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必読の本を教えてください!

大学生(社会科学系)です。 下の本の中で、学生のうちに高等教育を受けた者の教養としてぜひ1度は読むべき古典(今なお訳本を1冊読むべき古典)なのはどれでしょうか?夏休み中に2、3冊読んでみようと思います。 ルソー・社会契約説 ミル・自由論 カント・純粋実践理性批判、判断力批判 ロールズ・正義論 マキャベッリ・君主論 丸山・日本の思想 川島・日本人の法意識 ロック・市民政府論 ヴェーバー・プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 フロム・自由からの逃走 フロイト・精神分析入門 山本・葉隠(新渡戸は読みました) まとまりのない質問ですみません。 他にオススメの本がありましたらご紹介頂けると嬉しいです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • til-roo
  • ベストアンサー率25% (5/20)
回答No.4

別にこだわらずにどれでも読んでみるのが良いのではないでしょうか。 ただ、ある程度順序に注意すべき場合があるようにも思います。 例えばカントを読むとして、恐らく純粋理性批判より先に判断力批判を読んでも分かりづらいと思います。 また、ルソーでは社会契約論より先に人間不平等起源論を読めばいいと思います。 なお、ルソーは皆さん進めておられますが、ひょっとすると突拍子もないことを書いているから、驚いてしまうかもしれません。 丸山、川島は読みやすいでしょう。 西欧人ので、挙げられている中からは、ミルが、問題意識を理解しやすく、読みやすいです。 ロールズはお勧めできません。 自由論は重要文献ですが、いきなり取り組むには難しく、さらに悲惨な日本語訳によって、非常に読破が困難になっています。 カントは確かに難しいです。 ただ、他の思想家の基礎になっていることも多く、侮れません。 石川氏の新書「カント入門」と一緒に立ち向かうのがお勧めです。 君主論は面白いかもしれませんが、賢くなった気がしないかもしれません。 権謀術策を書いてるだけですから。 マルクスはやはり重要だと思います。 資本論は大著過ぎますが、では共産党宣言はいかがでしょうか。 (邪道ですかね・・・) このマルクスや、あとウェーバーなども、内容もさることながら方法論に着目すると良いと思います。 最後に、フーコー面白いですよ。

noname#38842
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 ルソーは人間不平等起源論をまず読んだ方が良いのですね。 社会科学を学ぶ以上はルソーは一応読んでおこうと思います。 ロールズは難しい上に訳がイマイチなのですね。 やはりカント三部作は難しいのですね。カント入門、さっそく手に取ってみようと思います。 フーコーが面白いですね。 いろいろ教えていただきとても参考になりました。

その他の回答 (3)

  • HANANOKEIJ
  • ベストアンサー率32% (578/1805)
回答No.3

清水書院「アダム・スミス」 新日本出版社「イギリス民主主義思想史」 未来社「イギリス市民革命史」 未来社「イギリス名誉革命史」上巻 イギリスの歴史を経済学の立場から読むなら、マルクス「資本論」をおすすめします。三千ページの大著です。新日本新書で13冊、単行本で5冊?かな。

noname#38842
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 資本論ってそんなに大作だったのですね。新書15冊とはすごい量ですね。4、500ページの専門書を読むのも一苦労なので、ちょっと手が出ないです… 英米法の成り立ちに興味があるので、イギリスの革命史もぜひ読んでみたいです。

回答No.2

一押しはフロムです。 あとはルソー、ウェーバー、フロイト辺りでしょうか。

noname#38842
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはりフロム・ルソーをまず読むべきなのですね。 フロイトも興味があるので読んでみたいです。 ヴェーバーはタイトルの長さに面食らってました。

  • harepanda
  • ベストアンサー率30% (760/2474)
回答No.1

フロムとルソーがいいです。 フロムは分かり易いし、ルソーはそれ以後の社会思想の基本です。 フロイトも面白いです。 カントは常人の読むものではないです。「この世に、経験とは全く無関係な純粋な理論というものは、存在するだろうか。わたしは、存在すると考える」と言っている人ですから。あなたがこれに同意する人なら、時間のたっぷりある時に、道徳形而上学の基礎あたりから読んでみてください。私は、経験と無関係な純粋な理論なんか存在しないと思いますけどね。ま、私の個人的な意見を言えば、カントは人間ではなく実は宇宙人じゃないかと思うことが多々あります。 後は、大して面白くないです。

noname#38842
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」はちょっと値段が高いので1年ぐらい買いそびれてたんですが、オススメということでこの機会に読んでみようと思います。 ルソーは必読なんですね。憲法とかやっていても、社会契約の概念が出てくるので訳本を読むべきかずっと気になっていた1冊でした。 カント、というより哲学・倫理学は難しいですね。定言命法とか人格主義とか概説書で少しばかりはかじりましたが、原書にあたる勇気はありませんでした。 宇宙人と思えば納得です。

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