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貸倒引当金
簿記3級 下記質問がよく分かりません。 (1)売掛金(前期の掛売り分)が回収不能となり貸倒処理した。 尚、貸倒引当金残高は、85000あった。 答え 貸倒引当金 85000 売掛金100000 貸倒損失 15000 (2)前期に生じた売掛金60000が貸倒となった 貸倒引当残 41000 貸倒引当金 41000 売掛金 60000 貸倒損失 19000 何故、前期の売り掛けを今期に処理するのでしょうか? 前期の決算時に処理してしまわないのでしょうか?
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- srafp
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2種類の回答が浮かんだので両方かきます 先ず、要求される仕訳の裏側にある取引は想像できていますか? 問題1に出てくる会社が3月決算法人だと仮定してますと、次の様な取引が想像できます。 ・3月1日 A社に商品を100,000円分売上た。代金は全額掛とした 売掛金100,000/売上100,000 ・3月31日 決算整理で貸倒引当金を85,000を計上した [決算前の同勘定残高はゼロ] 貸倒引当金繰入85,000/貸倒引当金85,000 ・4月20日 A社に対する売掛金(3/1分)が回収不能となったので、 貸倒処理した。 貸倒引当金85,000/売掛金100,000 貸倒損失 15,000 次に、貸倒引当金を計上する意味合いはご理解なされておりますか? 売上債権が回収不能になった場合、その損失は売上債権を計上した期に計上するべきです[期間対応の点]。 ですが、発生主義で仕訳を起こすと、回収不能が判明するのが翌期になってしまうことがありえます[上記例を参考に]。 とは言え、やはり売上債権を計上した期に何等かの処理をしておいたほうが、よいのではないでしょうか? 其処で、回収不能予想額を「貸倒引当金」勘定で計上するのです。この事から、回収不能となった時に「貸倒引当金」勘定で処理できるのは前期の売上債権に係る部分のみとなります。 最後に 若しかして、私はご質問の意味を取り違えていますか?ご質問者がご不快に感じたのであればお詫び申し上げます。
- ok2007
- ベストアンサー率57% (1219/2120)
> 何故、前期の売り掛けを今期に処理するのでしょうか? この点については、仕訳は基本的に仕訳対象の事象が発生した時におこなうべきものである点が、関係してきます。 すなわち、売掛金が回収できなくなるのは、得意先が倒産するなどの事象が起こったときであるところ、得意先の倒産などの事象は必ずしも売掛金の発生した前期に起こるとは限りません。 そして、得意先が今期に入って倒産したときは、売掛金を回収できなくなるわけですが、この処理を前期に遡っておこなうことは、「仕訳は基本的に仕訳対象の事象が発生した時におこなうべき」との原則に反します。これは、許されません。 そのため、今期に入って得意先の倒産などの事象が起こり売掛金が貸し倒れたときは、今期に処理しているんです。 ※ この結論は、現金主義会計であっても同じです。現金主義会計も発生主義会計も、事象が起こった時に仕訳をする点では同じだからです。
- nrb
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前期の決算時に処理してしまわないのでしょうか? 現金主義の会計だったら処理してもかまいません でも通常会計は発生主義会計ですから・・・・ たぶんこの問題の始めの法に発生主義会計とかは書いてるはずです 何故、前期の売り掛けを今期に処理するのでしょうか? 発生主義会計だったらそうなります http://financial.mook.to/accounting/01/structure_13.htm http://www.kcs-net.or.jp/koza/3-1-1.htm