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臨床心理学を知識として学ぶことの意義と限界
臨床心理学は、心という身近なものについて学ぶものですよね? 知識を得ることにより学ぶ人のこころに何らかの影響を与えると思います。 広いテーマですが、意義と限界について皆様のアドバイスをもらえたら嬉しいです。
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> 臨床心理学は、心という身近なものについて学ぶものですよね? 少し違います、心理学は心の理論を学ぶものですが、 臨床心理学とは、臨床の場(心の問題で苦しむ人を手助けする)に活かす為の心理学です、 臨床心理学の意義は、様々な心理学理論や技法を使い、 心の問題で苦しむ人達の手助けをすることにあります。 特に、鬱のような症状では、時間をかけてのカウンセリングが上手く行くと 完治が期待出来ます、逆に薬を使った治療では対処療法の為に完治がありません。 限界や問題点は… 1)心という目に見えないものを扱う為に、 未熟なカウンセラーや(自称)達人カウンセラーなどが、跋扈すること、 2)主に、心療内科の分野ですが、即効性や利便性を求めるため 薬に頼り過ぎ、心理的なケアがおろそかになった結果、薬漬けになる。 逆に言えば、(カウンセリングなど臨床心理学は)即効性に欠けるということでしょうか。 3)主に検査的な分野(交流分析のエゴグラムの質問やコラージュなど)を受ける時に 理論的な背景を知ってしまった為、嘘(作った自分や理想の自分)を書き込み、 それに、気づかない(気づきたくない)自分がいる。 ※人は己自身を一番だましていることに気づかない。 4)他人の心を解ったつもりになる。(何様~!?) ※理論は理論、心はダイナミックな動態なので、理論で人(個人)の心はワカラナイ! 5)境界例や人格障害などの治療は非常に困難(心理学の限界?) まだ、あるかもしれませんが、取りあえずこんなところで…
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- maremare
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レスがつかないですね…… ご質問をそのままお答えしようとすれば、何冊もの本や論文が 出てくるような、あまりに広過ぎるテーマだからです。 こころを学ぶのは、臨床心理学に限った話ではありません。 基礎心理学・発達心理学、社会心理学・神経心理学などなど 立っている視点はそれぞれ違っていても、 「こころという身近なもの」を学ぶ目的では全くもって同じです。 意義と限界についても、今でも多くの研究者が追究し論じ合っている ような状況で、これといった正解はありません。 一つだけ大事なことは、心理学をいくら学んでも 「こころをとらえる視点」を身につけることはできても 「こころを全て理解する」ことは不可能です。 臨床心理学を学ぶにあたっては、そういう姿勢が求められます。 臨床心理学の入門書はどこにでも、何種類もの本がありますので、 自分に合いそうなものを探してみてください。
お礼
参考になりました。ありがとうございました。
お礼
すごく参考になりました。ありがとうございました。