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ソクラテスの考えについて

学校の問題で「ただ生きることではなく、善く生きることが大切だ」と考えた。このことについてソクラテスの考えをまとめ、自分の考えも論ぜよ。と出たのですがなにがなんだかわかりません。 ぜひ教えてください!!

みんなの回答

  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.2

ソクラテスが生きた時代、アテネでは「民主主義」が確立していまいしたが、その「民主主義」も「衆愚政治」に陥っていました。 そんな中、ソフィストという所謂知識人とされる人々が活躍していました。 しかし、多くの人々はその知識をあたかも「真実」のように語り、自分たちの利益誘導の方法として使っていました。 ソクラテスは「アポロンの神殿」によって、「あなたが最も知者である」という「お告げ」を聞きました。 それを確かめるため、ソフィストに次々と「問答」をしかけ「彼らは結局、何も知らないのだ」ということを暴いていきました。 その中で、「私は無知だか、無知であることを知らない(自覚しない)人よりも賢い」という確信を持っていきます。 そして、「間違った知識をひけらかして自己欺瞞的な生き方をしない」といったことなどの「アレテー = 徳」を実践して生きることこそ、「幸福な生き方」だと考えました。 また、現代においてもっとも「影響」のある思想は「法の精神」です。 ソクラテスは、ソフィスト達に「無宗教であり、アテネ国家に反逆している」として訴えられます。(背景は「名誉を傷つけられた」事への報復だと考えられている) ソクラテスは「無実」を訴えましたが、裁判の結果「有罪(死刑)」となります。 牢獄に繋がれたソクラテスは、友人から「脱獄」を勧められます。(当時のアテネは、官吏にお金を渡せば簡単に「脱獄」でき、他国で安全に暮らせた) それにも関わらず、ソクラテスはその勧めを断り「死刑」に服します。 その理由は、「国家に従い生きることこそ、徳である(悪法も法なり)」という考え方です。 つまり、「法に反して生きることは、善く生きる事に反する」という事です。 これは、後に「法の精神」として「法治国家の基本」となっていきます。 (因みに、法治国家では悪法は改正とう手段で善法に変えることが出来ます)

hickie
質問者

お礼

詳しく教えていただきありがとうございます!! 参考にさせていただきます!!

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

他のことばでいえば、 人はパンのみにて生きるにあらず、ということでしょう。 ギリシア人にとってよく生きるとは、人としての徳性を 最大限に生かして生きることです。

hickie
質問者

お礼

どうもありがとうございます!! そういうことなんですね。 参考にさせていただきます!!