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この to 不定詞、結果か目的か

Jim conducted a study to give us some insight into our situation. 上の文をご覧ください。使われている to 不定詞の用法は、「結果」か「目的」のどちら、あるいは両方と考えるのが自然ですか?

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  • fwkk8769
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回答No.5

これまで専門家の方々が形容詞用法である旨のご回答を寄せられているなかで、一般人の私が申し上げるのは気が引けますが、私にはこの用法はいわゆる「目的」に思えます。 (1) 件の以下の英文(1)は、(2)さらに(3)に書き換えてもほとんど意味が変わらないように思います。 (1) Jim conducted a study to give us some insight into our situation. (2) Jim conducted a study in order to give us some insight into our situation. (3) To give us some insight into our situation, Jim conducted a study. (2) いわゆる「結果」用法は典型的には (a)「to+動詞の原型」部分の動詞、 さらには (b) 述語動詞、 が「非」意志動詞であるように思います。 例えば、 (4) He will live to be ninety. (彼は90歳まで生きるだろう。) (5) I woke that night to find my house in flames. (その晩、目をさますと、我が家が炎に包まれていた。) などです。 (3) そもそも、形容詞用法というのは (c) 修飾される直前の名詞が「to不定詞」の意味上の目的語になる、いわゆる「目的語関係」の形容詞用法で数多くみられる用法、 (d) 修飾される直前の名詞が不定詞の意味上の主語になる、主語関係の形容詞用法で上の(c)に比べると決して数多くはみられない用法、 の2つが中心です。 さて、件の英文(1)が形容詞用法であると見る方々はきっと上の(d)の「主語関係」の形容詞用法と見られているように思います。この(d)の場合、 (あ) 多くの場合は直前の名詞句が最上級、およびその類語first, last, nextに修飾されている次のようなものが多いように思います。 (6) She’s the youngest person ever to swim the Channel. (彼女はイギリス海峡を泳ぎわたった一番若い人だ。) (7) Tory was the first to recover. (トリーが最初に回復した。) (い) 残りはこの上に見たパターンを除いた主語関係の形容詞用法ですが、この例はあまり例は多くないように思います。よく引用される例を見てみます。 (8) I have no man to help me. (私には助けてくれる人がいない。) (9) There’s a lot of work to be done. (するべき仕事はたくさんある。) (10) That’s something to be avoided. (それは、どうあっても避けなければならないことだ。) 私はこのような例を見ると、 ○ 述語動詞はhaveとbeというどちらも存在に関係する動詞である場合が多い、 ○ 上のこととも関係しますが、to不定詞の動詞部分が修飾していくところは直前の名詞句以外には考えにくい、 ように思います。 (4) 上の(3)のように考えると、件の例文: (1) Jim conducted a study to give us some insight into our situation. は、私にはto不定詞の形容詞用法には見えないのです。私には上の(1)で書いたとおり、いわゆる「目的」、より正確には文の主語Johnの「意図」と解釈するのが最も自然なように思えます。日本語にすると「ジムは我々に状況を深く理解させようと(意図して)ある研究を行った。」ぐらいに思えます。

mana0108
質問者

お礼

皆様ありがとうございました。 深い分析をありがとうございました。その後BBC World のスポーツを聞いていたのですが、ナダルのニュースで、 ...動詞 to win the game... と言っていました。この動詞は意志動詞だったと思います。 ですからおっしゃる説明は正しくないのではと考えました。

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その他の回答 (5)

  • fwkk8769
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回答No.6

回答#5の者です。「お礼」を読ませていただきました。 (1) 「おっしゃる説明は正しくないのではと考えました」とあるその根拠の部分: 「その後BBC World のスポーツを聞いていたのですが、ナダルのニュースで、 ...動詞 to win the game... と言っていました。この動詞は意志動詞だったと思います。 ですから」 の内容が十分にはよくはわかりかねます。 推測しますと、引用された「ナダルのニュース」に ”to win the game...” が結果用法として用いられているとしか読めないものがあったということなのでしょうか? (2) そうであることを前提に話をします。“to win the game…” の場合のwinには確かに勝利する方向への「意思」が含意されていると思います。が、試合には相手・対抗者がいることですから、勝ちたいと思っても結果はストレートにそうなるかどうかがわからない動詞であることがミソです。よって、win は確かに「意志」動詞でありながら不定詞で用いられた場合に「結果」用法となりえる動詞のように思います。

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  • Parismadam
  • ベストアンサー率65% (2756/4211)
回答No.4

こんにちは。4/15のフランス語のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 1.ご質問で書かれている不定詞の「目的」「結果」の用法とは、共に副詞的用法になります。 2.形容詞的用法は、名詞の説明をするための修飾句で、「目的」「結果」の用法という文法上の区別はありません。 3.この例文のto不定詞は、副詞的用法ではなく、No.3で回答されている通り、形容詞用法が最も適切な解釈になります。理由は以下の通りです。 (1)conducted「遂行する」の目的語は、a study「ある研究」「ある勉強」で、aという不定冠詞がついています。 (2)不定冠詞は、初めて話題に登場した名詞につきます。 (3)to不定詞以下は、初めて登場する名詞studyを、どんな学問かと説明をするための、修飾句としての働きを持っています。 (4)このto不定詞を副詞的用法の「目的」「結果」と見るのは、不定冠詞を用いた名詞a studyでは、意味が弱すぎます。せめてthe study「その学問」と特定の名詞を指す定冠詞にするか、何か特定の学問を明記するのが適切です。目的や結果につながるための、「具体的な」手段・材料が必要だからです。 以上ご参考までに。

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  • go_urn
  • ベストアンサー率57% (938/1643)
回答No.3

こんにちは! (1)英語を使っているほうは、特に意識しないで使っているでしょうから、形容詞的用法、副詞的用法の区別がつきにくい場合が少なくありません。 (2)副詞的用法の、「目的」「結果」は、どちらでもいい場合が多いと思います。 例)He combined the three metals to make a new alloy. は、「彼は新しい合金を作るためにそれら3つの金属を化合させた」(目的)でもいいし、「彼はそれら3つの金属を化合させて新しい合金を作作った」(結果)でもいいわけですね。 さて、お尋ねの Jim conducted a study to give us some insight into our situation. の場合 (1)(形容詞的用法)「ジムは、われわれにわれわれの状況に対する洞察を与えてくれるような研究を行った。」 (2)(副詞的「目的」用法)「ジムは、われわれにわれわれの状況に対する洞察を与えてくれるために、1つの研究を行った。」 (3)(副詞的「結果」用法)「ジムは、1つの研究を行って、われわれにわれわれの状況に対する洞察を与えてくれた。」 のどれも一応形にはなりますね。でも、a study というのを浮かせるのはちょっと不自然ですので、to不定詞で修飾していると取るのが自然なような気がします。 ですから、どれでも間違いとは言えませんが、強いてと言われれば、個人的には(1)が妥当かなと思います。

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  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.2

普通は目的でしょうね。形容詞的用法。

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  • longrain
  • ベストアンサー率39% (52/131)
回答No.1

文脈しだいで「結果」にも「目的」にもなると思います。 前後の文章はどうなっていますか?

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