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数学はSTORYにもっていくまで
初めまして、ある教授が「数学はSTORY」と言われまして 興味をもちました。私はあまり数学が得意ではありません。 どういった勉強法でSTORYにできるのでしょうか。。。 どうぞアドバイスを下さい。初心者に良い本、HPなども ありましたら教えて下さい。
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私個人としては、わからないことや気になることを、自分が納得するまで考え抜くことが最も善い方法だと思います。 例えば、『x^2 + 2x + 1 = (x + 1)^2』を例に考えると、 (1)まずは、何故この方程式が成り立つか? →右辺を展開すると、…(理由) (2)次に、何故このような因数分解を考える必要があるのか? →(理由) (3)そもそも、この式のメリットは何か? →(理由) (4)何故、因数分解と呼ぶのか? →(理由) … など、考えうる疑問を出来るだけ多く取り上げ、1つ1つに対して自分なりの説明を与えていきます。 すると、例えば(3)の質問に対して『この因数分解のメリットは、左辺には x^2 、x という2つの変数があるのに対して、右辺はx が1つあるだけだから、式が変数1つ分簡略された』と考えたとすれば、実は数学の世界では文字数を減らすことが大切であるということにも、もしかしたら気づくことが出来るかもしれません。 そうすると、『他にも文字数を減らすことが意識されている公式があるのではないか…?』と、どんどん疑問点を拡げてやることで、最終的に他の式などにも同様な疑問点が作られ、話が繋がっていきます。 これらの思考を、もっと深く、もっと広く、何年もの間続けることにより、数学はストーリーになっていくのだと、私は考えています。 ですので、数学のストーリーを知るためには、たくさんの数学的 事象に対して長年の年月をかけて深く考えることが大切なのです。 本やHPも悪くはないのですが、これらを考えた後に活用する方が、おそらく自分のためにはなると思います。 また、全ての疑問に対して自分なりの理由をつけてやる必要があるのですが、その自分の考えた理由がたとえ間違えたとしても、論理的であれば問題はないです。 ですので、最初は話が全くストーリーにならず大変かもしれませんが、 それを乗り越えて自分なりの数学のストーリーを構築してください!
お礼
詳しく丁寧に書いていただいて有難うございます。 はい。自分なりのストーリー作りたいです。