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英語で「逆恨み」
英語で「逆恨み」を表す単語って、ないのでしょうか? 「逆恨み」を表現する時は、どうしても文章で 説明しなければいけないのでしょうか。
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はじめまして。 「恨み」は単純に英語のvengeanceでいいと思います。 vendettaはイタリア語で、コルシカ島における侮辱や殺人に基づく「仇討ち」「復讐」「近親復讐」が語源で、英語では感情を伴う「仇討ち」のニュアンスで使われています。 アメリカで勢力を伸ばしたコルシカマフィアの影響で、この語が米口語に定着したものと思われます。 つまり、伊語で「復讐」のことですから、英語だとさしずめvengeanceに相当します。Vengeanceもvendettaと同じく「感情を伴う執念深い恨み」を意味しますから、英語の文での使用ならvengeanceで十分だと思われます。 いずれの語も、逆恨みのニュアンスを出すには、逆恨みの性質や文脈に応じて、適切な形容詞を添えて表した方がいいと思います。 例: unfair vengeance unjust vengeance 「不当な逆恨み」 例えば、正しいこと、法律にかなったことを注意した人に対する、恨み unilateral vengeance 「片務的な(一方的な)逆恨み」 例えば、相手が自分の思い通りにならないことに対する、恨み irrational vengeance 「不合理な逆恨み」 例えば、相手の態度が気にくわないというだけに対する、恨み unreasonable vengeance 「無分別な逆恨み」 例えば、理不尽な要求を断られたことに対する、恨み paradoxal vengeance 「逆説的な逆恨み」 例えば、本来なら自分が罰せられるところを相手がかばってくれたために、相手が正義のヒーローになったりした場合、ジェラシーからくる相手に対する、恨み などなど、どの形容詞も多用な意味合いで使われると思いますので、フィーリングの合う形容詞と合わせて使われるといいでしょう。 なお、断定を避けてa kind of「一種の」「~のようなもの」としてもいいでしょう。また、伊語のvendettaの語感の方がお好みなら、同じ意味で英語でも借用語として用いられていますので、上記のvengeanceをvendettaに変えるといいと思います。 以上ご参考までに。
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- jayoosan
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9さんの解釈であっていますよ。「お門違い」ってことです。 ただ、私は9さんにコメントしたわけではなく、別の話題で「積年」という話や、むかしのイタリアの話にひかっかったので、そういう使われ方に限らないよ、コメントしただけです。
お礼
再度のコメントありがとうございます。 今回、jayoosan さまには大変お世話になりました。m(_ _)m これからもこちらのカテゴリーで、いろいろ質問させていただく ことと思いますが、また私の質問がjayoosan さまのお目にとまられ ました折には、ご回答よろしくお願いいたします。
- code-bleu
- ベストアンサー率33% (2/6)
自己紹介をしてなかったですが、アメリカで生まれ育ったアメリカ人です。父は日本人なので小さい頃から日本語は習ってきました。英語で息をし、日本語で泳ぐ溺れるしてます。 >He seems to have some sort of personal vendetta against you. これは「彼はあたたに対して個人的な恨みを持っているようだ。」と訳せますがvendettaはただ単に恨みを持っているのではなく、復讐を狙っている、復讐行為(嫌がらせ)を行っているとの意味があります。 そしてvendetta が不当な逆恨みか筋が通っている復讐かは、そのvendetta の捉え方によって判断は違うでしょう。V for Vendetta(映画)観られましたか?主人公は政府に恨みをもつテロリストです。彼の恨みが正当化できるかどうかは政治的な意見です。そして彼の行動はまさに「江戸の仇を長崎で討つ」です。政府が行った実験の仇に街全体を爆発する。それとも、私の「江戸の仇を長崎で討つ」という日本語の理解が足りないのでしょうか?
お礼
再度のご回答、本当にありがとうございますm(_ _)m ところで・・・、 アメリカの方だったんですね! 言われるまで(#7の回答を読んだときには)考えだにしません でした。(すっかり回答者さまは日本人だと思い込んでおりました。) >日本語で泳ぐ溺れるしてます。 だなんて、ご謙遜を!! 全然、溺れていらっしゃいませんよ~。 さて、 >vendettaはただ単に恨みを持っているのではなく、 >復讐を狙っている、復讐行為(嫌がらせ)を行っているとの >意味があります。 とのことですが、日本語で「逆恨み」といった場合、 「ただ単に心に怨念をもっているだけのケース」と 「実際に復讐行為に及んでしまうケース」に大別できるような 気がいたします。 英語の"vendetta" もそのようですね。 ところで、"V for Vendetta"。 まだ見ていません(T_T) でも面白そうですね! 是非、見てみたいと思います。 「政府が行った実験の仇に街全体を爆発する」との内容だ そうですが、これこそまさに「江戸の仇を長崎で討つ」 だと思います。 ***************************** 外国語というのは、その言語圏で実際にネイティヴの方々と 交流して身につけていくのが一番なんでしょうが、あいにく 日本で生活している私には、その機会はなかなかありません。 ですので、分からないことがあれば、これからもこのサイトを どんどん利用させていただくつもりですが、また私の質問を キャッチしていただきました折には、どうぞご回答よろしく お願いいたしますネ (^_-)☆ code-bleu さまにご回答いただけて、とってもラッキーでした!
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
管理ページが重くてログインできなかったので、レスがついてることに気がつきませんでした。すいません。 >"unreasonable vendetta" でも文章の構造的にはいいとおもいます。が第三者には言えても、その逆恨み本人には言ってもしょうがないな、という意味での説明でした。 ところでイタリアの話ですが、ネットの辞書にも載ってますよ。たぶん多くの人は、そういう情報からここに書いているのでしょう。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&stype=1&dtype=2&p=vendetta しかし、私にメールをくれたアメリカ人は、その「事」がおこった翌日に応援のメールをくれました。 そこには、江戸だろうが、イタリアだろうが、歴史的な意味での「積年」「長年」的な時間経過は、その時の「恨み」に関係していないわけです。 このような生きた言語の使い方は、私は日本の辞書から離れて、すぐに取り入れるようにしています。 なぜその人がアメリカ人かとわかったかというと、横田ベースのパイロットと教えてくれたからです。 以上、参考まで。
お礼
再度のご回答、本当にありがとうございますm(_ _)m >生きた言語の使い方は、私は日本の辞書から離れて、 >すぐに取り入れるようにしています。 本当にその通りですね。あまり辞書の説明にとらわれているのも よくありませんよね。 数冊の辞書で "vendetta" を引いてみましたが、 2)長期の激しい怨念 となっています。時間の長い、短いの感覚は人によっても 異なってくるのでしょうが、しかし”「事」がおこっ”てからの 一日を”長期”と考える人はあまりいないでしょう。 >He seems to have some sort of personal vendetta against you. を書かれた方はアメリカ人とのことですが、 もしもノン・ネイティヴがこのような意図の文を書きたいとき あまりにも辞書の説明にとらわれすぎていると、 "vendetta" は辞書で「長期の」となっているから、 一日しか経っていないこのシテュエーションでは使えないよな と適切な英語表現を見逃してしまいますよね。 以前、翻訳家の方が「わたしは英和辞典・和英辞典は使わないで 専ら英英辞典を使うようにしている。英和辞典・和英辞典を みてしまうと、そこに書いている日本語にとらわれてしまって 良い訳ができない。」とおっしゃていたのを思い出します。 生きた英語はネイティヴの雑誌、新聞、メディアによっても 触れることができますが、しかし自分の実体験の中で触れた 英語というのが一番身につくような気がいたします。 回答者さま、(苦い思い出ではあるかもしれませんが、)貴重な 経験をなさいましたね。
- code-bleu
- ベストアンサー率33% (2/6)
Vengeanceは復讐、仕返し。Vendettaはあだ討ち(Corsica島であってます)。「江戸の仇を長崎で討つ」は本当にぴったりですね。Resentmentは恨み、憤慨です。共働きなのに家事を手伝わない夫に対して心に持つ恨みはresentmentでしょう。しかし「逆恨み」というのは、それよりも質の悪い恨みのような気がするので、grudgeはどうですか? "I don't understand why you are holding such a grudge against me. What have I ever done to you?" 「どうしてそんなに私に対して恨みをもっているの?いったい私があなたに何かした?」 そう訴えれば恨みをもたれる覚えなんてない、つまりその恨みは逆恨みと伝わるでしょう。
お礼
ご回答ありがとうございます。 "grudge" ですか! ←これは思いつきませんでした。。。 確かに「逆恨み」とは、”質の悪い恨み”ですよね。 (本当にこのサイトに質問させていただくと、賢くなります。) >"I don't understand why you are holding such a grudge > against me. What have I ever done to you?" >そう訴えれば恨みをもたれる覚えなんてない、つまりその恨みは >逆恨みと伝わるでしょう。 確かに適切な表現方法ですよね。教えていただいた文(↑) 丸暗記いたします。 しかし、この文を使わなければいけないような状況に陥らない ことが一番なのですが(笑)
- Wendy02
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こんにちは。 vendetta というのは、「江戸の仇を長崎で討つ」っていうことで、積年の恨みのことだと思います。関係ないとは言わないけれども、直接的な意味にはならないでしょう。 「逆恨み」は、ネットでも時々あることで、ちょっと親切心で間違いを注意したばかりに、後々、何ヶ月も渡って難癖をつけてくることですね。普段は、一般人と同じでも、内面的に不安感が強く、被害妄想的(persecution complex)な傾向なある人で、たいていは、人格障害(Personality Disorder)のいくつかの分類に入るのではないかと思いますが、過度の状態になければ精神疾患とはいえません。 親しくなりたいという欲求と、それを拒絶されるのではないかという不安から、相手が、自分の思惑と違う反応が出ると、継続的(persistent)で、非常に非論理的な反応(illogical response)をするわけです。通常は、犯罪(criminal offense)にまでは及びません。 概して、「逆恨み」とは、相手から、理屈に合わない怒り(unjustifiable resentment)を持たれることだと思います。相手に攻撃(attack)をすることで、相手は、その非論理的な反応に驚くわけです。つまり、「逆恨み」なのか、と分かるわけです。しかし、その不条理(absurdity)には、常人の理解を超えたものがあります。 単に「逆恨み」という単語だけでは、その背景を説明しないと、日本語だけでも、うまく人には伝わらないと思います。いわゆる垂直訳というか、そのまま、和英辞典のような英単語に割り振りするのは、少し難しいと思います。 それは、ともかく、人というものは、何に対して腹を立て恨みを残すか分からないものもあります。キリスト教には、「我が為せる、知らざる罪を許し給え」という祈りの言葉がありますからね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >単に「逆恨み」という単語だけでは、その背景を説明しないと、 >日本語だけでも、うまく人には伝わらないと思います >いわゆる垂直訳というか、そのまま、和英辞典のような >英単語に割り振りするのは、少し難しいと思います。 本当にそうですね。 今回、こちらに質問させていただいて、「逆恨み」とひとことで 言っても、いろいろなシチュエーションが想定されるということに 気がつきました。なので、状況に応じて、適切な英語表現を 考えなければいけませんね。 「逆恨み」が、総じて”非常に非論理的な反応(illogical response)” ”理屈に合わない怒り(unjustifiable resentment)” ”不条理(absurdity)”な感情という点では、共通しているのだと 思いますが、それから先、恨む相手に対して 行動(逆襲)=”犯罪(criminal offense)”に出るかどうかで また表現も変わってくるでしょうしね。 しかし、 >通常は、犯罪(criminal offense)にまでは及びません ↑おっしゃるとおり、日本語の「逆恨み」といった場合、 必ずしも行動(逆襲)に出るとは限らない気がいたします。 行動(逆襲)に出ないで、心にその怨念を持っているだけでも やはり「逆恨み」というような気がいたします。 そして、そのような場合は、他の回答者さま方からも ご教示いただいた"vendetta" や"vengeance"を用いれば良いと 思いますが、"犯罪(criminal offense)"にまで及ぶと "vendetta" や"vengeance"では、なんとなく物足りないような 気がいたします。 この場合は、むしろ"a spiteful counterattack"の方が適切では ないかと・・・。 ところで、 >人というものは、何に対して腹を立て恨みを残すか分からない >ものもあります。キリスト教には、「我が為せる、知らざる罪を >許し給え」という祈りの言葉がありますからね。 とのことですが、まったくその通りだと思います。 自分の知らないところで恨みをかっている事だって ありますでしょうしね。 「逆恨み」でも"counterattack" にまで及ばず、相手の心の中の 執念で終わってくれれば「知らぬが仏」"Ignorance is bliss" で 済む話なんですけどね。。。
ANo.3のParismadamさんへ 間違ってたらすいません。 コルシカ島と書いてありますが、シチリア島ではないですか? コルシカはナポレオンが生まれた島でフランス領。 シチリアはゴッドファーザー(コッレオーネ)で有名な島(もちろんイタリア)です。 質問とは関係なくてすいません。
お礼
こんにちは。 リーダーズ英和辞典で "vendetta" を引いてみましたところ、 ●(Corsica, Sicily などにおける)殺傷に基づく代々の仇討ち、復習 とありました。 >質問とは関係なくてすみません。 だなんて、いえ、とんでもない。 >コルシカはナポレオンが生まれた島でフランス領。 >シチリアはゴッドファーザー(コッレオーネ)で有名な >島(もちろんイタリア)です。 私も回答者さまのおかげでひとつ(↑)賢くなりました。 ありがとうございました。
- komimasaH
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日本語の「逆恨み」にはいろいろな意味があります。 1)こちらが敵対心をもっている相手が、逆にこちらに敵対心をもつ counter-hostility という言葉があります。 2)こちらの好意を誤解して恨みをもつ hostility through misunderstanding とでも言うのでしょうか。 3)婦女暴行事件の被害者が警察に届け出たことを逆恨みし というような場合の「逆恨み」 このような場合が、他の回答者さんたちの回答にあたるのでは。 と思いつつ、逆恨みは心理状態であって、行為まで含む言葉では ないのではとも感じるのですが。
お礼
いつもご回答ありがとうございます(^^ わたしもこちらのサイトに質問させていただき、 日本語の「逆恨み」の示す範囲が広いことに改めて 気がつきました。 わたしの感覚としては、「逆恨み」というと >3)婦女暴行事件の被害者が警察に届け出たことを逆恨みし というような場合の「逆恨み」 のようなケースを思い浮かべてしまうのですが、 これからは「逆恨み」という言葉を聞いたとき、 どういうシチュエーションであるかを吟味して、 それにふさわしい形容詞を選ばなければいけませんね。 よく翻訳家の方々は、翻訳の勉強においては、外国語の勉強も 大切だけど、まずは母国語(日本語)を知りなさい、と口をそろえて おっしゃいます。いま、この言葉の意味をひしひしと実感いたします。 ところで、 >逆恨みは心理状態であって、行為まで含む言葉では >ないのではとも感じるのですが。 とのことですが、わたしも全く同感です。 プログレッシヴ和英中辞典で次のような例文を見つけました。 ・ 逆恨みを恐れて彼の不正を暴露しなかった Fearing a spiteful counterattack, I didn't expose his wrongdoing. しかし、この文において、「逆恨み」とは必ずしも "counterattack(逆襲)" ではないような気がするのです。 日本語で「逆恨み」というと、必ずしも行動にうつすとは 限りませんよね。回答者さまがおっしゃられるように、 たとえ行動にはうつさなくて、胸の内に怨念を秘めていることも、 立派に(?)「逆恨み」だと思うのです。 言葉って、本当に奥が深いですねw
単語はないです。 vendettaは文脈によっては素晴らしいカラフルな表現ですが、昔のことに対して長い間たまった恨みという意味ですね。(恨みが正当化されようがされまいが)過去の歴史の恨みなどにはぴったりです。個人的な恨みにも使えます。 日常表現では長くなるでしょうね。 That's so unfair. He was only trying to help her out.などなど。 さて、「逆恨みに」対するぴったりの単語はありませんが、一つだけ関係する熟語を紹介すると "kill/blame/shoot the messenger" (3つとも同じ意味) という表現があります。昔の王様が、都合の悪い事実を伝えに来た死者を怒って撃ち殺してしまった状況を想像してみてください。これはあくまで比喩ですが、shoot the messengerとは、何か悪い状況が発生したときに、問題に建設的に対処したり、実際に問題を起こした人を怒るのではなく、それを教えてくれた人を逆恨みすることです。 全ての逆恨みに使えるわけではないですが、このような状況では非常によく使われる表現なので覚えておくといいと思います。 参考までに
お礼
ここに質問させていただくと賢くなります。 "kill/blame/shoot the messenger" >何か悪い状況が発生したときに、問題に建設的に対処したり、 >実際に問題を起こした人を怒るのではなく、それを教えてくれた人を >逆恨みすることです。 はじめて知りました。 でも、こういう >昔の王様が、都合の悪い事実を伝えに来た死者を怒って >撃ち殺してしまった のようなエピソードのある熟語って、知ると楽しくなりますねw "vendetta" に関しては、「積年の恨み」っていう感じなので しょうか。「怨念」というか、恨みでも少し程度が深い感じが いたしますね。 「逆恨み」とひとくちに言っても、状況はさまざまでしょうから その時々の表現方法は、日常の中で身につけていくのが一番 なのでしょうが。。。 (時には、 >That's so unfair. He was only trying to help her out. のように、文章でしか意味を伝えられないことも起こりうるで しょうし。。。) ご回答いただき、誠にありがとうございました。 回答者さまに私の質問をキャッチしていただけて 本当にラッキーでした。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
以前ネット上の掲示板で、日本の歴史を批判する英語の投稿をみつけ、投稿した内容が間違っていることを歴史的事実をつけて反論したところ、投稿の落ち度を突かれて逆恨みされたのか、つきまとわれたことがあります。 相手は、英語の達者さやスラングからアジア圏の人間ではなく、ネイティブだと思います。 そのとき、それを読んだ別の投稿者(日本在住のアメリカ人)から、 「あなたののスタンスは証拠を提示しているだけで正しい。なのに、相手は He seems to have some sort of personal vendetta against you.(彼は個人的な怨みをもっているようだ。)」 と書いてメールを送ってくれました。 vendettaはそれ自体が、「個人的な恨み、かたき(あだ)討ち、怨恨」のような意味があります。 逆恨みは、日本語では客観的には「(当事者や他人からみて)不当な恨み」となるせいか、undue resentment(不当な怒り、敵意) という語を当てるケースもあるとおもいますが、逆恨みしている本人は、それが正当だと思っていると思います。 このvendettaをみたとき、どの角度からみてもぴったりだと思いました。 後半の >>どうしても文章で説明しなければいけないのでしょうか。 の部分は意味がよくわかりませんでしたが、単語1発でそのものがないのか?という意味でしょうか。
お礼
早々のご回答、ありがとうございました。 なるほど! "vendetta" を使えばよいのですね。ただ、日本語で「逆恨み」と いった場合、ただの「恨み」ではなく、「(理不尽な)恨み」で あるような気がいたします。 なので、"vendetta" だけではなく、"unreasonable vendetta" の ように、形容詞をつけなくても"vendetta" だけで良いのでしょうか。 (>逆恨みは、日本語では客観的には「(当事者や他人から >みて)不当な恨み」となるせいか、undue resentment(不当な >怒り、敵意)という語を当てるケースもあるとおもいますが、 >逆恨みしている本人は、それが正当だと思っていると思います。 とご回答いただいていますが。) >後半のどうしても文章で説明しなければいけないのでしょうか。 >の部分は意味がよくわかりませんでしたが、単語1発でそのものが >ないのか?という意味でしょうか。 とのことですが、そうです。単語一つで「逆恨み」を言い表すことが できないのかなと思って質問させていただきました。 和英中辞典で「逆恨み」を引いても・・・ ◇逆恨みする| 〔相手の好意に対して〕think ill of ((a person)) who meant to be kind; 〔恨まれるはずの人が反対に恨む〕blame others when it is oneself who is to blame ・ 逆恨みを恐れて彼の不正を暴露しなかった Fearing a spiteful counterattack, I didn't expose his wrongdoing. のように記載されているので、「逆恨み」はどうしても単語一語で 表現することはできないのかな?と思案しておりました。 (余談ですが、例文の"a spiteful counterattack" はちょっと 「逆恨み」の訳としてピッタリ当てはまらないような気がいたします。 日本語で「逆恨み」といっても、必ずしも逆襲することを意味していませんよね。 (行動にはうつさなくて)心の中で執念深く怨んでいるだけでも 「逆恨み」ですよね。) 和英辞典ばかりには頼らないで、回答者さまのように生きた英語を その都度、身につけていくのが大切ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 回答者さまのお名前、よく存じております。 以前より、「一度、是非ご回答いただきたいなあ。」と 思っておりました。 わたしの憧れの回答者さまでいらっしゃいます。 ところで・・・ >いずれの語も、逆恨みのニュアンスを出すには、逆恨みの性質や >文脈に応じて、適切な形容詞を添えて表した方がいいと思います。 とのことですが、私もこちらに質問させていただいて、改めて 日本語の「逆恨み」が多義的であることに気がつきました。 ひとくちに「逆恨み」といっても、回答者さまがご教示くださった ように、さまざまなシチュエーションが考えられますよね。 なかでも、 >paradoxal vengeance >「逆説的な逆恨み」 >例えば、本来なら自分が罰せられるところを相手がかばって >くれたために、相手が正義のヒーローになったりした場合、 >ジェラシーからくる相手に対する、恨み っていうのは、なかなか興味深いですねw >フィーリングの合う形容詞と合わせて使われるといいでしょう。 とのことですが、自分の気持ちをできるだけ適切に表現できるように なるためには、実際にその言語圏で、身につけていくのが理想的なの でしょうが、日本で生活している私にはなかなか、その機会がありま せん。。。 ですので、またこれからも、こちらのサイトでいろいろ英語の 質問をさせていただくことになると思いますが、またその節には どうぞ、ご回答よろしくお願いいたします。