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名詞プラスto不定詞ではナゼ間違い?

1.Did you have any difficulty finding your way here?→○ 2.Did you have any difficulty to find your way here?→× なぜ2.の表現(to find)では間違いなのでしょうか? ネイティブの英語教師に聞いても分からないと言われました。 同様のセンテンスを探してみたのですが、一つしか見つかりませんでした。 We have no problems finding accommodation.→○ We have no problems to find accommodation.→× 他にもこのような形をとる例をご存知でしたらおしえてください。 よろしくお願いいたします。

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  • Parismadam
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回答No.2

こんにちは。7/21のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 1.ご質問(1): <なぜ2.の表現(to find)では間違いなのでしょうか?> (1)このto不定詞は形容詞的用法として、前の名詞difficultyを就職していますが、形容詞的用法のto不定詞には、修飾する名詞と不定詞の間に「目的関係」または「主格関係」が生じてしまうからです。 例: 1)目的関係: a book to read「読むべき本」「読むための本」 something to do「するべきこと」「するためのこと」 *「本」は「読む」の、「何か」は「する」の動作の対象を表す目的語になっています。 2)主格関係: the first to come「最初に来る人」 *「最初の人」は「来る」の主語になっています。 (2)have any difficulty to find your wayにしてしまうと、difficulty「困難」はfindの目的語か主語にならなくてはいけませんが、findには既に別の目的語your way「道を(見つける)」が接続しており、主語と考えると文意が通じず、正しい形容詞的用法とは言えません。 (3)この不定詞の使い方では、difficulty「困難」=to find your way「道を見つけること」という、同格の関係になっていると考えることもできます。 訳例: (直訳)「ここまでの道を見つけるという困難(がありましたか?)」 しかし、形容詞的用法のto不定詞には、このような同格の用法はないのです。同格のような訳に見えても、目的格になっています。 (4)もし、同格の用法をあらわすなら、同格を表すof+動名詞が用いられ any difficulty of finding your way 「道を見つけるという困難」 で表します。 2.Did you have any difficulty finding your way here?→○: (1)このfindingは動名詞で、前置詞inを伴って、 have difficulty in ~ing「~するのに困難がある」 というイディオムになります。 (2)このinは「条件」の働きをする前置詞で、以下の用法と同じです。 例: in that case「その場合には」 (3)have difficulty (in) findingの直訳は 「~するにあたって困難がある」「~する場合に困難がある」 という、inに条件の意味を含んだ用法から、イディオムのような訳に転じたのです。 このinは、口語では省略されることもあり、ご質問文は省略された形になっているのです。 (4)ちなみに、1で提示した同格のof+~ingの場合は、前置詞ofは省略されることはないので、ご質問文は同格の用法にはなりません。 3.We have no problems finding accommodation.→○: (1)これも、上記と同じ理由で動名詞findingが正解です。つまり、to不定詞で修飾している名詞problemsが動詞findの目的語・主語になっていないから、to不定詞は不適となるのです。また、(in)+~ingで「~するにあたっての(問題)」という条件を提示しています。 (2)次のような用法では、形容詞的用法のto不定詞も可能になります。 例: We have no problems to resolve.→O 「解決すべき問題はない」 problemsはresolve「解決する」の目的語になっています。 We have no problems to make the relation worse.→O 「関係を悪化させるような問題はない」 problemsはmake the relation worse「関係を悪化させる」の主語になっています。 4.ご質問(2): <他にもこのような形をとる例をご存知でしたらおしえてください> 「~するという考えがある」 I have an idea (of) ~ing(O) I have an idea that S+V(O) I have an idea to do~(X) 最後のto不定詞は、形容詞的用法ですが、同格の働きがないので正しい用法ではありません。口語では使う人もいますが、正しい英語の使い方ではありません。 以上ご参考までに。

whitireia
質問者

お礼

いつもながら鋭く、かつ分かりやすい説明ありがとうございます。Parismadamさんの深い考察力と知識には脱帽です。 すっきりしました。あとは同様の表現を見たときに自然に感じることができるよう訓練したいと思います。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • googoo1956
  • ベストアンサー率47% (623/1316)
回答No.4

>名詞プラスto不定詞ではナゼ間違い? >1.Did you have any difficulty finding your way here?→○ >2.Did you have any difficulty to find your way here?→× >なぜ2.の表現(to find)では間違いなのでしょうか? >他にもこのような形をとる例をご存知でしたらおしえてください。  分かる範囲でお答えします。まず「名詞+to不定詞」や「名詞+~ing」というとらえ方に問題があるように思います。例文では、difficulty finding となっていますが、これはアメリカにおける現代的な表現であり、19世紀においては、difficulty in finding も使われていました。イギリスにおいては、現在でも、difficulty in finding と表現する人もいます。すなわち、ここで使われている構文は、別の方の説明にもあるように「have+difficulty+(in)+ing」という構文なのです。  同じように以前は「in」が用いられていたが現在では省略されるケースが多い例文としては、下記のようなものがあります。 (1) I'm busy (in) preparing for an examination http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=busy&stype=1&dtype=1 (2) I spend every Saturday (in) playing baseball http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=spend&stype=1&dtype=1 (3) Be careful (in) crossing the street. http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=careful&stype=1&dtype=1  3つの例文はすべて「in」が省略可能であるという点で問題の例文と共通点があります。ただし、「~ing」の前の品詞が形容詞だったり動詞だったりしていて、問題の例文とは異なります。それこそが、ここで用いられている「(in)+~ing」と「前の品詞」との関係が薄いことを示していることになります。  したがって「(in)+~ing」の前の品詞は「名詞」である必要はなく、その結果「同格」という意味合いも全くありません。ここで使われている「(in)+~ing」の意味は、前の品詞とは関係なく「~するときに(は)、~する場合に」だと考えられます。すると、ご指摘の例文の日本語訳は、「ここへ来る道をさがす(ときに)苦労をしましたか。」となります。結局、問題の英文を同格(の不定詞)を使った英文に書き換えるということ自体が、そもそもあり得ない前提ではないかと思います。  次に「Did you have any difficulty to find your way here?」という文自体もおかしいということを指摘しなければりません。その理由は次の通りです。  質問者は「difficulty」と「to find way here」を同格だと考えられたのでしょう。確かに「前の名詞と同格を表す不定詞は存在します。次のような例文が考えられます。 (4) I have no wish to go abroad. (5) I told her my decision to leave.  しかし、「difficulty」の後に「同格の不定詞」を続けることは英語の表現としてはありません。どうしても同格(?)を表したければ、「New York Times」の中に次のような表現はあります。ただし、「苦労する」という表現ではなく、「~する(ことの)難しさ/難易度」という意味ですね。 (6)  His title at Southern Hills and his second-place finishes at the Masters and the United States Open illustrate 【the difficulty of winning a major】 and of simply being in contention. http://www.nytimes.com/2007/08/14/sports/golf/14golf.html?_r=1&oref=slogin  拙い説明でしたが、いかがでしょうか。

whitireia
質問者

お礼

適切なご指摘と多くの説明、具体的な例をおしえていただきとっても参考になりました。お金を払って学校に行ってもおしえてもらえないことをタダでおしえていただけるなんて本当に恐縮です。ありがとうございました。

  • stepper1
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.3

ネイティブではありませんが、英語勉強に苦労してなんとかなったものです。 私の中では英文法ともかくでなく、ing=~の事で、to=目的(その他もありますが…)という感じの認識です。 accommodationを探す「事に」苦労しなかった。 ここに来る「事に」なにか大変でした? という具合に、名詞節にくくるのがing、 「するために」「~の目的で」というのがtoというのが(例外がいっぱいあるのですが)勉強してたころはコレで通じさせてましタネ・・・。

whitireia
質問者

お礼

stepper1さんのおっしゃるとおりイメージを頭の中につくりあげるのはとっても大切なことだと思います。ありがとうございました。

回答No.1

 はじめまして。have difficulty (in) ~ing =「~するのに苦労する」という慣用表現で、いわゆる、そういう「きまり」というやつです。 Wisdom 英和中辞典より I had (great) [had little] difficulty ( かたく in) losing weight. 体重を減らすのに(大変)苦労した[ほとんど苦労しなかった](... difficulty to lose weightとしない)  基本的にこの~ing は動名詞でして(もともと have difficulty in ~ing という形が正式で in が省略されても可というもので、~ing は、前置詞 in の目的語ですから、動名詞なのです)、    同類の表現は、動名詞の慣用表現で、  spend time ~ing, I spent my entire summer vacation studying for the exam.  が思いつきますが、 ・動名詞の慣用的用法 動名詞の慣用的な用法には、下記のようなものがあります。 1. feel like -ing ~したい気がする 2. look forward to -ing ~するのを楽しみにする 3. cannot help -ing ... ~せずにはいられない 4. It is no use -ing ~しても無駄 5. It is worth -ing ~する価値がある 6. be used to -ing ~に慣れている 7. On -ing, ~ ~するとすぐに(As soon as ~) 8. in -ing, ~ ~するときに 他にも、いろいろあるのですが、これくらいで。対応する例文です。 1. I feel like eating sushi. 寿司を食べたい気がする。 2. I'm looking forward to visit you. あなたを訪問するのを楽しみにしています。 3. I cannot help folling love with you. 愛せずはいられない。 4. It is no use helpng him. 彼を助けても無駄です。 5. It is worth watching the program. その番組を見る価値がある。 6. He is used to taking care of children. 彼は子供の世話に慣れている。 7. On closing his eyes, he slept. 目を閉じるとすぐに眠った。 8. In my watching TV, don't talk me. テレビを見ているときに、話しかけないで。  などが有ります。

whitireia
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございました。

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