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透磁率等の単位
透磁率μの単位について、H/mとあるのですが、なぜこのような単位になるのでしょうか。 また、磁界の強さHの単位は、A/mは? 磁束Φの単位はWbで磁極の強さもWbとなるようですが、なぜ同じになるのでしょうか。 これは、こうなんだということかと思いますが、何か教えてください。
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- ojisan7
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回答No.1
透磁率を使った、磁気の法則を1つ例として考えれば、分かりやすいのではないでしょうか。例えば、ビオサバールの法則から、磁界の強さHの単位は、A/mとなることが分かりますね。 磁束Φの単位が磁極の強さの単位Wbと同じなのは、Gaussの積分定理によって明らかです。 B=μHが磁束密度ですから、Φ=BS=μHS(Wb=[μ]Am)の関係がなりたちますね。 また磁束ΦはインダクタンスをL(ヘンリー)としたとき、Φ=LI(Wb=HA)の関係が成り立ちます。したがって、[μ]=H/mとなります。 *磁界の強さHとインダクタンスの単位H(ヘンリー)を同じHと書きましたが、間違いやすいので、しっかり区別して下さいね。
補足
ありがとうございます。 なかなか難しいのは、法則の説明に法則が絡んでくるためでしょうか。 ビオサバールの法則やガウスの積分定理などと・・・。 わかりやすい参考図書というものはありませんでしょうか? 法則というのは、そのように理解するしかないんですかね。しかし、現在においては、様々な法則も理論的に証明できるようになっているのでしょうか。