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スランプに陥ったネット小説作家の悩み
- 質問者はネット小説作家であり、最近執筆のスランプに陥っている。
- 彼は特定のストーリーのイメージを持っているが、具体的なキャラクターや背景の詳細が浮かばず、他の作品を参考にすることに躊躇している。
- 彼は作品の環境の設定に悩んでおり、具体的な執筆に進めない状況にある。適切なアドバイスを求めている。
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35年ばかりごちゃごちゃ書いてきた者の浅知恵ですが… これね。まずパーツが足りません。 有体に言うと「障害が足らない」。 世の中で何が面白くないと言って、障害の少ない恋愛ほど面白くないものはナイ。「ハラハラ」がもっとないと、書く方も読む方も盛り上がる訳がありません。 「パーツが少ないから、設定で補おうと思ってもそもそもアイデアが出てこない」という事が往々にしてあるのです。 一応「身分の差」という基本障害はある訳ですが、それに対する伝家の宝刀が「精霊の力」では圧倒的すぎる。ノミに大剣バッタに大砲、トウフに鎹ヌカに釘(違うって)。 精霊とか神とか人知を超えた奇跡というのはある意味「万能」ですから、登場には高いステージが要る。それと互角に争える敵でも出さないと盛り上がらない。 そこまでに、緊迫感や主人公への試練、もうどうにもならない絶体絶命を高く高く積み上げた上で初めて、「見かねて登場!」とか「奇跡的な救い」とかが効果的に後光を放つ訳です。 この御登場ステージまで積み上げる階段こそが、具体的な敵だの特殊な理由だのといったパーツであり、ここにアイデアがあれば「設定」は勝手に走り出すもの。アイデアは破天荒であればあるほどいいです。 この話の場合、こんな掟破りはいかがでしょう。 A.騎士(姫)が悪魔で、愛し合うと死ぬ 凄い身分違い(爆)。シュレックの「姫も騎士も怪物」など目ではありません。 B.騎士(姫)が変身ヒーローで知られると力を失う 世界か愛か(爆)。時代が古ければ古いほどヘンな設定に凝れます。 C.敵が神 姫が巫女、とかです。世界を敵に回す事になる愛。 無論、精霊も同罪。5人ぐらい仲間がいなくちゃ(だから戦隊モノじゃないって) D.思い切って古代インド 身分の差といえばカースト。神も魔物も出し放題。 いっそ騎士でなく最下層の奴隷というのはどうでしょう。 姫のために一度死に、哀れんだ精霊が乗り移ってヒー(だからやめろって) 「例え奴隷でも神でも、あなたはあなたよ」 しかし男は世界のため命を振り絞って戦い、傷ついた体をひきずって星へ(殺すぞ自分) ………とまあ、焼き直しでもこのぐらいの掟破りはいけるわけです。 どこのいつの時代でも、基本的にはワンパターンの王道が一番ウケます。 気にせず好き放題やってみては?
お礼
ご助言ありがとうございます。 いやぁ~、楽しいご意見で思わずリラックスしちゃいました(笑 悲恋の大ネタが出てきて色々と刺激を受けましたよ。 いわゆる『型破り』の作りも有りなんですね。 ご参考させていただきます。