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大学卒業後の進路について
調べた限りでは過去に同様の質問が見受けられませんでしたので、ご相談させていただきます。 私は東京大学文科一類2年の女子です。進振り後は法学部におそらく進学します。実定法よりも主に政治哲学や基礎法、現代思想のほうに興味があり、大学でもいくつかのゼミに参加するなど、今は自分の学びたいことを学べていてとても充実しています。大学に入学したのも、学問を志したいからであり、直接的に職業選択のためではありませんでした。 しかし、現実はそうもいきません。いくら勉強が好きだといっても周囲の研究者志望の友人らを見れば、自分の非力さは明らかで、努力で克服できるものではありません。また、研究職よりももっと最終的には直接社会と関わりたいという思いもあるため不向きであると言えます。 そこで他の多様な選択肢の中から将来を決定しなければなりませんが、インターンシップやOB訪問を繰り返しても、この大学のこの学部から多くが進む(1)法曹、(2)官僚の道にも特に魅力を感じることができませんでした。そうなると、(3)民間という選択肢が残りますが(学部内ではこの「序列」が常識であるという現実があるため、ここではそれに沿っています)、先輩方のお話を聞いたり説明会に参加しても「自分のやる仕事である」という印象は持てませんでした。(申し込んだ今夏インターンシップは不合格という結果をいただいたので残念ながら実体験することは難しくなりました。) このような悩みを持っている同級生は少ないわけではなく、たびたび相談し合ったりしていますが、いまいち埒があかず、思い切って大学の外部の方の意見を伺いたく今回ご相談させていただきました。 私の基本的なスタンスとしては、公務員やコンサルのような(自分にとってやり甲斐があれば別としても)激務ではなく、睡眠時間が確保され、願わくば家庭との両立が可能で、空いた時間に自分の読書ができ、どこかで社会に貢献(しているという自己満足でも)できればそれで十分であります。 進路というものは、誰かにアドバイスをいただいたからといって切り開けるものではなく、自分で開拓していかなければならないものですが、今社会人として御活躍中の皆様がそのように自分の将来と向き合い、進路を決定していったのか、人やものとの出会いや考え方の変遷など、お時間があればお教え下されば幸いです。また、私の考え方の偏狭さを指摘して、他の選択肢を提示していただいても構いません。よろしくお願い申し上げます。 (補足:アルバイトを経験して社会を知るという方法も有効ではありますが、直接の職業選択にはつながりにくいことを私自身の経験では認識しております。)
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私は50を過ぎた働くおばちゃん、子供が2人。 上の娘が、今年3メガに就職いたしました、一般職ではありません。 今のところ、激務ということもなく、めでたい日常で毎月のようにある、資格試験を地道にクリアーしていくだけです。 今後はわかりませんが、この程度なら、民間企業もその射程に入れても よろしいのではとおもいます。 ただし、子育てはやはり、ピンチヒッターが常に居るような状態でないと難しいかもしれない。 いまどきの男女雇用均等状況が現場ではどうなっているかわかりませんが、 私自身のときには、やはり、子供をおなかに抱えての、外資での激務は継続できませんでした。 ですので、自分自身のライフサイクルに合わせて、転職を何回か。 職種は、様々です。 ただし、職住接近と、子育て優先のために正社員ではあるが、 時短と、持ち帰りでの仕事の消化の許可をもらいました。 ただ、あなたの「立派な学歴」を持っていると、中途半端が許されないので トップクラスのところでのんびりやる工夫をするか 何もしないかしか、のどちらかしか、 おそらく選択できないかもしれない。 職場として、私のところでは有資格者以外の人材(事務系)をすべて派遣、それも 年次契約での社員に切り替え人件費の切り下げを図っています。 マーチ以上のところは採用しません。 氷河期のころには結構な人ばかりが沢山来ました。 一応、派遣先が医療系の教育機関なので、婿さん探しという目もあるのかも知れない。 あまり女性のライフサイクルを意識することもないのではないかと思います。 普通に、トップを目指す就職をされ、ライフサイクルにあわせて、 工夫していくことでクリアできるでしょう。 ただし、生活自体に工夫は必要です。 24時間は誰も一緒ですから。 通勤時間を短くすることで時間を捻出する。 家事のいろんな意味でのアウトソーシング。 (宅配、クリーニング、シッター等) 人脈の利用(保育園のママともは大切です) もちろん、自身の健康管理が最重要課題です。 おそらく、専業主婦は退屈だと思います。 だから、潔く、自分の欲求を認めたほうがいい。 その上での、生活の工夫を日々凝らす。 お金で解決のつくことはできることは全部する。 高々、5-6年ぐらいのことです。 専業主婦も合計して2年半(妊娠時とその後の育児期間、二人分)ぐらいありますが、コレがずーっとかとおもうと、つらいものがあります。 能力と体力と、肝心なのは、その暇つぶしとしての人生をどのように考えるかだと思うのです。 のんびり、専業主婦するのも、その境遇が許されるなら贅沢な選択でしょう。 ただ、自身の矜持として世界が狭いのはどうも好きではない。 今は、子育てもほぼ終わり、半分引きもりの18の息子を外に連れ出すことを目的として、観劇したり、コンサートにいったり、 読書会などに参加したりです。 気持ちとしては、子育ても長丁場です。 おそらく、この状態の息子を専業主婦していたら、私の方が 耐えられなかったでしょう。 定年もそろそろ見えてきました。 民間企業をいくつか渡り歩いて、それなりに面白かったです。 長くひとつのことをやって、完成させていくのもありですが、 できることは何でも体験してみるという生き方もある。 できなくなったところでペースダウンすればいいのです。 コレが2人子育てしての感想です。 今は、仕事と、健康のためにトライアスロン。 老後も楽しみがあると、若いころにかじった趣味で和裁を 日々、たのしんでもいます。
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- t750083379
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以前友人だったお子さんの例ですご参考になりますか。 不明ですが、少し立場があなたと似ていますのでご紹介します。 参考になるかはアナタ次第です。 以前友人の長女です。がとても優秀な成績で某有名大修士課程を終え、 某国の某有名大で専門修士課程で確か\\文学を専攻とかです。 もう長いです。 学費も国費の補助かなんかで殆ど自己負担はなく、 両親の面倒はなく本人の努力で頑張っている様です。 女性です。年頃です。彼氏は国内某有名大卒で某有名メーカへ勤務。 親の知らない所での☆★もあります。 本人は研究に専念し、目的を極めたい様子です。 恩人である日本の教授と某国の教授の受けの感触も良く、 順風そのものの様でした。 国内の某有名大への教授(講師から?)への道も希望がありました。 選考テストの面談も受けて見たようです。 問題は専攻の進路ウンヌンと人生最大の結婚問題です。 この両立のクリヤですか。専攻はあなたと違っても先輩の女の子が悩む事です。 結果は悲しい結果です。彼女は学問を選んだ様です。 続いて運悪く、国内の某有名大への教授への道のりも険しく、 思えば優秀と言われても、 天才で無い限り、その程度のクラスはゴマンといる事。 がその結果と第三者の私の考えです。 以後、彼女のお話はサッパリお聞きません。 参考にご両親ともあなたの先輩、です。 お父さまは現役某有名大教授(☆★博士号をお持ちです)で頑張りヤですが。 又、全く違う、某有名大教授で最後は某有名大学長までの方のお付き合いでは 全く自由奔放、今年も何人博士にしないと。とかノンキに言ってましたが、 私は助手の学生と思って、若い博士連中をこき使って居ました。 随分と失礼な仕事もさせてしまいましたが、その前向きな何かはやはり 今思えば常人とは違う所がありました。 中にはまるでバカ。 視野が狭く、これでは世の中友人一人もいない世界で何が人生と思う輩 も居ました。 忘れずに某有名大教授になった当時の若い博士連中の人から仕事のお話 があった時には人間関係の絆の大切さも教わりました。
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「思えば優秀と言われても、天才で無い限り、その程度のクラスはゴマンといる」 その通りです・・・。「秀才」と「天才」の間には努力では絶対に乗り越えられない壁があります。T大といっても「天才」は一握りです。私には彼らと競り合っていく見えない未来に身を投じる勇気も覚悟も、学問への情熱もありません。先生に少しでもお褒めの言葉をいただくと、「もしかしていけるのでは?」という根拠のない淡い期待を抱いてしまいがちな自分でしたので、良い戒めになりました。 私の彼氏も同じように悩んでいます。いつ結婚するか、出産するかは女性にとっては大問題ですよね。驚異的に両立するスーパーウーマンもいらっしゃいますが、自分にできるとは到底思えません(汗)。何が自分にとっての「幸せ」なのか、よく考えていこうと思います。大変参考になりました。ありがとうございました。
- t4-net
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私はあなたとまったく畑チガイ。 理系の女子でした。 研究職にあこがれつつもそれを目指すには 大学院へ行かなければならないし たとえそのような職に就いても自分の時間が確保できないので 悩みました。 ハローワークに通い、就職浪人寸前で 一番やりたくなかった営業職で採用が決まりました。 製造業だったので、製品の技術的な部分で他の文系営業とは 違った営業をさせてもらいました。 5年がんばって寿退社しました。 今は、お役所関係の事務パートです。 とにかく卒業までは学問に専念する。 仕事は結婚するまで理想より厳しい仕事をして 自分を鍛える。 結婚したら家庭と両立できる仕事に転職。 とりあえず、今は勉強したいことを勉強してください。 どんな道に進んでも、必ずそれが武器になります。 就職のことなんかあとでどうにでもなりますよ。
お礼
「とにかく卒業までは学問に専念する。仕事は結婚するまで理想より厳しい仕事をして自分を鍛える。結婚したら家庭と両立できる仕事に転職。」 なるほど・・・人生の先輩の含蓄あるお言葉ですね。ここに全てが凝縮されている気がします。そのときの生活の状況に合わせて無理なく仕事を調整できたらいいですよね。(その点では弁護士も魅力的ではあるのです・・・) 「とりあえず、今は勉強したいことを勉強してください。どんな道に進んでも、必ずそれが武器になります。就職のことなんかあとでどうにでもなりますよ。」 心強いです。バランスを取りつつ、自分に正直に生きていこうと思います。お忙しい中、ありがとうございました。
お礼
「ただ、あなたの「立派な学歴」を持っていると、中途半端が許されないのでトップクラスのところでのんびりやる工夫をするか、何もしないかしか、のどちらかしか、おそらく選択できないかもしれない。」 その通りだと思います。良くも悪くもあくまでも「」付きの「立派」でしかない学歴が、自分の気がつかないところで意外と大きく作用していることがあるように思います。 「ただし、生活自体に工夫は必要です。24時間は誰も一緒ですから。」 「できなくなったところでペースダウンすればいいのです。」 深みのあるお言葉です。現在片道2時間で通学しているため、他の友人らに比べて効率的な時間の活用が求められるにもかかわらず、満足にできない自分は将来仕事と家庭においてもうまくできないだろうと高をくくっている部分がありました。就職して都内に出れば通勤電車からも解放され、生活の助けになるツールは田舎よりもずっと充実していますものね。 今から悲観的になるよりも、やってみなければ分からないことの方が多いのではないか、という明るい感想を持ちました。何事にも自分に出来る限りのことを、ペースを考えながらやってみようと思います。 大変励みになりました。ありがとうございました。今後も様々な方面で御活躍ください。