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相続について
何筆もの土地建物があり、そのうち一つの建物が未登記です。 このような相続財産を放置しとくと、どの様なデメリットがありますでしょうか?
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- tatuta1991
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回答No.1
主なデメリットは2つ。 (1)土地の管理が行き届かなくなる可能性がある。 (2)自身の子孫に大変な迷惑がかかる くらいでしょうか。 (1)についは、ずーっと放置しておくと、誰が土地の管理をしているか分からなくなり、もしその土地に第三者が占有している者がいた場合、時効の中断をすることなく、占有者に時効取得される恐れがあります。 こういうことは結構多いです。占有としても、分かりやすい占有ではなく、土地の一部をちょこっと占有していたりとかされます。 また、例えばある者が、1/10の土地の持分を有していても、固定資産税が全額請求され、他の共有者が払ってくれないという不公平が生じます。それが後々争いの種になったりします。 (2)については、登記は故人のままでも、実質的には相続人が法定相続分の割合で、土地を所有することになり、それを何代も放置しておくと、相続人の相続人が土地建物のの共有持分を有することになります。 それを法定相続分の割合で登記するには、そのうちの相続人のうちの1人が登記申請すれば済みますが、遺産分割などでまとめるときは、全員の参加が必要になり、相続人がどこに住んでいるのか、隠し子はいないか調査したり、莫大な労力・費用がかさみます。