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タイについて!

タイの国ではなぜ軍事クーデターが繰り返されるのでしょうか?この国の政治の特質と経済発展との関連で論じなさいとレポートの課題が出たのですが、まったくわかりません。何でもいいんで教えてください。お願いします。

みんなの回答

  • s_nak
  • ベストアンサー率55% (269/487)
回答No.2

タイに関しては新書から専門書まで幅広く出版物があり、何を調べて分からなかったのかが分かりませんが、ご自身で読書してみてはと思います。 新書では 末廣昭「タイ 開発と民主主義」岩波新書 岡崎久彦(ほか著)「クーデターの政治学」中公新書 タイの中産階級については都市部に一定数存在しているとの考えが多数説です。 専門書に関してはアジア経済研究所の研究双書シリーズや経済協力シリーズから多数見つかります。 http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Sousho/ 例えば http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Books/Keikyo/202.html など

  • k99
  • ベストアンサー率47% (491/1025)
回答No.1

物凄く極端な事を言うと、あの国はそう言う政治システムだから、です。 前提となるのは 1)偉大な王 2)受動的な国民(西原理恵子の漫画でも見てくれれば分かる。伜がある日突然オカマになって「アタイのこときょうからストロベリーちゃんって呼んでね」ってもケラケラ笑ってしまう、そんな人々) 3)腐敗する政権 4)財界に影響力が強く、さらにクーデターなれした軍部 が揃ってる。  で、この国は一応選挙とかやるんだけど、金権選挙の極地。とにかくバラマキをすれば勝てる(特に地方は貧しいので・・・)。真面目なのも居るんだけど、そういうのは選挙には弱い。ただし、稼ぐ額は都市部の方が圧倒的。  ばらまく方は原資が必要だから、これまたすぐ腐敗する。タクシンなんかは、一族・国家絡みでホリエモンしてたようなもの。  で、都市部で反対運動が起きても、ガッチリ地方は固まってるから、これまた動かない。反対運動意味がない。  大多数の国民は国民で現実に対して受容的で、金権選挙がくつがえるほどではない(特に農村)し、王様への敬愛の念も強いので、割にその中間に対しては興味がない。ので、一旦きまっちゃった政権を変えようとする力は此処からは湧いてこない。  でもこのままじゃヤバイ、って事になるとクーデターが起きる。  ま、起きずに都市暴動とかになるよりはいいか、という感じ。  王様はなるべく立憲君主していたいので、メッセージの端々に「首相、ヤバイよ」「民主的にやろうよ」等々諭すのだが、これは効き目がない(できることならば自らの介入無しで『民主的』に事をしようとする)。最後の最後で事が起きちゃった場合、速やかに収拾し、もとの民主的体制にしようとするのが彼の行動。    一方、軍は、1950年頃までたびたびクーデター・カウンタークーデターを起こしていて(最後にはその首魁の元帥をもクーデターで放逐する)、この手のことには非常になれている。  さらに統帥権は王に属しており、内閣にないので議院側には使える「兵隊」がない。また予算でも特権的地位にあるので、財界とのつながりも深い。その割に、王への忠誠は厚く、独裁を続けたりはあまりしない。  ので、クーデターが起きても王が「民主的にせい」というと選挙なぞをもそもそとしてしまう。  すると、野望のある金持ちが金権選挙を始めて・・・・(ダ・カーポ)  つまり、中産階級が育っておらず、安定的な政権移譲システムができていないので、ダメ政権を切るときにこういうドタバタが繰り返される、という仕儀。

参考URL:
http://mltr.free100.tv/faq26.html#06613

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