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HSKの回答方法について
今度初めてHSKを受験しようと思って準備しています。 今まで数回模擬テストを受けたり、自宅でも試験形式での練習をしていますが、閲読部分がどうしても時間切れになってしまい、最後の2つの文章が読めないまま終わってしまいます。レベルはいつも7級です。 一般的に日本人は閲読の得点が一番いいといわれていますが、私の場合は逆で閲読が一番ダメです。 私はまず先に問題と選択肢を読んで頭に入れてから本文をざっと読む、ざっと読んで理解できなければ詳細に読むという方法で回答していますが、皆さんはどうされているのでしょうか? 皆さんの体験談やスピードアップのコツ等教えて下さい。
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- luan78zao
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HSK初中等の閲読問題は、いわゆる「速読」(= 音読の速度限界を大幅に超える速度で読む) の技術がなくても時間内に余裕を持って全問解ける量です。 毎分250 ~ 300字の速度で読めれば、問題文を全文読んで解答しても時間は15分ぐらい余るはずです。 これは、放送アナウンサーの読み上げとほぼ同じ速度です。 時間が足りないのは以下の原因が考えられます。 (1) 第一部分に時間を掛け過ぎて、長文を読む時間が残っていない。 (2) 長文を読むとき、全てを日本語に逐次通訳しているため、時間が掛かっている。 (3) 中国語での思考に慣れていないため、読解の速度が低い。 (1) については、じっくり考えれば解答の精度が上がる、という性質の問題ではなく、直感で次々に解くべき問題です。 (「語法結構」についても同様) 中国語に慣れて感覚が身に付けば、解答の速度も正答率も自ずと向上します。 (2) については、中国語を頭の中で日本語に置き換えず、直接中国語で思考するようにしてください。 毎分250 ~ 300字の速度で読めるかどうかは、聴き取りの能力と関係していると思います。 「中国語ジャーナル」やNHK国際放送の中国語ニュースなどの速度について行けるようになれば、読解の際の思考速度も速くなるはずです。 (「速読」となると、全く別のトレーニングが必要になると思いますが) 結論としては、(1)も(2)も(3)に集約されます。 小手先の試験対策テクニックでどうにかなる問題ではありません。