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金属の熱処理条件

熱処理の条件で、真空中で行うのとアルゴン雰囲気中で行うので違いはあるのでしょうか? 試験片には金属間化合物を用います。

みんなの回答

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.2

アルゴン気流中のほうが、温度が均一になりそうだ、少なくとも熱処理炉の設定温度に、被処理材料が到達する時間が短そうだという点以外は大差無いと思いますが。 勿論、真空炉の到達真空度、やアルゴン雰囲気炉の気密性やアルゴンガスの純度、流量によって、処理後の被処理材料の表面品位に差が出る可能性は否定できませんが、熱処理そのものに結果として大差が出るとは思えません。 敢えて言えばアルゴン雰囲気中で熱処理した方が被処理物の均一性はかせげそうだ(処理炉の構造、被処理剤の材質、形状、寸法に左右されそうだ)という気がします。 まあ大差なしではないかと思いますが。自分ならめんどくささから、高真空の炉で処理しそうですね。 ただ、被処理物に揮発性の物質が含まれている場合は通常アルゴン雰囲気で処理しそうですね。

  • minisabo
  • ベストアンサー率21% (11/52)
回答No.1

学生時代「薄膜」の研究を行っていた者です。 アルゴン雰囲気中で熱処理を行う時も真空状態ではないですか? 少し話は逸れますが、 ターゲットがCuだった場合、 真空状態(1.0×10^-6前後だった気がします)でアルゴンを 飛ばすことによってCu原子がガラス基板に付着し、 薄膜を作成することが出来ます。 もしかしたらですが、熱処理中も真空状態ではないでしょうか? もし違うのであれば、 真空中で熱処理を行わないことで、 熱処理炉内にはH2Oが存在し、その上で熱処理を行うことで 酸化の状態変化を研究するのではないでしょうか? 回答になってなかったら申し訳ないです。

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