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項羽の大量殺人について

項羽は、20万人を「坑」(生き埋め)にして殺したといわれます。 これは、具体的にはどのような方法をとったのでしょう。 それだけの人数を埋める穴を掘るのは大事業ですから、短期間には不可能と思います。 崖から突き落とすなどしたのでしょうか?

みんなの回答

  • Pinhole-09
  • ベストアンサー率46% (597/1294)
回答No.3

No.2の答えにある「白起捕虜40万人を坑にす」の後のURLの終わりに、それと推定される遺跡が発見されたとの、記載があります。 この話ですが、一部分を白骨がなくなるまで掘り、出てきた頭蓋骨を数え、全体の面積から埋められている遺体の総数を推定すると、概算ですが3万体位だったそうです。 話10倍という所でしょうか。 項羽の話も2~3万人でしょう。

  • nemosan
  • ベストアンサー率22% (582/2598)
回答No.2

項羽でなく、秦の白起将軍の場合は… 大量の捕虜(40万)の扱いに手を焼いた将軍は、 捕虜自身に目的を知らせないまま競って大穴を掘らせて、 完成後に埋め殺したそうです。 http://www.mikoukenn.jp/newpage35.htm http://wpedia.search.goo.ne.jp/search/%C7%F2%B5%AF/detail.html?LINK=1&kind=epedia

  • Yelm
  • ベストアンサー率19% (63/324)
回答No.1

基本的に古代中国における「何万」という数字は大幅な誇張だと考えてよいでしょう。 例えば軍勢の数でも数万~数十万という数は当たり前ですが、これは「号して何万」というもので、誇張した数字を唱える事で実態を隠すと共に敵を威嚇する為に行います。 項羽のいわゆる「20万人生き埋め」も、まず投降した秦軍が20万人だったという事ですから、この時点で大幅な水増しは間違いありません。 更にごく最近になるまで戦争では兵士の損失は、戦闘での直接の死傷者よりも行軍中の落伍や疾病、更に食料不足による飢餓によるものがずっと多いものです。 (例えば「クリミアの天使」ナイチンゲールで有名な19世紀のクリミア戦争におけるロシア軍は行軍による損害だけで、開戦前の総兵力と同等の60万人の損害を出し、クリミア半島でも戦闘による損失は2割だけで残りの8割は餓死・病死だったとのことです) また彼らは暴動を起こそうとしていたとされることから、項羽の配下で働く事に相当不満が溜まっていた事も分かります。 従ってこれら秦の投降兵は「坑」されたと言われる新安につく前に相当数が落伍・逃亡していたことでしょう。 加えて項羽を倒し天下を取った漢王朝が項羽の残虐行為を宣伝して、自らの正当性を訴えたという点もあります。 このように「20万人」という数字は実態とはかけ離れた数字であるのは確実であり、実数がいかほどであったかは想像するしかないと言うのが実情です。

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