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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:鉄筋の定着長さの規定)

鉄筋の定着長さの規定

このQ&Aのポイント
  • 鉄筋コンクリート造の配筋上の規定事項として、「定着長さは仕口面から計測し、フック付きとする場合の投影定着長さは、異形鉄筋の呼び名に用いた数値の8倍以上かつ15cm以上とする」とあります。
  • また、小梁の下端筋なら25dフックなし、または15dフック付きなどという規定があります。
  • 後者はJASS5の取り決めである可能性がありますが、前者の規定の出典は不明です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yu-fo
  • ベストアンサー率58% (32/55)
回答No.1

ご質問の文章は、1999年版のRC規準で初めて規定されたものです。 定着部分の途中に90度折り曲げがある場合、慣例的に90度折り曲げ以降の部分も定着長さに加算していました。 というのも、RC規準では定着途中の90度折り曲げに関する記述がなかったのです。 そこで1999年版において、定着部分に90度折り曲げがある場合は、90度折り曲げまでの直線部分を定着長さとして定義することになりました。 その理由は、90度折り曲げ部分の支圧による定着効果が大きく、それ以降を長くしても効果の薄いことが実験的に解明されてきたためです。 また、標準フックという概念を導入し、90度折り曲げ部分の形状規定や機械式定着への適用拡大を図りました。 ところで、上の議論は引張力が働く鉄筋に関するものですので、小梁の下端筋のような圧縮鉄筋については従前の規定でも十分とされているようです。 そこで、1999年版RC規準を考慮して改定された2003年版JASS5では、一般の定着は直線部分を定着長とし端部に標準フックを設けることに改定し、下端筋の定着については従前のままとしています。

untipon
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 詳しい背景までご説明くださって大変分かりやすかったです。 使用していた参考書が2002年に刊行されたものだったので、 2003年改定以前の規定内容が問題文が登場したってことだったんですね。

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