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he won't stop leaning over to.......
08/01/15 NHKラジオ英会話講座より (飛行機の中で素敵な女性とお近づきになりたくて・・) Emma:You don't have a seat of your own? Ryan:Uhh,yes and no. You see, there's this gigantic man sitting next to me. He takes up his own seat, and half of mine. And he won't stop leaning over to harangue me about this or that. It's awfully tedeious. ・・途中省略・・。そして、ああだこうだと僕に熱弁をふるうために身を乗り出してくるのをやめようとしないんだ。それがものすごく退屈で。 (質問) (1)[he won't stop leaning over to..]の[won't] についてお尋ねします。 willは「これから起こることを示す記号である」と本には書かれていますが、本文は過去の習慣/習性を述べています。willのコアイメージとは結びつきません。どのように考えたらよいのでしょうか?また[won't]を[don't]に置き換えた場合の、イメージの違いを教えてください。 (2)[there's this gagantic man...]の[this]の使い方が分りません。話し相手のEmmaはこの大男を知りません。言葉の弾みで使われていて、意味の無いものでしょうか? 何か参考になるヒントでもいただければと希望します。よろしくお願いいたします。以上
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こんにちは。1/12のご質問ではご丁寧なお返事を有難うございました。 既に回答は出ていますが、少し補足します。 ご質問1-(1): <willは~どのように考えたらよいのでしょうか?> 辞書を調べてみましたか? 1.和訳の動詞部を見ると「~しようとしないんだ」とあります。 2.その部分と辞書にあるwillの用法を比べてみます。すると、辞書の中に「強い意志」を表す用法があります。 3.このwillは「意志」の用法の、「主張」「固執」といった用法になります。辞書の例文をみると、その用法では「(どうしても)~しようとする」「(どうしても)~しようとしない」という、強い意志を表す例文が紹介されているはずです。 4.そこから、この用法なのかな?と想像するわけです。「想像」もまた英語の勉強のひとつです。 ご質問1-(2) <また[won't]を[don't]に置き換えた場合の、イメージの違いを教えてください。> 1.このwillは主張、固執を表す強い意志の用法になります。 2.肯定形、否定形どちらも同じ用法が可能です。 (1)肯定形: He will have his own way. 「(どうしても)彼の思い通りにする」 Accidents will happen. 「事故は(注意しても)起こるもの」 (2)否定形: He won’t consent. 「(どうしても)うんと言わない」 The door won’t open. 「戸はどうしても開かない」 3.これらの用法はwould、wouldn’tという過去形にしても同じ用法になります。ただ、「~しようとした・しなかった」と過去に訳せばいいだけです。 4.従って、won’tをdon’tにすると、この「強い意志」のニュアンスがなくなります。訳出するとwon’t「~やめようとしない」、don’t「~をやめない」となり、後者は事実を淡々と述べている、ややモノトーンなニュアンスになります。 ご質問2: <(2)[there's this gagantic man...]の[this]の使い方が分りません。話し相手のEmmaはこの大男を知りません。言葉の弾みで使われていて、意味の無いものでしょうか?> 言葉の弾みではありません。 1.There’s構文ですから、その後にくる名詞this gagantic manは、話題として初めて登場する名詞になります。 2.つまりthis gagantic manのthisは前文の何かを指しているのではない、ということが推察されます(「推測」も大事な英語学習の要素です)。 3.指示代名詞thisには、前に述べたことの他に、次に述べることを指す用法があります。ここでは、その用法になります。 例: As this is well known, ~ 「これは周知のことだが、~」 このthisは後出の主節の「~」の内容を指します。 4.ここにthisを置くことで、聞き手に「次にこの『大男』についての説明があるな」という心の準備をさせることができるのです。 例えば、この部分を意訳すると、 You see, there's this gigantic man sitting next to me. 「それがさあ、すごい大男が隣にいてね、、、」 といった、「話題の喚起」となり、次のその話題が次の話へと「展開」していくことが、このthisによって予想されるのです。 以上ご参考までに。 ご要望にお答えして、「配慮」にこだわらず、回答できる範囲内で回答したいと思います。簡単なアドバイスですが、辞書をこまめにひいて「想像」「推測」して、イメージを作り出す、ということも英語学習には大切な作業になります。辞書をボロボロになるまで、酷使して下さい(笑)。辞書を使いこなせるようになると、英語学習もぐんと効果的になるでしょう。
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- Ganbatteruyo
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Gです。 こんにちは!! またわしなりに書いてみますね。 これらもまさにフィーリング英語の表現なのです。 (1)[he won't stop leaning over to..]の[won't] についてお尋ねします。willは「これから起こることを示す記号である」と本には書かれていますが、本文は過去の習慣/習性を述べています。 ここでは過去の週間/習性を出しているのではないのです。 He won't stopと言う表現で「止めようとせんのや」「止めようとしない」と言うフィーリングの「止めんのや」「止めないんだよ」と言う日本語の第2標準語と第一標準語のフィーリング表現になります。 willは学校文法では意思、未来、、、、、と分類されてしまい、その文法分類選択詞(普通2文字の漢字)から一つを選ぶ事になりますね。 私はそれじゃこの「止めんのや」「止めないんだよ」と言うフィーリングがあるときそれを誰かに伝えるときにこのwon'tがでてきにくくなってしまうと言います。 Thank you<->ありがとう と同じように、won't stopと来たらこの「止めないんだよ」のフィーリングを文法なしに感じて欲しいのです。 これの表現を見て、選択肢のうちのどれだろう、と考える反応ではなく、何かが何かをやめないので怒っている、困っているんだ、と感じて欲しいのです。 つまり、このwon't stopは「意思を示す」典型的な表現だという事なのです。 そして私は、「意志」とワンクッション置いた理解、何か学術的に聞こえる用語を持ってくる反応をするのではなく、He won't stopと言う表現があるから「止めないんだよ」と言う意味合いを言っている、と素直に覚えてしまうわけですね。 つまり、ネイティブはこのwon'tだけを見て何を言いたいのかと知るのではなく、won't stopと言う表現をすれば、文法では「意思を示した助動詞」と反応し、英語を使う人は、止めないんだよ、といっていると言うことが毎日使われている英語表現として身につけていると言うことなのです。 そして、更に前に書かれている状況説明では馬鹿でかい人(太りすぎ)が隣に座る事になってしまい、座るだけならまだいいかもしれないけど、自分の席を俺の席の半分まで占領しているんじゃん、と言う説明をしていますね。 もうこの時点で、いい気持ちにはなっていないことが分かりますね。 この状況からも、he won't stopでその人は辞める意思が無い、つまりやめようとしない、と言う訳になるわけです。 stopの後に~をやめないの~の部分には現在分詞が来るのはご存知ですね。 体ごと寄り添ってくるのを止めないんだよ、と言うことを言っているわけです。 どうりで、自分いすに座っていないわけですね。 そして、Emmaはこの大男の存在も不幸な機内経験も知らないわけです。 知っていたら、You don't have a seat of your own?と言う表現をしたくなるようなフィーリングはエマさんには起きないわけです。 >willのコアイメージとは結びつきません。どのように考えたらよいのでしょうか?また[won't]を[don't]に置き換えた場合の、イメージの違いを教えてください。 これをhe doesn't stop leaning overと言う表現を使うことで、同じ「止めないんだよ」と言う訳でも「やめようとしない」と言うフィーリングがない「止めないんだよ」なのです。 違いは分かりますね。 つまり、やめない、と言うフィーリングよりもkeep leaning overとフィーリングが出てくるわけです。 どうですか、文法的違いはあるものの、日本語でも「やめようとしない」と言うフィーリングを「やめない」と言う表現も使いますね。日本語ではどちらのフィーリングを出そうとして「止めないんだよ」を使っているのかはっきりしませんね。 しかし英語では表現を変えるのです。 よって、「止めないんだよ」と言う日本語表現を訳すときに「その人のフィーリングを感じなければ適切な表現は出来ない」と言うことになってしまうわけです。 英文を見て分類は出来るけど英語表現を作り出すときになると日本語の表現の持ついろいろなフィーリングの違いを感じる事が出来ない人が日本では非常に多いと言う事は、フィーリングに基づいて英語ないし日本語の表現は作られる、と言う根本的な観念が文法では教えてくれないからなのですね。 >(2)[there's this gagantic man...]の[this]の使い方が分りません。話し相手のEmmaはこの大男を知りません。言葉の弾みで使われていて、意味の無いものでしょうか? これもある意味で中学英語の殻から抜け出さないと代名詞と呼ばれているにもかかわらず話題の中にはまだ出てきていない事柄を示す単語だと言う事が分かりづらいとおもいます。 キーワードはyou seeなのです、もちろん、見ると言う意味のseeでもw分かると言う意味のseeでもありません。 you see, xxxxxxxxxと言う表現をして、つまり、ここでは、you seeの後に文章がすぐ来ている事がキーワード、この文章を理解するヒントなのです。 ~だということを想像してみてくれよ。と言うフィーリングが出せる表現なのです。 つまり、これで相手をある状況に引っ張り込もうとしていているわけです。 つまり、今から状況説明するから聞いて、と言うフィーリングが出ているわけです。 ですから、ライアンは自分ではもうエマがその状況に入り込んでいるつもりなのですね。 You see, there's this gigantic man sitting next to me.と言う表現の中のthisは「これ」と言うフィーリングではないのですね。 you seeと言う表現がキーワードだと言いましたね。 つまり、想像させているわけです。 このように想像させている状況でthisを使う、You seeと一緒につながり、「とある」「今から言う」「まだ言っていないけど」と言う形容詞としての使い方として使われるのです。 あるところにおじいさんとおばあさんがいました、と言う昔話で、There were this old man and his wifeと言う表現を作れるかどうかが表現力としててきめんに現れてくるのですね。このthisの使い方なのですね。 ですから、日本語訳としては、今から説明するけど、俺の隣に座っている太りすぎの男がいるんだけどね、太りすぎの男がいるのをイメージしてくれよ、と言う風になるわけです。 そして、この男性の事を説明しますね。 徐々に愚痴の発展をさせているわけです。 harangueと言う表現をしていますが、このカテでならましでしょうが、私の書いたものをそのまま私の口から興味もない人の隣に座って長々とお説教じみた事を言われたらたまらないですよね。 <g> これもフィーリング表現ですね。 いかにも怒っている、困っている、愚痴っぽいフィーリングを感じることが出来ますね。 参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
お礼
いつもご回答いただき感謝いたしています。とてもよく理解できました。語りかけていただいているような文章で、引き込まれてしまいます。 won't は、「未来」を表す助動詞から頭が離れず、戸惑いましたが、ご説明から[will]の持つ意志を感じ取れました。このフィーリングを大切にします。「助動詞は微妙な気持を表現する品詞である」といわれていますが、分るような気がします。don't との対比も分り易くよく理解できました。 thisはそのものズバリの説明で、こんな使い方もあるのかと、嬉しくなりました。 >このように想像させている状況でthisを使う、You seeと一緒につながり、「とある」「今から言う」「まだ言っていないけど」と言う形容詞としての使い方として使われるのです。 これから本格的な寒さが到来します。風邪など引かれぬようお気をつけて、益々のご活躍をお祈りいたします。まづは御礼まで。
- d-y
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(1) このwon'tは、文法用語で言うと「意思未来」というやつだと思います。 「~しようとしない」「~するつもりがない」のような意味になります。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=will&dtype=1&dname=1na&stype=0&pagenum=1&index=08059000 (2) 辞書を引くと「次に述べること」についてthisを使うこともあると書いてありますから、この用法ではないかと思います。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=this&dtype=1&stype=1&dname=1ss 日本語でも「それは、つまりこういうことなんだ。・・・(以下詳細な説明)」のように言うことがありますが、似たような感じではないでしょうか。
お礼
いつもご回答いただき感謝いたしています。大変参考になりました。またURLも助かりました。回答者の皆様にいつも相談に乗ってもらえるので心強い限りです。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつもご回答有難うございます。とてもよく分りました。 まづwillですが、[will=未来]にこだわり、意思を表すことが欠落していました。頂いた参考例を何度も復唱して自分のものにします。 次にthisですが、 >指示代名詞thisには、前に述べたことの他に、次に述べることを指す用法があります。 を教えていただいて、納得です。 今回も判りやすく疑問に120%答えてくださいました。心より感謝申し上げます。語学の才能のある人は、普通の人に比べ想像力豊かな人々だ、と常日頃思っています。うらやましい限りですが、私も頑張って見ます。でも、想像も裏づけが必要です。どうしても精通した皆様のお力が必要です。そこで初めて確信から自信へとつながります。今後ともよろしくお願いいたします。また私の厚かましい希望を受け入れてくださリ、嬉しい限りです。 尊敬と、感謝と、またの願いをこめて。