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過去完了形と過去進行形の違い
(a) We believed that he had lost himself in the wood. (b) We believed that he was losing himself in the wood. この二つのどちらかは文法上間違っているのでしょうか? また、どちらも正しい場合どのような意味の違いになるのでしょうか? 過去完了形の完了・結果の用法と過去進行形の違いがよく分かりません。
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No.1です。早速のお返事を有難うございます。補足質問にお答えします。 ご質問: <a)は、信じた(believed)時点で彼は迷うこと終えている、というような解釈で良いのでしょうか?> それは、この文だけでは判断できません。それは、この英文が2つの解釈が可能だからです。 1.ご質問文は主節が過去形believedになっていますが、ここの時制を現在形にした文をつくってみると、この謎が解けます。believed→believeにすると、次の2文ができあがるのです。 (1)We believe that he lost himself 「私達は、(あの時)彼が道に迷った、と信じている」 (2)We believe that he has lost himself 「私達は、彼が道に迷ってしまった(現在も迷っている)、と信じている」 (1)は過去時制を使っています。過去時制では、過去のある一点において、「道に迷った」という「過去の事実」を述べており、現在は迷いから脱出できているニュアンスが伝わります。 (2)は現在完了時制を使っています。現在完了では、過去のある一点において「道に迷った」という「過去の事実」が、現在まで続いていること(継続の用法)、現在に影響を及ぼしていること(結果の用法)を示しています。 つまり、(2)は過去において彼が道に迷ってから、今もまだ見つかっていない(無事に家にたどり着かない)ことを意味します。 2.上記の2文は、現在の視点からの英文でしたが、これを過去の視点からの英文にしたのが、ご質問のaの文になります。 つまり、aの英文は、上記の(1)と(2)の両方の解釈が可能、ということなのです。 (1)We believe that he lost himself→We believed that he had lost himselfとなったとみると、上記の(1)の解釈になります。 つまり「信じた」時点では、迷いから脱出できているニュアンスがあります。 (2)We believe that he has lost himself→We believed that he had lost himselfとなったとみると、上記の(2)の解釈になります。 つまり、「信じた」時点では、それよりも前の過去において彼が道に迷ってしまってから、信じた過去の時点でも、まだ見つかっていなかった(無事に家にたどり着いていなかった)ことを意味します。 ご参考までに。
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- Ganbatteruyo
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アメリカに39年ほど住んでいる者です。 私なりに書いてみますね。 believe thatと言う文章の場合that以下はbelieveの時制によってつられてしまう表現を伴うもののひとつですので覚えておいてください。 つまり、今日はこのbelieveと言う単語の使い方さえ覚えておけばいいのです。 そしてまた次に違う動詞が来たときはそのときに覚えるのです。 これが、徐々に身に付けていく、と言う事なのです。 学校文法的な覚え方ではなく、これさえ今日覚えておけばこの単語なら自分は使える、と言う自分を今日作るのです。 つまり、信じる、信じている、と言うことであれば、believe that(thatは使わないときもあります)と来たら、その次のことは、そのときに起こっているか(現在形ないし現在進行形ないし現在完了形、つまりすべての現在形)、その前に起こったのか(過去か過去進行形)、と言う形をとります。 believed thatとなった場合は、その信じたときに起こっているのであれば、過去形、過去進行形そして過去完了形が来ます。 その信じたときよりも前に起こったのであれば、過去完了、過去完了進行形、過去完了形が来ます。 つまり、 believeがbelievedに変わると現在形は過去形 believeがbelievedに変わると現在進行形は過去進行形 believeがbelievedに変わると現在完了形は過去完了形 believeがbelievedに変わると過去形は過去完了形 believeがbelievedに変わると過去進行形は過去完了進行形 に変わるわけです。 この方程式で何か気がついたことがありますね。 ここに学校文法的問題が出てくるのです。 もうやってしまった、と言うフィーリングのhe has finished his work.もう仕事を終えてしまった・終えていると言うフィーリングを信じている場合、I believe he has finished his work.となるわけですが、これが、そのとき信じた、と言うのであれば、I believedとなるわけですが、もうその時点で終わっていると信じていたのであれば、I believe he had finished his workとなるわけですね。 では、その時点より前に終えたのであればどうなるでしょう。He finished this workをI believedなのですね。 これをつなげると、I believed he had finished his work.となりますね。 つまり、現在完了形のhe has finished his workであろうとhe finished his workであろうとI believed (that)が来ると、両方とも過去完了に変わり、I believed he had finished his workとなってしまうわけです。 そうすると、a)はwe believed "he lost himself in the wood"なのかwe believed "he has lost himself in the wood"になるわけですね。 さて、問題はwe believe he has lost himself in the woodとそれを過去形にしたwe believed he had lost himself in the woodなのです。 完了形には経験・継続・結果・完了とはっきり「知識として」知っていても、今回の文章のフィーリングを捉えることが出来ないのが学校文法なのですね。 つまり、迷ってしまったと言う継続・結果・完了に基づいた(どっちなんだろうと今思いました。 迷ってしまっている、迷ってしまった、な欲事が完了した、のかそれほど違いはないですね、結局「迷ってしまった」と言っているのですから)「迷ってしまった」と信じたのか、昔迷ったことがある(経験)のを知識としてそのときはそう信じている、と言う経験のフィーリングを感じられないのです。 ここに学校文法に頼ると、その知識の応用が出来ないのです。 と言うことで、 (a) We believed that he had lost himself in the wood.は迷ってしまっていたと思った、迷ったと思った、そして、迷ったことあると言う経験を信じた、と言う三つのフィーリングがあるのです。 区別は文脈やこれを言った人のフィーリングをジェスチャーや話題から区別するわけですね。 困った顔をしていれば、迷ってしまったと心配しているのでしょうし(過去と過去完了)、普通の顔をしていれば、彼の経験を言っているだけのことですね。 (b) We believed that he was losing himself in the wood.はHe is losing himself in the woodと言うことで、迷いかけている、と言うフィーリングになります。 is losingとは負けかけている、迷いかけている、と言うことであって、迷っていると言う状態にいると言うフィーリングは出てきません。 これでいかがでしょうか? 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
believed につられて難しく考えない事です。 時制の一致をしているだけで、現在完了形と現在進行形です。 believed を heard とか thought に置き換えて考えた方が理解し易い 。 随分と英語から離れておりますので、間違っているかも知れないが、 (a)を現在完了形の「経験・継続・結果・完了」の「経験」で訳しても、何の違和感もない、と私は思う。 (b)では、 「私は迷子になっている」という場合、 「I'm lost. 」とか 「I'm getting lost. 」と、かつて机上で習ったと記憶している。 「he was losing ~」だと、「彼は迷いかけている」とも訳せるのではないか。 過去の教えて!goo の質問文に下記のようなのがあった。 現在完了形を習っていれば、中3か高1でも解けそうです。 解答は、一つとは限りません。お考え下さい。 難しく考えなくても、コツを知っていれば、解答を容易に導き出せます。 問題指示文: Under line the correct answers. In some cases only one is correct, and in others both are correct. 問題1 As Geoff was introduced to Mrs Snape, he realised that he [had met/ met] her before. 解答: 問題2 During the previous week, I [had been/ went] to the gym every evening. 解答: 問題3 He denied that he [had taken/ took] the money from the office. 解答: 問題4 The boy told me that he [had lost/ lost] his train ticket and didn't know how he would get home. 解答: 問題5 The teacher guessed that some of the children [had cheated/ cheated] in the exam. 解答:
お礼
回答有り難う御座いました。 問題の答えは過去の質問にて確認しました。 英文の色んな訳し方、書き方があるのですね。 参考になりました
- ANASTASIAK
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どちらも正しい英文です。 (a)は、自分が森の中で迷ってしまったと彼は思った(believed)。 思ったときにはすでに迷っていた。 (b)は、自分が森の中で迷っていると彼は思った。 思ったときには、自分がもしや迷っているのではと同時進行で 疑っている。
お礼
簡潔な回答ありがとうございました。 とても参考になりました。今後ともよろしくお願いいたします
- Parismadam
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はじめまして。 ご質問1: <この二つのどちらかは文法上間違っているのでしょうか?> 文法上は間違っていません。 ご質問2: <また、どちらも正しい場合どのような意味の違いになるのでしょうか?> 1.意味の違い: a)that節内の意味は「結果」「完了」を表しています。つまり、「道に迷ってしまった」 という動作の結果を示唆しています。 B) that節内の意味は「進行」を表しています。つまり「道に迷っている」とい動作の進行状態を示唆しています。 2.時制の違い: この2文は、主節と従属節の時制の関係が異なります。主節と、従属節を2文に分けると、その違いがわかります。 a)We believed that he had lost himself in the wood. (1)意味は 「彼が森で迷ってしまった、と信じていた」 (2)これを2文にすると、 We believed.(過去形) 「私たちは信じた」 He had lost himself in the wood.(過去完了形) 「彼は森で道に迷った」 となります。 (3)つまり、従属節that節内の時制は、主節の時制より前の時制になっています。これは、「道に迷った」ことが、「信じた」ことよりも、過去に起こったことを示しています。わかりやすく言えば、「私たちが信じた」ことは「彼は(その昔)道に迷ってしまってしまった」ということです。 b)We believed that he was losing himself in the wood. (1)意味は 「私たちは、彼が迷っているものと、信じていた」 (2)これを2文にすると、 We believed(過去形) 「私たちは信じた」 He is losing himself in the wood.(現在進行形) 「彼は森で道に迷っている」 となります。 (3)この文は、本来従属節の時制は現在進行形であったものが、主節の動詞believeが過去形になったために、時制の一致が起こり、過去進行形になったものなのです。 (4)従って、「道に迷っている」のは「信じた」と同じ過去時制にいるということです。わかりやすく言えば、「私が信じていた時」「彼はちょうど道に迷っていた」ということです。 以上ご参考までに。
お礼
丁寧な回答、ありがとうございます。 ただ、一つ確認したいことがありまして a)は、信じた(believed)時点で彼は迷うこと終えている、というような解釈で良いのでしょうか?
お礼
回答有り難うございます。 学校では習わない、英語的なフィーリングを掴めるよう努めたいと思います。 また機会がありましたら、よろしくお願いします。