮作用とあいまって呼気を形成します。 あとは声帯に適度な張りを与え、口腔の中を広げてやればかなりいい線の声が持続できると思います。なお、声帯を司る精妙な仕組みについてはぜひ一度、フースラーさんが書いた名著「歌うこと(Singen)」を図書館で借りて読んでおくことをお勧めします。この本の内容、特に声帯に関するものを非常にわかりやすく図付きで紹介したサイトをご紹介します。なんと詩吟関連のHPですが・・・。
その他の回答 (2)
- toyunafu
- ベストアンサー率20% (1/5)
学生時代部活で合唱をやっていました。その時受けた指導を大雑把に説明します。 専門に勉強してはしないので不備な点もあるかと思いますがご了承ください。 また先生方の指導法とも違っているようですが、時代によって変わる部分もあるので参考になれば幸いです。 立ち方・・・足は肩幅くらい、軽く八の字になるようにする。重心は親指の付け根あたり。膝は突っ張らず、屈伸できるようにしておく。 これで肩を押してもらってよろめかなければ大丈夫。 姿勢・・・↑の立ち方ができたら、腕を前から後ろにそらすように深呼吸をして、腕はそのまま力を抜きます。これで鳩胸の姿勢になるでしょう。 ただし、腰が痛くなるほど反らせたりするなど無理はしないように。 ★立ち方、姿勢は力を抜いて楽にいられるバランスを見つけてください。間奏などを利用して力を抜き(基本姿勢に戻り)ながら歌ように心掛けます。 電車やバスに乗ったときや「気を付け」姿勢をとる時にも練習してみてください。 >上半身半分には全く、少しも力みを感じないようにするのが本当なのかと疑問さえ抱くようになってしまいました。 ↑肩を背中に引き寄せるような姿勢になるのですから「緊張感」は感じると思います。お腹に空気を溜めようとしたり、長く音を伸ばせば当然横隔膜も緊張します。これが力みに繋がらないように力を抜く必要があるんだと思います。 姿勢ができればあごの力みも自然と取れると思います。 発声時はあごを「自重で下げる」ようにします。 母音は卵が縦に入っているようなイメージで「あえいおう」と発声練習をします。(あごがあまり動かないように) 口を閉じて卵のような空間を作りハミング(muーとのばす)したときにこそばゆく感じる部分があるか試して見てください。音はやや高めでとるとわかりやすいでしょう。こそばゆい=響いているのです。 響きのポイントがわかると声を出すのが楽になると思います。 またボールを遠くに投げるときのように、声も眉間や頭のてっぺんから会場の後ろへなげかけるように意識しながら出します。 それから中学生というと男子でも女子でも変声期が終わるかどうかの時期。 変声期では意に反して声がひっくり返るのはよくあることです。 出ない音域を無理に出すことはお勧めできません。 姿勢を作り無理のない状態で出ないのは「今は出せない音」もしくは「自分の音域外の音」なのでしょう。 出せない音にこだわるよりも、心をこめて丁寧に歌おうという気持ちが表現できてこそ、聞いて気持ちのいい曲に仕上がると思います。 歌詞をよく理解して、どんなことを伝えたいのか考えることも大事なのです。 コンクールで気持ちよく歌えるように、クラスのみなさんと協力してすてきなハーモニーを作ってください。
お礼
・・・大変遅くなりまして、失礼いたしました。 いただいたアドバイスをクラスで提案したところ、コンクールでは見事に金賞でした!おかげさまで成しえたことだと思います。ありがとうございました!!
- masaota56
- ベストアンサー率41% (58/139)
> 苦しくなってきたら膝をぐっと曲げ、体を地面に近づけるようにまっすぐおろして下半身に力を持ち直す、と指導されています。 そのような方法では少しの時間しか持たないでしょう。声量を落として回復するのが良いかと思います。 > もしかして、大きく出そうとして、ムリに力んでしまうのが原因なのでしょうか? ムリに力むと間違いなく後にしわ寄せが来ます。首から上の力を抜いて声を出せるようになるのが理想ですね。 > よく、鳩胸で、といいますが、そうしようとすると、おなかから上にどうしても力が入ってしまい、胸板あたりに力みを感じてしまいます。コレではいけませんよね? 胸を出さないと声は出せないと思います。多分息の通り道の関係でしょうが、マラソンランナーでも胸を出して走っていますよね? > また、高音域ほどあごを引けと言いますが、あごを引こうとする時点で首あたりに力みを感じてしまいます(そもそも、理想の「指2本分」口を開こうとする時点であごに力を感じます)。これも何か間違っているせいですか? それに、あごを引いたまま指2本入るくらい口を開こうとすると、もっとあごに力みを感じてしまいます。 首に力みがかかるのは、ノドが力まなければOKだと思います。 口はしっかり開けないと声がこもってしまい、きれいな声になりませんので、ある程度開ける必要はあります。しかし無理に大きく開ける必要はなく、アクビをした時の感覚(アゴが外れてカクッとした感じ)を保っていれば、あとは笑った時のように口を横に広げるときれいな声になります。 > 高音域は腹式呼吸・腹式発声、「力まない」とよく言います。そして、歌の先生にもそういわれ、おなかを押してもらったりして、おなかとその下に力を集中して、発声しようとしました。しかし、そのとき出た声は全くコントロールできておらず、裏返った感じでした。おなかで力んだところで、上半身半分に全く力を入れないようにして楽な気持ちで高い音を歌おうとすると、声は裏返ってしまい、歌になんかなりません。 お腹はお臍の上辺りをアバラの中に巻き込むように力を入れてみてください。 高い声は基本的に裏返って歌うものだと思います。全く力を抜いてしまうのではなく、裏声をしっかりした土台(胸を張って、背中に力を入れて)でコントロールします。頭に空洞を作って、その中で声が反響しているようなイメージで歌ってみてください。声は首の後ろから頭の前に通ります。
お礼
本当に遅くなってしまって・・・申し訳ありません。分からなくてもやもやしていたところが今回分かって、すっきりしました。どうもありがとうございました!
お礼
大変大変遅くなりまして、申し訳ありません!! お礼は遅れたものの、いただいたアドバイスをもとに、見事金賞をおさめることができました!どうもありがとうございました。