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ΔGとΔHを教えて下さい

ΔH=ΔG+TΔSということは知っています。 しかし通常反応エネルギーはΔHで表しますよね。 しかしΔHがプラスで吸熱でもΔGがプラスの場合は発熱反応なのでしょうか? そもそも反応に必要な熱量はΔHですから、よく分かりません。 例えばエタノールの部分酸化反応では CH3CH2OHg + 0.5O2→ 2CO + 3H2 ΔH=13.66KJ/mol ΔG=-106KJ/mol です。これは発熱反応?吸熱反応? 教えて下さい

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  • c80s3xxx
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回答No.3

>> 発エルゴン反応は発熱反応に相当し, > もしかしてエルゴンを熱としてはいけないのでしょうか? 相当というのが何を指すのか曖昧ですが,同義と捉えたのでは何のために「エルゴン」なんてものを引っ張り出したのか,まったく意味がなくなると思いますけどね. > ΔSはJ/K・molで系の温度が上昇するに従い高くなる。 完全な誤解. > アンモニアの合成(1/2N2+3/2H2→NH3)の場合、800℃で > ΔH=-53.7ΔG=38.8なので、発熱反応なのに高温高圧が必要なのは アンモニアの合成は低温かつ高圧ほどアンモニア生成系に有利. 高温にしなくてはならないのは反応速度を稼ぐためであって,平衡論的には高温にしてはいけない. > もしかしてエントロピーがマイナス? エントロピー自体はマイナスになることはありえません.エントロピー変化とエントロピーをごっちゃにしないように. アンモニア合成反応は,エントロピー変化は負です. あと,標準ギブズエネルギー変化とかとある反応条件での実ギブズエネルギー変化とかをごっちゃにしないように.

noname#116887
質問者

お礼

ありがとうございます。 エントロピー変化とはエントロピーがどれだけ温度辺りに変化したか?でしょうか・・それともこれはどう考えればいいのでしょうか? エントロピー変化が負ということは温度を上げれば上げるほどエントロピーは下がっていく事になるのですか? 教えて下さい。 ΔGfとΔG(T)はごちゃまぜになりやすいので、気をつけています。 しかしまだ間違える事があります。

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  • c80s3xxx
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回答No.2

> ΔGがギブス自由エネルギーであり、これが反応のエネルギー変化と考えてよいのですか? 基本的には. > ΔH=13.66kJ/mol、ΔG=-106KJ/molというのは反応は発熱、でも系全体としては吸熱。 ΔGは発熱,吸熱とはぜんぜん別の話ですが. > そして活性化エネルギーはまた別なんですよね? 熱力学に活性化エネルギーという概念はありません. > TΔSを完全に無視してよいのか? エントロピー項を考えなくてはいけないからこそ,自由エネルギーで考えなくてはいけないのです.

noname#116887
質問者

お礼

またまた大変ありがとうございます! えー実はある文献にこうありまして・・・ >ΔG<0:発エルゴン反応。反応は右(正方向)に進む。 >ΔG=0:平衡状態。正味の反応は起こらない。 >ΔG>0:吸エルゴン反応。反応は左(逆方向)に進む。 >反応熱が正のとき発熱反応というが,化学反応を自由エネルギー >変化を考えるときには,エルゴンという語句を使う。発エルゴン >反応は発熱反応に相当し,吸エルゴン反応は吸熱反応に相当する。 とあるんですが・・・なんかやっぱり混乱してます。 もしかしてエルゴンを熱としてはいけないのでしょうか? あとΔSはJ/K・molで系の温度が上昇するに従い高くなる。つまりこれは 熱を加えた結果、体積一定のまま、温度が"温度低"から"温度高"に変化 する場合→温度で積分→エントロピーの増加量は、温度高/温度低の対 数に比例する。 熱を加えた結果、温度一定のまま、体積が"体積小"から"体積大"に変化 する場合→体積で積分→エントロピーの増加量は、体積大/体積小の対 数に比例する。 ですからアンモニアの合成(1/2N2+3/2H2→NH3)の場合、800℃で ΔH=-53.7ΔG=38.8なので、発熱反応なのに高温高圧が必要なのは もしかしてエントロピーがマイナス?

  • c80s3xxx
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回答No.1

> しかし通常反応エネルギーはΔHで表しますよね。 表しませんが. > しかしΔHがプラスで吸熱でもΔGがプラスの場合は発熱反応なのでしょうか? 定圧系であれば,ΔGとは関係なく,ΔHが反応熱を表しますが.ΔH<0 が発熱であり,それ以上でもそれ以下でもありません. > そもそも反応に必要な熱量はΔH ではありません.定圧条件下で反応のさいに出入りする熱がΔHというだけのこと. > ΔH=13.66KJ/mol > ΔG=-106KJ/mol > です。これは発熱反応?吸熱反応? 吸熱.なお,KJ は間違い.kJ と KJ は意味がまったく違う.

noname#116887
質問者

お礼

大変あるがとうございます。 ΔH=ΔG+TΔSということは ΔGがギブス自由エネルギーであり、これが反応のエネルギー変化と考えてよいのですか? 電池等の場合、化学反応エネルギーがそのままエネルギーになるのでΔGだけで評価します。そして理論効率としてΔG/ΔHを計算します。 燃料電池なんかはそうですよね。 しかし思うに、ΔH=13.66kJ/mol、ΔG=-106KJ/molというのは反応は発熱、でも系全体としては吸熱。 これがいまいちまだもやっとしてます。 そして活性化エネルギーはまた別なんですよね? 最近電池だけでなく、生物の細胞での反応は, この自由エネルギーGの変化で反応を検討していると聞きました。 これもいまいち分からんのです。 TΔSを完全に無視してよいのか?なんだか分かったようなわからんような話なので・・・

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