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関係詞の問題
英文法の関係詞で、 「複合関係代名詞」の文と 「譲歩を表す複合関係代名詞」の文を 訳すときの区別がつきません(>_<) たとえば、 Whatever he writes, it attracts many people's attention. この文があったときに、 正しい答えは 「彼が何を書いても、それは多くの人々の注目を集める」 となるのですが、なぜ、 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」 ではいけないのでしょうか? 教えてください。
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- Parismadam
- ベストアンサー率65% (2756/4211)
はじめまして。 ご質問の文、Whatever he writes, it attracts many people's attention.の意味が 1.「彼が何を書いても、それは多くの人々の注目を集める」となる理由: (1)主節にit「それは」という主語があるからです。 (2)この文の主節はitが主語S、attracts「~をひきつける」が動詞V、many people's attention「多くの人々の注目」が目的語Oとなり、SVOの第3文型で文が完成しています。 (3)つまり、Whatever he writesは、文の構成要素(SVOC)とは関係のない品詞、つまり副詞となります。 (4)副詞になる従属節、すなわち副詞節のwhateverは、「たとえ~は何でも」と、譲歩のように訳して、主文を副詞的に修飾します。 (5)従って、この複合関係代名詞は、副詞になる譲歩の用法になります。 (6)ちなみに、この譲歩の用法では、一般に節の中の動詞にmayなどの助動詞を使って、譲歩であることを明示します。 例:Whatever he may write,「たとえ彼が何を書いても」 2.「彼が書いたものは何でも多くの人々の注目を集める」の英文にするには: (1)この日本語訳の主語SはWhatever he writes「彼が書いたものは何でも」=Anything that he writes、動詞Vはattracts「~を集める」、目的語Oはmany people's attention「多くの人々の注目」で、SVOの第3文型になり、文が完成します。 (2)つまり、Whatever he writes「彼が書いたものは何でも」=Anything that he writesは、Anythingという名詞を含んでおり、文の構成要素の主語Sとなっているのです。 (3)主語になるのは名詞でなくてはなりませんから、この節は名詞節になります。すなわち名詞節のwhateverは、「~なものは何でも」と、名詞のように訳して名詞として、主文の主語、補語、目的語になることができます。ここでは、主語になっているのです。 (4)従って、この複合関係代名詞は、主語になる名詞節の用法になります。 3.副詞節になるWhateverと名詞節になるWhateverの違い: (1)副詞節になるWhatever: 1)副詞節のWhateverのwhatは疑問詞です。 2)疑問詞whatを強めるために、副詞everをつけたもの(What+ever)で、「いったい何を」「たとえ何を」という意味になります。 (2)副詞節になるWhateverと名詞節になるWhateverの違い: 1)副詞節のWhateverのwhatは関係詞です。 2)関係詞whatを強めるために、副詞everをつけたもの(What+ever)で、「~するものは何でも」「~することは皆」という意味になります。 以上ご参考までに。
- sanori
- ベストアンサー率48% (5664/11798)
「彼が書いたものは何でも多くの人々の注目を集める」 は正解です。 「彼が何を書いても、それは多くの人々の注目を集める」 と全く同じ意味になるので。 ちなみに、 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」 でも良さそうですが、「彼が注目を集める」なのかそれとも「書いたものが注目を集める」なのかがはっきりしないので、あまりよくないです。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
Whatever he writes attracts many people's attention. であれば, Whatever he writes は attracts の主語となる名詞節になります。 この場合,whatever he writes = anything (that) he writes であり 「彼が書くどんなものも」というのが直訳で,全体では 「彼が書くどんなものも多くの人々の注目を集める」となります。 一方,Whatever he writes, it attracts many people's attention. であれば, it attracts many people's attention には文として欠けているものがないので, whatever he writes は副詞的なものとなり,通常「彼が何を書こうとも」という譲歩の意味で訳すことになります。 結局,名詞節の場合は,anything「どんなものでも」の意味合いであり, 副詞節の場合は「どんなものであろうとも」という譲歩の意味になります。 このような文の主語や目的語となる名詞節と,主節を副詞的に修飾する副詞節という構造上の理解は必要でしょうが, 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」と訳しても, it という主語は日本語で必ず訳す必要はありませんし,「どんな~でも」の「も」 も,「しようとも」の「も」も日本語にすれば同じですので,「書いても」でも変わりありませんので,特に問題ないでしょう。 名詞節の場合は, 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」よりも, 「彼が書くはどんなものも~」が直訳ですので覚えておいてください。
- ANASTASIAK
- ベストアンサー率19% (658/3306)
Whatever he writes, it attracts many people's attention. で、「彼が何を書いても」とWhatever以下が説明されたとして、 このことは、カンマ以下の主語を限定する構造にはなっていな いからです。この文では、heを主語にして、 「彼が何を書いても、彼は許されるだろう」 という文にしてもいいし、その書いたものを主語にして、itで受 けてそれは、としてもよいわけです。 話者の判断で堂にでもかける構造です。
補足
ごめんなさい。 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」 ではなくて、 「彼が書いたものは何でも多くの人々の注目を集める」 となってはいけないのはなぜでしょうと 質問しようと思ったのですが、 打ち間違えました。 ごめんなさい。
- takahashi-
- ベストアンサー率0% (0/4)
「それは」があると、特に何に注目を集めたいかが分かるからではないでしょうか。英検準2級ですが、結構難しい問題ですね。
補足
ごめんなさい。 「彼が何を書いても、多くの人々の注目を集める」 ではなくて、 「彼が書いたものは何でも多くの人々の注目を集める」 となってはいけないのはなぜでしょうと 質問しようと思ったのですが、 打ち間違えました。 ごめんなさい。