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貸倒引当金について
損得で考えたら 貸倒引当金の貸方残高は金額が多いほうがいいのでしょうか? 次期の費用を減らせるから多く見積もったほうが特になると言うことでしょうか? よろしくお願い致します。
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>貸倒引当金の貸方残高は金額が多いほうがいいのでしょうか? 貸倒引当金の(貸方)残高は、過去に計上した貸倒引当金繰入額の累計額を表します。従って、貸倒引当金の残高が多いということは、貸倒引当金繰入額累計額が多かったということです。 貸倒引当金繰入額は【費用】ですから、費用が多かったということは、その分だけ利益が少なかったということであり、法人税が少なくて済んだということです。この意味で、貸倒引当金の残高が多ければ、過去は『良かった』と言えます。 〔借方〕貸倒引当金繰入額/〔貸方〕貸倒引当金 しかし、将来も過去と同様に『良い』とは言いきれません。なぜなら、会社の売上が減少し、売掛金や受取手形などが減少すれば、貸倒引当金の残高が減少するので、そのとき、必然的に貸倒引当金戻入益という【利益】が発生し、法人税が増えてしまうからです。 〔借方〕貸倒引当金/〔貸方〕貸倒引当金戻入益
その他の回答 (2)
貸倒引当金の限度額は、決まっていたと思いますし、引当額の計算方法も決まっていると思います。詳しくは、貴社を担当しておられる税理士に問い合わせて下さい。
お礼
すいません。 簿記の3級の試験勉強をしていて疑問に思い質問をしてみました。 大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。
- sapporo30
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貸倒引当金は、貸し倒れになる懸念がある などの 正当な理由なし に積むものではありません。 好きに積んでいいものではないので、損得にはなじまないです。 赤字企業で、積みたくないのに、 積みなさいと会計士に言われて しぶしぶ計上する企業もいっぱいありますからね。
お礼
自由に設定できるわけではないのですね。 大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。
お礼
大変参考になりました。ご回答ありがとうございます。