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日本人の外来語の使用について
こんにちは。 知り合いに中国の大学生で日本語学部の方がいるのですが彼の卒業論文が 『日本人はどんなときに外来語を使う傾向があるか』といったようなテーマのようで、日本人として意見を求められたのですが私一人の意見を日本人代表として彼に伝えるのはちょっと不安なのでどなたかご意見下さい。 よろしくお願いします。
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- Eivis
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最近は政府系の印刷物にもカタカナ語が多く、使い方の基準はあるようですが、平成12年度の国語審議会の報告によると・・・ 『官公庁の広報やパンフレットなどにおける外来語の使用で全体の42.7%の人が「外来語・外国語を使うことはやむを得ないが、 なるべく注釈を付けて使う」べきだというふうに答えているそうです。』 更に『続いて多いのは36.8%の「外来語・外国語は、日常生活で使われているものに限って使う」ということで外来語については、 約80%近くの人が「注釈を付けて使う」あるいは「日常生活で使われているものに限って使う」ことを望んでいるそうです。』 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kokugo/gijiroku/006/000601.htm この文書を6割ほど読み進んだあたりから後には、面倒ですが参考となる文が多いと思います。 川崎市の例・カタカナ語使用基準・・・http://www.city.kawasaki.jp/16/16gyozyo/home/kathon.html 一般に翻訳しづらい用語をカタカナのまま使用するのが素直で、必要以上にカタカナ語を使う人は横文字コンプレックスの方だと 思われても仕方がないでしょう。 毎朝経済ニュースなど見ていると、ほとんど和訳しないまま経済用語を使っているのを見ても判るとおり専門用語の独擅(セン)場です。 以前[ヴァリュエィション]を[ヴァリエィション]と勘違いされたご質問がありましたが、こうなるとカタカナ語の問題ではなく 元の外国語に強くないと仕事が出来ないことになります。 ある英単語の「中国語絡みでの両国語の語感の違い」の一例をご紹介します。 【ストラテジスト(strategist)戦略家、策略家、策士】・・・証券会社の証券アナリスト(分析者)に近いニュアンス(語感)の場合、 日本語に訳したら大変です・・・誰も証券会社には寄り付かなくなります。 haariさんは、たまたま中国の学生さんとの交流があるので、中国では【策略】をどう使っているかお聞きになると面白いですよ!! 何と中国(香港)には【怡和策略】という商号のレッキとした英国系の一流会社(J&Mの持ち株会社)がありました。 (中国ではそんな悪い意味ではない例) ・・・最も(J&M)=ジャーディン&マディスン商会は廣東にアヘンを持ち込み、阿片戦争をした当事者ですから、香港返還後 今はどうなっているか調べてないので判りませんが。。。
まず外来語の定義づけが必要です。外来語とはなんぞやです。 外来語は日本の歴史とともにあり次のような時代区分が出来るかと思います。 1)漢字の渡来、その後の留学僧が持ち込んだ外来語 2)朝鮮半島の政治不安時期に渡来人(亡命者)がもたらした言葉 (秀吉の朝鮮侵略時にもたらされた言葉も含めて) 3)南蛮人(ポルトガル人、スペイン人、イタリア人など)がもたらした言葉 (メリヤス、襦袢、合羽、タバコ、カルタ、シャボンなど)その後に続いたオ ランダ人が もたらした言葉(コーヒ、アルコール、ドンタク(半ドン)、 ランドセルなど) 4)幕末から明治はじめに持ち込まれた英語起源の言葉(メリケン、ブリキなど多 数) 5)明治~昭和初期までのヨーロッパ文明吸収期に取り込んだ言葉(ドイツ語、フランス語、英語、など多数) 6)戦後(1945~今日まで)英語を主体に、しかし専門分野ごとにフランス、 ドイツ、スペイン、イタリアなどの各国語から取り入れらた言葉(現在もIT分 野などで現在進行形) 中国の大学生が日本語の中の外来語という時、主としてどれを指しているのか(多分英語?)分かりません。 日本語は外国語を品詞(名詞、動詞、形容詞など)にかかわらず自由に取り込み、使いこなせる珍しい言語です。取り込むに際して、その言葉が持つ複数の意味の中から日本で必要とする意味だけを取り込む特徴があります。一旦取り込んで日本語化した外来語は母国の言葉の意味とは関係なく日本語として使用されます。欧米語は語源が共通なので、ある国の言葉を外来語として取り込んでも全く自国語化するには抵抗があり、時間もかかると思われます。中国人ならこのあたりのニュアンスは理解できるでしょう。 どんな時に外来語を使うか どの外来語の意味かによりますが 1)日本語にないか言い換えが難しいとき。 例。IT革命、ウエブ(サイト)マウス 2)意味を微妙に変えたい時。 例。ご飯とライス、 散歩とウオーキング 3)専門用語、業界用語として。 例。 レントゲン、クライアント、オーダー その他言葉に重みを持たせたり、新規性を与えたり、相手を煙に巻いたり、隠語にしたり、様々なシチュエーションで使われています。又外来語と日本語を組み合わせた単語も沢山あり、外人泣かせではないかと思います(古くはバック・シャンー英語+ドイツ語 後ろから見れば美人の意。 IT革命、ガス器具、トタン屋根、メモ帖、ビール瓶など等。
- may-may-jp
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今まで日本になかったものを使うときなどに外来語はよく登場すると思います。 パソコン関連用語しかり、「カステラ」もそれまで日本にはなかったものですよね。日本語や中国語にその物や概念を示す言葉がなければ、外来語としてそのまま使われることが多いと思います。 この場合、お友達に聞かれただけのようですので、haariさんの個人的な意見を言って良いと思いますよ。その中国人の方もいろんな日本人の方に聞いていると思いますから。
- akcey
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その方の外来語の定義がよくわかりませんが・・・ チョコレートとか、マンションとか、今や日本語として定着している外来語って数多くありますよねぇ。それらまで「外来語」に含むのなら、いつでもどこでも使いますよね? そうではなく、英語の単語を会話に使うときですかねぇ。 例えば、CMで、「コンシューマーが求めているのは…」って言ってるやつありますよね?あんな感じで使うときに、どのような傾向があるか。かな? それなら、私も下の方と同じで、専門的なことを言う時ではないかと思います。 よく、テレビで専門家の方が説明しているのを見ますが、なんでそこで英語使うの???って思うことが多々ある気がします! あと、若い人も使うんじゃないかなぁ。 「今日かなりブルーなんだけどー。」とか。 一昔はやった「チョベリグ・チョべりバ」とか。 たいして力になれなくてごめんなさい。
- Singollo
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新しいものや概念を導入するときでしょうね というか、大昔からある基本的なやまとことば以外は、(和製○語を除けば)漢語も含めて全部外来語だと思います
- yoshiki_reo
- ベストアンサー率17% (24/139)
私の周りの人の癖ですが、専門的な話しをする時によく使っているような気がします…。