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60からの開業について
身近な人間で、60になる人(医師)が開業しようとしています。いままでは勤務医をしていたのですが、諸事情により、早期退職し、開業することにしたようです。話によれば、年金や退職金も、職場を途中で変わったりしていたため、勤続年数の問題から、普通よりもそうとう少ないということでした。幸いまだ元気なので、開業してできるだけ長く仕事をしたいというのですが。 都内(23区外)で100万円くらいで開業する、というから、ちょっとびっくりしたのですが。それってほんとに可能なのでしょうか?ちなみに小児科医です。60という年齢からはじめるなんてそれだけでも無謀のような気がするのですが。本人もだからこそ資金的に無理のない範囲でやるのだとは思いますが、そもそも可能なんだろうか、と。ちなみに精神的問題により二度と勤務医はしたくないようです。その人が考えているように世の中うまくいくものなのでしょうか?可能性について、詳しい方、教えてください。
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- matsuma5
- ベストアンサー率53% (33/62)
医療関係者です。仕事柄、医師の開業の手伝いをすることが多いので大体のことは分かりますが100万で開業するのはまず不可能です。 多分、自己資金100万であとはすべて借入金でまかなうか、誰かに出資してもらうかだと思います。 医療機器はリースにできますが、診療報酬は2ヵ月後にしか入らないので、はじめの2ヶ月間は患者さんが窓口で払うお金だけしか収入はありません、3歳以下は負担0割なので一般の開業より多く運転資金がいると思います。通常は窓口負担で人件費をまかなう感じですが、万が一、開院当初の患者数が少ないと人件費さえ払えなくて2ヶ月で潰れます。 リースや薬品代、借入金の支払を3ヶ月ジャンプさせてもかなりの綱渡り、年齢を考えると10年からやっても15年(高齢の医師の所には都心部は患者は来ない)と思います。事業計画をきちんとされたほうがいいと思いますね。 数千万はかかると思います。100万で開業できるなら病院で働く医師は激減してますよ。
- ngyyss
- ベストアンサー率35% (76/213)
こんにちは。 多大な借金を背負わず、いわゆる「テナント開業」はそれほど難しくないのではないでしょうか(立地条件は大事ですね)。 小児科ですと、レントゲンを入れるか入れないかですむわけですし、後は聴診器とそれほど高価でない医療機器をレンタルすればすむことですからね。 規模が小さければlow risk low returnということで、自分の好きにできていいのではないでしょうか? 私も、そうしたいと密かに思っております。
お礼
ご回答ありがとうございます。東京などの激戦区では難しいのかと思っていたのですが、難しく考えすぎてたのかもしれないですね。予防接種とかするには医師会に登録しなきゃいけないらしい、とか、それにはかなりお金がかかるらしいよ、とか。いろんな情報ばっかり入ってきてたので、不安になってしまいました。
- yiwt
- ベストアンサー率36% (250/694)
開業と言ってもスタイルはそれぞれ違いますから、うまくいく可能性もあります。 救急や時間外の診察にも手を広げて、規模を拡大していくのは無理でしょう。しかし大きな収益を狙わず、のんびりと経営するならできないことはないと思います。 例えば、発達障害や小児精神科領域の緊急性のあまりない患者さんをじっくり、人数を抑えて診察していくようなスタイルなら成り立つのではないでしょうか。むしろ「あの先生はよく話を聞いてくれる」などと評判になるかも知れません。 成功するためには、緊急性や精密検査の必要がある患者さんを迎えた時にうまく他の病院に紹介できるか、あるいは休診の時に大学などから応援を要請できるか、などいくつかポイントがありますね。
お礼
ご回答ありがとうございます。可能性は決して低いわけではないのですね。 ありがとうございました。
お礼
お礼遅くなりまして申し訳ありません。回答ありがとうございました。開業するといっても一人でできるものではないですものね。看護婦さんとか受け付けさんとかそれなりに人件費はかかりますよね。