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刑法などでのドイツで考え出されたもの
現在は、経済、軍事など、経済では新興国もいわれますが、アメリカの時代ですね。 刑法において、ドイツで考え出された説など現在の刑法の理論のあり方にどのように発展させているのでしょう? 経済、軍事だとどこの国が優秀なのは何かに思いがちですが、そういう意味でなく、刑法などの発展や現在の理論にドイツで考え出されたものって何かというのが知りたいです。
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刑法において、ドイツで考え出された説など現在の刑法の理論の あり方にどのように発展させているのでしょう? ↑ ドイツ刑法理論の特徴は次のようなものです。 まず、確固たる理論があります。 そして、実際の事例を、その理論に当てはめると、 自動的に一定の結論が出てくる。 そこには、権力者を含めて恣意の入る余地は ない、というところに特徴があります。 これに基づき、色々な刑法理論が誕生し、 日本での通説と言われる構成要件理論なども その一環です。 この特徴は、権力者によって結果が左右され にくい、というところにあります。 つまり、国家権力の強い時代、強い国に適合的 な理論だ、ということです。 これに対して、自由が強い米国などはそういう理論を あまり重視しません。 大切なのは、権力者の恣意を封じることでは ない。 どういう刑罰にしたら、犯罪が減るか、である という非常にプラグマティズム的な考え方を します。 日本では、ドイツ流の刑法理論が主流ですが 最近は、米国流の考え方も増えています。
お礼
すいません。質問が少し荒削りで。 >日本では、ドイツ流の刑法理論が主流ですが 最近は、米国流の考え方も増えています。 他の解説とともにわかりやすいです。 ご回答ありがとうございます。