打ち水 気化熱の熱はどこへ

質問

都市部のヒートアイランド対策として打ち水やドライミストがあります。
気化熱で奪われた熱はどこにいったのですか？

回答No.7

Ichitsubo · ベストアンサー

疑問点は、水蒸気になるときに気化熱を奪ったのなら、水蒸気が熱いはずなのに……、と言うところですね。

これは、日常語で言う「熱」の意味が、正しい意味の「熱」と違っていることで勘違いしているのです。
日常語で言う熱とは温度のことを意味することが多いのですが、正しい意味においては温度とは全く異なります。温度を上昇させる元であったり、物体を動かす元であったり、電気を起こす元であったり……。
「気化熱を奪って温度が下がる」というのは、温度の形で顕れている熱を水分子が奪い、温度とは別の形である、運動の形にしてしまいます。同じ温度の水分子でも、液体の時よりも気体の時の方が運動が激しいのです。

お礼

形がかわったのですね。
納得です。
ありがとうございました。

回答No.6

outerlimit

揚げ足取りみたいですが

＞１グラムの水を蒸発させるのに８０カロリーの熱を必要とします。

これは蒸発ではなく凝固つまり凍る場合と氷が溶ける場合

蒸発熱は温度で変わりますが　おおむね530カロリー前後

お礼

ありがとうございました。

回答No.5

debukuro

古い単位で説明します。
１グラムの水の温度を１度上げるのに１カロリーの熱を必要とします。
１グラムの水を蒸発させるのに８０カロリーの熱を必要とします。
水は蒸発するだけで温度を上げるときの８０倍の熱を持ち去るのです。
熱は水蒸気が持っていくのです。

手を水の中に浸けているよりも水から出したほうが冷たく感じるのはこのためです。

お礼

ありがとうございました。

回答No.4

chirubou

再度 No.3 です。書き忘れがありました。

- 比熱とは同じ熱（量）を与えた時に、その物体が持つ温度との関係を示す数値で、比熱が大きい程、同じ熱量に対し温度が低くなり、熱をより多く蓄えます。

- 打ち水やドライミストの場合、水が水蒸気になることでさらに温度を下げる効果が生じます。しかし、ここでも熱（量）は変わりません。

お礼

再度の回答ありがとうございました。

回答No.3

chirubou

「気化熱で奪われた熱」は水（水蒸気）に移ります。

「打ち水やドライミスト」のポイントは、水というより比熱の高い（かつ身近にある）物質に、「熱」を移動させることで「温度」を下げる事です。つまり、同じ「熱」ならば比熱の高い物質の方が「温度」が下がりますから。逆に言えば、「熱」の総量は変わりません。

水は身近にある物質としては比熱が比較的高いのです。これを利用して湯たんぽがあったりしますから。自動車でエンジンを冷やすのも水を使っています。ということで、実は、風呂を沸かすのはかなりのエネルギーが必要なのです。

比熱、熱（量）、温度の関係についてのより詳しい説明は参考 URL をご覧ください。

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/比熱

お礼

ありがとうございました。

回答No.2

outerlimit

気化した水蒸気が持ち去ります

お礼

ありがとうございました。

回答No.1

Cupper

水が水蒸気に気化するときに使用し、水蒸気がその熱エネルギーを保持しています。

水蒸気が保持している熱を奪われると水に戻ります。（結露）

お礼

ありがとうございました。