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数学科にはいかないほうがいい?

高校の数学の先生が、「大学は数学科はやめたほうがいいぞ。数学が得意だから数学科に行くなんて考えたら苦労するぞ。哲学を勉強しているみたいだった。」と言ってました。先生の発言の意味がわかる方は教えてください

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回答No.13

先生が哲学を引き合いに出された理由は恐らく、大学で専攻する場合の数学が並外れて高い抽象性を持っている、という事を強調したかった為でしょう。 実際、現代数学で研究されている内容は多様体やら可換体論やらリー群論やらホモロジーやら、専門外の人間には殆ど理解不能な世界で、実生活へ直接役に立つ代物とは思えないような概念に満ちています。つまり、高校で学習する数学の応用性と具体性とは、凡そ懸け離れた抽象性を持っているのです。 という訳で、このような分野の研究へどうしても没頭したいと言うのであれば数学科への進学は勿論推奨されますが、大学卒業後、一般企業等への就職を希望されるのであれば、数学の才能が生かせるような他専攻を選択されるのも一つの手です。 例えば、計算機科学(計算機工学)の分野とか。現在では、物理や化学等の純粋理学から情報工学、機械工学、金融工学等に渡るあらゆる領域で様々な数値計算理論の研究が行われていますので、数学の才能を持った方が活躍できる場は、純粋な数学研究に限らず多岐に渡っておりますし、これからもその活躍の場は広がってゆく事でしょう。 いずれにしても、数学が得意である事自体は非常に素晴らしい事ですので、まずは大学合格へ向けて頑張って下さい。

その他の回答 (12)

  • mgsinx
  • ベストアンサー率36% (83/228)
回答No.2

確かに、大学では数学が哲学、理科が数学みたいな感じになっています。 例えば数学では、何の周期性も持たない関数(y=xなど)を周期∞の関数と見なしたりなど、人によっては哲学のように思えるかもしれません。 理科では、数学の知識を多用します。 数学が好きなら数学科へ行くのもいいと思います。 先生は、真剣ではなく軽い気持ちでおっしゃったのではないでしょうか。

  • a-saitoh
  • ベストアンサー率30% (524/1722)
回答No.1

高校までの数学と大学以降の数学は違います。 高校までの数学が好き/得意だからと行って、大学の数学科の勉強の内容がすきになれる/うまく取り組めるかどうかは判らないという意味だと思いますよ。 小学校で九九の100マス計算が得意だった子供が、高校の数学3を必ず得意になるとおもいますか? 高校や大学の1~2年生でならう数学は、18世紀くらいまでに成立した内容です。数学科で取り扱う現代の数学の最先端はこれとは全然違う・・・らしいです。

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