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エステル化
酢酸2.2ml と イソペンチルアルコール1.6ml からイソペンチルアセテイト(バナナオイル)を作りました。 この時、理論的に生成物は何グラムできますか? 全部液体ですよね?密度からグラムに直してモルを出して計算すればいいんですか? 分子量は 酢酸60.05 イソペンチルアルコール88.2 イソペンチルアセテイト130.2 です。
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これはおそらく酢酸が過剰ですね。 だとすれば理論的な100%というのはイソペンチルアルコールの物質量ということになりますね。 収率が100%なら、これと同じ物質量のイソペンチルアセテートが生じることになり、それが理論的な収量になります。 現実問題としては無理でしょうし、生じる水との平衡を考慮する必要があるのなら、その平衡定数を考慮することが質問の主旨かもしれませんし、そうであれば答はまったく違ってきますね。
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ANO1ですが: CH3(CH3)CHCH2CH2OH + CH3COOH → CH3(CH3)CHCH2CH2OCOCH3 + H2O の反応において isopentyl alcohol: 1.6x0.813÷88.2 = 15 mmol acetic acid: 2.2x1.049÷60.05 = 38 mmol ご質問の内容は恐らく単離収率の計算かと思います。 この場合は、isopentyl alcoholを基準にしてisopentyl acetateが15x130.2 = 1.95gとれれば収率100%となります。 ANo2の方の回答にあります「生じる水との平衡を考慮する必要があるのなら、その平衡定数を考慮することが質問の主旨かもしれませんし、そうであれば答はまったく違ってきますね。」 に関してですが、実際の実験では出てくる水を除去するように反応液中に脱水剤(MS4A)等を入れて出来るだけ平衡をずらす工夫をします。 また、実際の合成実験では、平衡反応であろうとなかろうと収率の計算をしなければいけません。ご質問の方が反応機構を研究するのであれば別ですが。
それでよいと思います。