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快感の理由
勝つ時、成長する時、知識を獲得する時、その他、いろいろなときに快感を感じます。私は「なぜ、人はそうことをすると快感を感じるのか。」という理由を知りたいです。 快感は本能的で、理由をさがすのは難しいと思いますが、みなさんの個人的な体験や知識をもとに主観的な意見をきかせてください。
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- kanpyou
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快感が、遺伝子による受容体の存否により関連付けられる例 そうなるかもね の生物学 http://www.alphapolis.co.jp/mailmaga/maga_each.php?maga_id=1000063
- nisekant
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脳に「報酬系神経回路」というものがあり、それを刺激するように動機付けられているそうです。勿論、刺激されると快感を伴います。 私が知っているのはこれだけ
- kanpyou
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#7です。 よく考えてみたのですが、内的感情の「イメージ」からくるものと、「生理的」なものが関係しそうに思います。 内的感情のものは、#7の回答の通りで、生理的なものは、「緊張の緩和(副交感神経の働き)」→「身体の弛緩」を勘違いして、快感と感じているのかもしれません。 それらの相乗効果により、『勝利』の快感が生まれるのではないでしょうか。
- kanpyou
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『パブロフの犬』だと思います。 「勝利」という概念が、本能的なことに起因するものではないと思います。 確かに生存競争において、他者を凌ぐことにより『糧』を得たり、配偶者を得たりします。 その満足感を味わうことにより学習・記憶し、「他者を凌ぐこと」と「快感」とが関連付けられ、勝利という概念と共に、快感を感じるようになるのではないでしょうか。
- ruehas
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こんにちは。 快感の生物学的意義とは、 「学習結果に基づいて接近行動を選択させ、より価値の高い結果を獲得するための内的報酬」 ということになると思います。 このような「満足感・幸福感」といいますのは、我々の脳内では「中脳・腹側皮蓋野A10DA含有核―大脳皮質・前頭前野」という「DA(ドーパミン)投射経路」の働きが亢進されることによって発生すると考えられています。 この投射経路は俗に「報酬系回路(幸福回路)」などと呼ばれており、何らかの報酬刺激の入力がありますと「腹側皮蓋野A10」から「皮質・前頭前野」に対する「DAの一斉投射」が行われ、我々の脳内には幸福感が発生します。そして、この回路を活性化させるメカニズムはふたつ発見されており、ひとつは「大脳辺縁系の情動反応」、もうひとつは「β―エンドルフィン」の脳内分泌がこの回路の脱抑制機能を持つとされています。 大脳辺縁系の情動反応とは知覚入力に対して発生するものです。ここでその知覚入力が「報酬刺激」と判定され、「快情動」が発生しますと、その信号が腹側皮蓋野A10に送られることによって前頭前野に対するDAの投射が開始されるというものであり、これが報酬系の基本回路となります。これに対しまして「β―エンドルフィン」といいますのは脳及び身体の自律的な生理状態に基づいて「視床下部」や「下垂体」などから分泌され、報酬回路の抑制機能に脱抑制と掛けることによってその働きを活性化させます。 では、大脳辺縁系の情動反応といいますのは知覚入力に対して発生するものです。ですから、この場合は何らかの情報が自分にとっての利益と判定されているわけですから、我々の脳はそれに対して幸福感を発生させているわけですね。これに対しまして、「β―エンドルフィン」といいますのは環境からの入力に対して分泌されるものではなく、身体の自律作用として発生するものです。従いまして、こちらの場合は身体が何らかの理由でそれを要求するならば、具体的な報酬が与えられなくとも我々の脳内には自然と幸福感が発生してしまうことになります。このため、「β―エンドルフィン」は「脳内麻薬」などと呼ばれています。 我々動物は、環境からの知覚情報を基に「利益・不利益の価値判断」を行い、「報酬刺激(接近刺激)」の判定に対して「報酬行動(接近行動)」を選択します。この「利益・不利益の価値判断」は中枢系に獲得された「反応基準」に基づいて行われ、知覚情報として入力された環境の変化に対応する適切な行動を選択し、生命活動をより有利に実現するためにあります。 我々高等動物の脳内には、このような知覚入力に対して価値判断を下し、行動選択を行うための中枢が全部で三系統ありますが、この内「本能行動」を司る「生命中枢」の価値判断といいますのは遺伝的にプログラムされた反応規準に従う「無条件反射」でありますから、その結果は全人類に共通であり、生涯に渡って絶対に変更することはできません。では、この系統ではその動物にとって何が報酬であるかは生まれながらにして定められていることですので、「利益」と判定されるものには無条件で確実な接近行動を選択することが可能になるわけですが、その利益獲得の結果を学習し、次の行動に再び役立てるということができません。これに対しまして、学習機能を持つ「大脳辺縁系」や「大脳皮質」の価値判断規準といいますのは生後環境から学習体験に基づいて獲得されるものであるため、次々と新たな経験を積み重ねてゆくならば様々なチャンスを物にすることができるようになりますし、失敗例もちゃんと学習されます。 我々動物は「報酬刺激」に対して「報酬行動(接近行動)」を選択し、利益の獲得を実現します。そして、この「報酬」といいますのは「外的報酬」と「内的報酬」に分けられます。 通常、「外的報酬」といいますのは知覚入力によって与えられますが、「内的報酬」といいますのは「内在的な欲求」として発生するものです。摂食行動の場合、「餌」という知覚刺激が外的報酬に当たり、空腹状態における「食欲」が内的報酬となります。そして、この二つが組み合わされることによって初めて接近行動が選択され、動物は「満腹」という利益を獲得することになります。 さて、「満腹」とは「快感・達成感」であります。ならば「快感」とは「報酬」でしょうか。実は、この時点ではまだそうはなりません。何故ならば、我々動物にとって「報酬」といいますのは「接近行動」を選択させるためにあるものだからです。欲求が満たされ、満腹になってしまってもまだ摂食行動を続ける動物がいるでしょうか。 このように、満腹といいますのは摂食行動に対して「回避行動」を選択させるためのものです。従いまして、「報酬」とは接近行動を選択させるものでありますから、「満腹・快感」とは報酬刺激ではないということになります。 では、この「快感・達成感」を「報酬」とするためには必ずや学習が必要です。「快感・達成感」が成功報酬としてひとたび学習されるならば、次の行動からはそれが接近行動を選択するための「未来報酬」として働くことになります。脳内に「快感・達成感」が発生するのはこのためです。 大脳辺縁系の情動反応やβ―エンドルフィンの分泌によって我々の脳内に発生する「満足感・幸福感」といいますのは「内的報酬」に当たります。ですが、これは「食欲」や「性欲」などとは違い、このままでは接近報酬としては使えません。ですが、これが実際の利益獲得として実現され、ひとたび「快感・達成感」として学習されるならば、それは行動選択のための立派な未来報酬として運用することができるようになります。我々はこのようにして向上心を獲得します。従いまして、「快感の生物学的意義」とは、「学習結果に基づいて接近行動を選択させ、より価値の高い結果を獲得するための内的報酬」ということになります。 さて、高い学習能力を持つ我々高等動物の脳内では、「β―エンドルフィン」は中脳・腹側皮蓋野「A10DA(ドーパミン)報酬回路」に対して比較的高い作用を持つことが指摘されています。 生命中枢における「食欲」や「性欲」といったものとは違い、「A10報酬系」によってもたらされる「快感」といいますのは学習が成されなければ実際の報酬としては使うことができません。では、我々の脳内には、どうして「学習を前提とした欲求」などというものが存在するのでしょうか。これは、与えられた生後環境の目まぐるしい変化に柔軟に対応し、生命活動をより有利に実現するためです。これが生後学習による環境適応能力であり、我々の向上心であります。 「知覚入力―大脳辺縁系―A10―前頭前野」 という報酬系の基本経路ではA10は大脳辺縁系を介して環境の変化と繋がっています。ですからこの場合、発生する幸福感は知覚入力によってもたらされた実際の幸福体験と対応しています。そして、この回路であるならば食欲や性欲など、予め定められた報酬刺激に対しても反応は発生しますし、それを成功報酬として新たに学習することも可能です。 ですが、 「視床下部・下垂体―βエンドルフィン分泌―A10―前頭前野」 この系統では実際の幸福体験が伴わなくとも我々の脳内には強制的に幸福感が発生してしまいます。従いまして、こちらの系統では「達成報酬の学習による向上心の獲得」という説明は成立しません。では、β―エンドルフィンとはいったい何のために分泌されるのかということになりますと、それは強い鎮痛・覚醒作用を持つ自律反応であり、いざというときの保護・遮断回路としての機能を果たすのではないかと解釈されます。ですが、もしこの反応が実際の幸福感と一緒に学習強化されてしまうならばどうなるでしょうか。それは常習性の強い覚醒効果を持つことになり、我々は向上心を持つことはおろか、生命活動を全うできるかどうかも危うくなります。従いまして、我々の脳内には何故このような「脳内麻薬」が存在するのか、また、如何なる理由でこれが学習機能を有する「A10報酬系」に強く作用するのかといったことは、まだはっきりと説明を付けることができないと思います。
- simakawa
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- hakobulu
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快感は脳内化学物質の放出の結果であるのは確かでしょうね。 問題は、なぜそのように快感を催すような化学物質が放出されるのかということでしょう。 推測しかできませんが、それは人間の可能性を実感するからだろうと思います。 人は無から生まれてくるわけですが、「生じ来たる」というエネルギー自体が生きるということであり、 つまり、生きるということは自らの、そして人間の可能性を追求する旅であると考えるのが最も自然で科学的でしょう。
個人的な、素人考えです。 勝ったり、知識を得たりする事を良しと知る、個が生き残ってきた結果なのではないでしょうかねー。 詳しくはしりませんが、アメーバーのような細胞単位で生きている生物には、そういった事はあまり関係ないでしょう。 しかし、進化してしまったために、競争が生まれてしまいました。 進化の途中では、知る事や勝つことが好きなグループと、そうでないグループの生存する確率が、知ることが好きなグループの方が優勢になって、けっかとして、知ることが好きなグループが生き残ったのではないかと。 単純に、”知る”っていうのは、生存する確率を高めますから、本能と言えば、本能かもしれないと、思いました。 マズローなんかだと、小難しいことがかいてありますが。
快感だとドーパミンでしょうかね、脳内物質が色々あるので様々な状況で使われます。 これは、やはり本能なのでしょう。 エンドルフィンは痛みにも対する物質ですし人間の保護の為に必要なのではないでしょうか。
- pokarish55
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快感は、自分を「高み」へといざなってくれるものだと思います。 快感に思ったことを繰り返すと次第に慣れてしまうので、その上の快感を目指そうとすることで、 自分をより良い方向へ導いてくれるのだと思います。