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Lemonde記事翻訳
- カンヌ映画祭で上映された日本映画「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ!」についての質問です。
- 「大喜びで」という意味のフランス語表現「mode jubilatoire」の訳について教えてください。
- また、作品が創造と人生の関係性についての優れた考察をしていると言われていますが、具体的にどのような視点が描かれているのか分かりません。
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No.1 です Q1 の un mode jubilatoire は、二つでしょう (この一筋縄でない)この作品を見てみると、其処には漫画と映画の なんとも言えない融合があり、その世界に引きずり込まれれて 観客は喜びを感じ、それで監督も内心ニタニタするのだ。。。 昨日、お示ししたbinoclardeへの考察 眼鏡ならより一般的なlunettesで、コレはlune+dimの接尾辞の成り立ち キーワード2が無く、2を明示のbinoclarde (bini2+oculus oeil)が必要 心底対立する姉妹の描き方も、一方はcanardと動物(口汚い)に擬えて 他方は植物(planteは植物だが、ここでは、nanaとの俗語ですから canonでも良いが、動物・植物と書きたく)です canonなら、ワインですから人を酔わすことの出来る女優に成れるでしょうが planteとすると、静態では d'une femme au physique parfaitなのでしょう でも所詮植物ですから、声の表現も、動作も大根役者かなとの印象を与える コノように、この先頭の文章以降で、二面性を表現しているので ちょっとだけ、mode jubilatoire (joie)を立ち止まって考えました ご存知のように、joieは、人の心に生まれます しかし、その強いjoieのjubilatoireは、表にハッキリと押し出す場合と 他人の不幸は蜜の味のように、表に出すのを憚る喜びがあります 前者が観客、後者が監督と解釈すると味が出ませんか Q2 の動詞distillerは、その意義に前文にある progressivementを内包 映画の錯綜している内容が次第次第に分かってくると、表面的には 荒唐無稽に見えていたものから、(観客は)創作とは、その作り方とか に関して自然と否が応でも考えさせられるのだ だって、la vie, 'entourage et son auteur を見せ付けられるのですから 其処に、コノ作品の魅力があるのだと 喜劇と悲劇、マゾとサド、死と生、田舎と都会 これらを通して 誰でも人間の中に巣食う二面性に気がつかされると よく言われますね、アメリカ映画はお金を使う フランス映画は頭をと この吉田監督の作品は、頭を使って心に至っているので、好評価です
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- anapaultole
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urineko さんへ ご心配無く、今日は纏まった時間が取れそうも無いのです 後刻に確りと書き上げます それまでは二言です 一、コノ流れの重要語彙はbinoclarde です 何でコノような 他愛も無い語句を添えたかです 書き手が何故と考えると お答えがでるのでは無いでしょうか 二、此方は、この副詞にprogressivement注目して下さい スイマセン、約束は守ります。。。
お礼
anapaultoleさん 本当に、ありがとうございました。 おかげさまで、なんとか訳し終えることができました。 anapaultoleさんの深い洞察は、カルチャーショックのレベルでした。 私も、フランス語の読み方をもっともっと深めていかねば、と考え直す良いきっかけになりました。 感謝、感謝です。 またきっと何か質問をすることがあると思いますが、 今後ともよろしくお願いします!