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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真空熱処理)
真空熱処理とは?窒素やアルゴンガスとの関係について
このQ&Aのポイント
- 真空熱処理は、炉内の雰囲気ガスには窒素やアルゴンガスが使用されます。
- 高温で浸炭処理などを行う場合は、窒素ガスにRXガスを入れて処理します。
- 真空熱処理の場合でも、窒素やアルゴンガスだけで高温処理しても脱炭しない場合もあります。炉内の減圧効果が関与しています。
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noname#230359
回答No.1
鉄鋼の熱処理に関してですが、真空焼き入れと言ったら、真空加熱+窒素ガス冷却が一般的です。炉から出てきた状態では、黒皮もなくきれいな光輝肌ですよ。当然、脱炭も無いはずです。 真空浸炭も一度真空にして所定のガスを導入して浸炭しますから、一般の(真空でない)ガス浸炭炉と違って、粒界酸化な無いきれいな浸炭層が得られます。一般の浸炭炉では必然的に酸素が混入します。入れないようにしようと思っても、CO2に起因する酸素で結晶粒界が酸化されたり、所定の浸炭層が得られなかったりします。 真空熱処理の場合、純度の良いアルゴンや窒素を使えば(通常の工業用の純度で十分)、ほとんど脱炭や酸化は生じません。 真空焼き入れの場合は、加圧した窒素ガス(2気圧とか、なかには10気圧程度まである)を使います。減圧(1気圧未満)かどうかは関係ないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。