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錐体の感度
視覚の事でお伺いしたい事があります。 S錐体、M錐体、L錐体、それぞれの波長の感度を S錐体:400~500nm M錐体:500~600nm L錐体:550~650nm と言われますが、 もしS錐体が無いとしたら400~500nmの光は見れないのでしょうか? それとも、このような数字で分かれてる訳じゃなく、 400~500nmの波長は、感度は落ちるが他の錐体がカバーしているのでしょうか? もう一つ質問があります。 ちょっと話はずれるのですが、ある本で 「すべての色は、光の三原色といわれる赤、緑、青の三つの光の組み合わせで作られています。」 とあったのですが、これは正しいのでしょうか? 光の三原色はTV等の光で、自然光にはそんな区切りは無いと思うのですが・・・ ただ、これを書いた人が立派な肩書きの人だったので気になってしまいます。 以上、ご回答の程宜しくお願い致します。
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http://okwave.jp/qa2942895.html のnhojutuさんの4番目の回答に紹介されているページが参考になるかと思います. 紹介ページの図によると,L,Mは可視光のほぼ全域に渡って感度があるようです.(Sは長波長域で感度が無くなるようですが) 光の三原色 「赤緑青の三色の光を混ぜると,人の目には同じ色に見える光を合成できる」というのがより正しい表現かと思います. ただし,赤青緑の光の合成で人の感じる全ての色を出せるわけでもないようです. 赤青緑の合成で作れる色合いは,人の感じる色合いの中心部分(というのも変な表現ですが)で,その外側に表せない領域があるのだとか.その外側の領域を表そうとすると,赤,青,緑に負の成分が必要になる(例えば,ある色の光に適量赤い光を混ぜたら,緑と青を適量混ぜた光と同じ色に見える)ということが起きるのだとか.
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- maekawadesu
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(人間が感じる)すべての色は、(3種類の錐体細胞に対応した)光の三原色といわれる赤、緑、青の三つの光の組み合わせで(脳で合成され)作られています。 色は自然界にあるのではなく、人間の脳のなかにある、と言った感じでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 光には色は無く、 錐体の組み合わせが色を見せているんですよね。 生物によっても色は違く見えるみたいですし。
- suiran2
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S錐体が無いとしたら… S錐体(青錐体)を欠く場合を,2色型色覚異常の第三色盲といいます。光は桿体細胞でも感知しますし,緑錐体や赤錐体も弱いながら感知しますので,色は不完全になりますが光は感知できます。どのように見えるのかはURLを参考にしてください。 http://www.microsoft.com/japan/msdn/columns/hess/hess10092000.aspx
お礼
一種類の錐体が無くなると見える色も違うんですね・・・ ご回答ありがとうございました。
- moby2002
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色と言うのは人間が勝手に感じている感覚です。「ある色とある色を混ぜると ○○色に見える」というのは、あくまで人間が、の話であって、自然界としては 単にふたつの波長の電磁波が同じ場所にあるだけです。他の動物には異なる 2つの光が見えているかもしれません。 音のことを考えるとわかりやすいでしょう。二つの音があっても聞き分けられる 場合がありますよね。 なので、「すべての色は、光の三原色といわれる赤、緑、青の三つの光の組み合わせで作られています。」 とうのは、まぁ正しいでしょう。三原色の錯体が人間の脳の中で色を作り上げているわけですから。
お礼
ご回答有り難うございます。 >「すべての色は、光の三原色といわれる赤、緑、青の三つの光の組み合わせで作られています。」 とうのは、まぁ正しいでしょう。三原色の錯体が人間の脳の中で色を作り上げているわけですから。 私もこう解釈すれば良いのかな?とも思っていたのですが その方の文面を見ていると錐体ではなく、 全ての光が三原色で出来ているみたいな書き方をしているんですよね・・・ それでfoobarさんの御礼の所でも書いたように 私の知らない違う視点で書かれているのかな?とか思ってしまった訳です。 ・・・やっぱり考え過ぎかな~と思います。
お礼
ご回答有り難うございます。 やっぱり400~500nmが見えなくなるというのは無いんですかね。 当然見える色は違うのでしょうが。 >光の三原色 「赤緑青の三色の光を混ぜると,人の目には同じ色に見える光を合成できる」というのがより正しい表現かと思います. 私もその方が正解だと思いますね。 ただ、肩書きが立派な人が書いていると自信が持てないというか、 何か違う視点で物を言っているのかな?とか考えてしまうんですよね・・・