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従軍慰安婦について
http://renqing.cocolog-nifty.com/bookjunkie/2007/05/post_4c80.html http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1640 http://tactac.blog.drecom.jp/archive/1514 このブログでは日本政府に責任があったとされています。 一方では日本政府には責任がないとしているサイトやブログも沢山あります。 私は今まで日本政府に責任はないと考えていました。 しかしそれは一部の歴史修正主義者の考え方にあたるそうです。 いったいどちらが正しいのでしょうか?
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とりあえず、慰安婦問題について広く意見をまとめているサイトとして、ウィキペディアの慰安婦の項目を紹介します。 ただし、ウィキペディアは誰でも編集できるサイトですので、そこに記載されている内容が正しいかどうかについては、読む人の責任で考えてください。 参考:ウィキペディア『慰安婦』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%B0%E5%AE%89%E5%A9%A6 この問題の難しいところは、 1.「無理やり連れてこられて、慰安婦にされた!」と主張する被害者がいる一方、元慰安婦たちの訴えが司法の場でほとんど退けられたことにあること 2.元慰安婦を支援する背後に、日本・韓国の反日左翼勢力、あるいは中国共産党の組織があり、政治問題として日本を貶めようとする勢力が存在すること 3.主にアメリカで(日本にも一部存在)、現在の人権意識で過去の事件を裁こうという考えが強いこと があります。 1については、自分が調べた範囲でも、いろいろと難しいことがあります。 No.1の方が主張するように、本人の意思を無視して無理やりつれてこられた人が存在することはあるかと思います。(ただし2割という数字には疑問をもちますが) ただし、実際には業者が女性を騙してつれてきたケースや、本人ではなくその家の親が娘を業者に売った(おそらく貧困が主な理由かと)のが実情のようです。 少なくとも、日本の国や軍が組織的に女性を連行して、慰安婦とした証拠の書類は見つかっていません。 もっとも、一部の軍人が女性を無理やり引っ張っていき慰安所に入れた事件は発生していますが、これは彼ら個人による罪であり、戦後のB・C級戦犯の裁判で裁かれています。 しかし、当事者たる元慰安婦にしてみれば、強制的に慰安婦にさせられた事実に代わりはないのですから、誰かに補償してもらいたい感情は当然あるでしょう。 しかし、仮に親が売ったとしても親を訴えるわけにはいかないでしょうし、業者の存在もどうなったかはニュースで調べた範囲ではよくわかりません。 元慰安婦も高齢化していますし、日本政府を訴えて償ってもらいたい感情があることは理解しています。 しかし、元慰安婦の感情はともかく、法的には日本政府には補償の責任はないと日本やアメリカの裁判所では判決が確定したため、政治問題化してまで補償を求めようとしているのが、現在の事情ではないかと私は考えています。 2については、詳しい説明は不要ですね。理由は何であれ、日本および日本政府の国内での立場や、国際的信用を失墜させたい勢力が存在することです。 3については、下記の記事を一読願います。 参考:『【正論】岡崎久彦 安倍総理訪米と慰安婦問題の行方』 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/51721/
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- sudacyu
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日本の最高裁判所の司法判断として確定した判決により、「日本政府に責任はあるが、各国との平和条約等の締結によって、日本政府に対する賠償責任は放棄されている。」との結論がでました。 政治家や政府要人が今後何を言ったところで、日本国憲法に基づ日本の政治・法体制の元では、最高裁がこの判決と異なる判決を、今後繰り返して出さない限り、これを覆すことは出来ません。
お礼
有難うございます。 最高裁でそのような判決が下されたことは重要ですね
- aburakuni
- ベストアンサー率30% (470/1562)
最近になって米国がアフリカからの奴隷輸入を詫びたという記事がありました。 セクハラに関して、強制があったという事は心理的圧力が在っただけで認められます。 日本においては「本音と建前」という独特の価値観があり、現在でも法律や規定で決まっている事と、実際に現場で行われている事が違うのは良くある事です。 これは明治時代に海外に文明国として認められたいと言う事で、各種の法律・規則を作ったが、現実には民度がそこまで行っていなく、官(お上)も自分の都合で法律をいい加減に扱っていた事によります。従って、記述が無いから云々は証明にはなりませんし、現在の中国を見れば、決められ事と実態は違うと言う事が数多くあります。 他の方も仰っているように、現在と当時の倫理基準は異なるので、法律論や賠償責任に関しては、遡及事態に無理がありますが、戦勝国である米国が日系米国人に対しての扱いに謝罪と補償を行った様に、すっきりとした態度を採る事が得策である事は確かです。 物事がなかった事を証明する事は本来出来ませんし、裁判では証拠不十分となっても、状況から普通に考えてあったと考えられる事は、国際世論上はあった方に傾きます。そういった意味では北朝鮮の拉致についても、彼らが認めた以外のものの大半は証明が難しい訳で、米国のマスコミの言う事も「一理」あると言わざるを得ません。
お礼
有難うございます。 参考にさせていただきます
- hiroki0527
- ベストアンサー率22% (1101/4910)
まず、現在の倫理観を60年近く前の事に押しつけてはいけません。 今の倫理観では問題でも当時は無問題って事は山のようにあります。 現在の所「従軍慰安婦の強制連行は合った派」でも「強制連行の証拠を示す公的書類(これこそ日本政府・軍の関与を示す資料)」は見つけ出す事が20年以上経っても出来ていません。 現地の業者が募集したチラシ等はちゃんと残っています。 でもそれを持って「日本の責任」の証拠というのは弱すぎる。 軍隊は「書類が無ければ何も出来ない」団体(大体どこの軍隊も似たようなモン)で、特に日本軍は書類の山でした。なんせ便所に座る位置からズボンの金玉の位置まで規定していました(この辺りは資料が大量に残っています) でも「日本軍・政府による強制連行」を指示する書類等は何も見つかっていません。今のところね。 なので、現在の所「国として強制連行をさせた証拠は見つかっていない」というのが一般です。 なお、軍隊に関わる職業である以上軍隊は衛生関係等には関与していますね。「兵士の衛生状態は軍隊維持には重要な問題」ですから。 それに関する通達等はちゃんとあります。 なお、日本でも昭和20年代頃まで「売春は合法」でした。 東京でも東向島(玉ノ井)や吉原は有名でした。 従って希望して売春していた人間に対し政府が保証する必要性は皆無です。 どこからか「従軍慰安婦の強制連行は合った派」の主張が意図的にねじ曲がっていますが、元々は「従軍慰安婦の強制連行は合った」しか言っていませんでした。なので日本政府に責任があるかは「従軍慰安婦の強制連行は合った」だけの問題です。 広義だ狭義だごちゃごちゃ言っていますが、元々の主張は「従軍慰安婦の強制連行は合った」だけです。
お礼
有難うございます。 参考にさせていただきます
- maxmixmax
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アメリカでにわかに日本軍の慰安婦問題が持ち上がりましたよね。 そのためアメリカが改めて調査した結果は、 日本軍は強制的に集めたりなどの関与していなかったそうですよ。 韓国も日本軍が強制的に慰安婦をかき集めた証拠として 兵隊よりもかなり良い給料で慰安婦を募集してるビラを 持ち出してましたしね(笑)
お礼
有難うございます。 さんこうにさせていただきます。
- a3453a
- ベストアンサー率28% (132/460)
現在のように、人権尊重思想や売春防止という 社会環境から判断すると 明らかにその当時の日本政府はよくないといえます しかし、当時の社会規範や倫理から判断すれば 飛びぬけて悪いことだとはいえません 当該女性がお金のために、希望してきたのだとすれば 日本政府には責任はありません しかし、強制連行したとすれば、日本政府に責任があります 推測ですが たぶん8割以上は希望してきた女性でしょうね 残りの2割の強制連行の女性に対して 政府がどのような謝罪・補償するかというのが 課題であり、責任であると思います 現在の日本政府も、強制連行の女性には補償はしたい しかし希望してきた女性へは責任は認めない しかるに、強制連行の人と希望してきた女性との区別を 判別する手段がない、全員に補償することは責任を100% 認めたことになるので政府の面子にかけてもできない というジレンマ状況なのだと思います 世界の他国の例を見ても、戦争中はとてつもない 悪行をやっていますからね 戦勝国はいっさいの責任を問われていません 責任追求は日本とドイツに対してのみ行われています これもおかしいといえばおかしいのですが。。。。。。 日本は中国、韓国等へ国として「補償金」をすでに 払っているのですから、日本は戦争責任は完了しています いまさら日本政府に対して裁判を起すのはまちがいです 慰安婦への個々への補償はそれぞれの 国自体が自国民(慰安婦)へ実施すべきことだと思います
お礼
お礼が遅れてしまいました。 確かに補償そのものは各国政府が担保すべきですね
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お礼
詳細な説明を有難うございます。 やはり当時の価値観と現在の価値観の差が問題のひとつなのですね。