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ミレ-作の「オリビア」という連作の絵画について
オリビアという名前の絵なんですが、数点の連作でオリビアという 女性の日常生活を描いていて最後に絵の中でオリビアが死んでいる姿を 描いて終わるという作品です。 本の出版がありました。 たしか作者はミレ-だったと思うのですが(ドラクロアかどうかは不明) 詳細な情報が知りたいです。 また、その情報があるHPなどがあればとも思います。 ご教授お願いいたします
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前回のご質問のときも書きこませていただいたmamboです。ミレーらしい、ということがおわかりになったんですね。私もこのミステリアスな話に興味を持ち、真相をぜひ知りたくて、時々調べています。何かヒントがないかな、と手元にある「西洋美術史」という本をぱらぱら見ていたら、気になる絵が載っていました。ミレイの「オフィーリア」(1852年、英国テートミュージアム蔵)。見方によっては死に顔にも見える。それに、「オリビア」と「オフィーリア」、ちょっと聞いた感じ似ている。おっしゃっていたミレーとミレイ、まったくの別人ですが、名前がそっくり。ミレイは、John Everet Millait、ミレー(落穂拾いで有名な)は、Jean-Fransois Millet。remonpakiraさんは、この話をどなたかから聞いたのですか?どこかでお読みになったのですか?もし、聞いたのだとしたら、この辺の推理はあたっているかな、と思います。 ミレイの「オフィーリア」について、インターネットで調べてみたら、興味深いエピソードが載っていました。ミレイはラファエロ前派の画家ですが、エリザベス・シダルという女性をモデルにハムレットのオフィーリアが自殺しようとしているシーンを描きあげました。この女性、実は、同じラファエロ前派のダンテ・ガブリエル・ロセッティという画家の妻で、彼はシダルをモデルに多数の作品を描いています。そして、その後、シダルは自殺か事故かわからない理由で亡くなり、ロセッティは彼女の追悼の意味をこめて、彼女をモデルに、これまた有名な「ベアタ・ベアトリックス」という作品を描きます。 以下が私の推理です。 オリビアという女性の連作→オフィーリアという絵のモデルになった女性の連作(ただし、違う画家によって描かれた) 作者はミレー→ミレイ 死に顔→死んでいる設定の絵 死に顔の絵で終わる→死後、彼女の絵がかかれた(彼女をモデルに描いた絵はこれ以降ない) う~ん、やっぱり、違うかなあ? テレビ東京の「美の巨人」でミレイとロセッティが過去にとりあげられたらしく、サイトを見つけましたので、ご参考までに。この時代の画家のことは、今回初めていろいろ読んで知りましたが、人物関係が込み入っていて、調べれば調べるほど、おもしろい事実がわかりそうで、おもしろかったです。いつか本も読んでみたいです。(週間美術館という雑誌の18号がまさにミレイとロセッティの特集だそうです) http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/020427.htm http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/picture/001223.htm
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- salome88
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こんばんは。 私も#1のmamboさんのお説が有力なような気がします。 ジョン・エヴァレット・ミレイなどラファエル前派の画家達によって (A・ヒューズ、ウォーターハウスなど) 「オフィーリア」という題名の幾つかの作品が描かれています。 そのうち、死の場面を描いたミレイの作品が一番有名です。 彼がこの絵を描く為にモデルのエリザベスは長時間バスタブの中で 水に浸かっていなければならず、ひどい風邪をひいたそうで 後からその治療代もミレイが支払ったという話です。 あと国も派も違いますがドラクロアにも「狂乱のオフィーリア」 という題名の絵がありますね。
お礼
ご回答有り難うございました。 お礼が大変遅くなりまして申しわけありませんでした。 お話大変ためになりました ありがとうございました
お礼
二度ものご回答ありがとうございます。 お礼が大変遅れまして申しわけありませんでした。 教えていただいたURLの中にオリビアありました。 ようやく出会えました。ありがとうございました