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日本語に氾濫する外来語
日本語には夥しい外来語が氾濫しています。それに対して眉をひそめる人も少なくありません。 主な反対理由は次の通りだと思います。 (1)日本語の乱れの要因の一つになる。 (2)とりわけ 高齢者には難解な言葉が多い。 (3)和製英語などは逆に英語学習の妨げになる。 そこで、主に 賛成派の方に 御意見を伺います。 また、上記以外の理由で反対派の意見も受け付けます。
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質問者が選んだベストアンサー
鷄尾酒:カクテルですね。 "火酒"もこれでは何か分からないですね。
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- Ensenada
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私としては「大々的な排斥運動をするならともかく『眉をひそめる』程度でしたら気持ちはわかるが、定着しないものは自然淘汰されるし、定着したものは意味を調べれば良いこと。なので、現状のままでいい。」です。 (1)日本語の乱れの要因ですが、外来語でも定着しないものは自然淘汰されます。 大正時代、現代的な装いをした男性をモボ(MOdern BOy の略)と言っていましたが現代では使われていません。 昭和8年の東京朝日新聞に掲載された寺田寅彦の随筆には、「情緒・心情」という意味で「テンペラメント」という単語が使われていましたが、今ではそんな単語を使う人はいません。 近年では、昭和後期に作られた「シルバーシート」という単語が姿を消し「優先席」という単語に改められています。 (ここ数年で登場した「マニフェスト」という単語も「政党公約」に近々改められるのではないかと個人的にも思っております。) 定着した例では、古くはカルタ、タバコ、近代ではタンクローリー、オートバイ、アパートなど枚挙にいとまがありません。 定着した外来語はかえって「以前日本語の概念にはなかったことを表現できる単語」として、私は肯定的に見ています。 (2)高齢者には難解な言葉が多いというのは、「コンビニ」、「バリアフリー」等生活に必要な分だけは覚えてもらうしかないでしょう。 (尤も、「バリアフリー」などには「障害除去構造」など(もっとうまい言い方はあると思いますが)和製漢語が充てられたほうがよかったなと思います。 「(コンピュータの)マウス」に「滑鼠」という漢字を充てた台湾・中国のセンスの良さが羨ましいです) (3)外来語が存在するから和製英語が英語学習の妨げになるというのは、たとえば、「バックミラー」というカタカナを見てを「Back Mirror」と言う間違えた英単語を造語してしまうような意識が問題であると思っています。 英語学習者が「外来語と英語とは別のものである」という認識を持つ、または教師がそういう教育をすれば問題ないと思います。 ------ 余談ですが、1990年代米IBMの子会社である日本アイ・ビー・エムがパソコンを発売していて時のマニュアルでは、「鍵盤」「印刷装置」という単語が使われていました。 コンピューターでは、逆に日本語のほうが淘汰されて外来語が根付いてしまったようです。 長文失礼しました。
お礼
ありがとうございます。
- born1960
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NO6です。私は今まで通りでいいと思います。 先程も書いたように、外来語も歴史があります。 すなわち必要なものは残り、不必要なものは淘汰されます。 戦後すぐに流行ったような言葉で必要な物は残っています。 これはもちろん日本語でもそうですね。 高齢者には難解な言葉が多い・・・これも全て順繰りなんですね。 何時の時代でも「今時の若者は」などというのと同じ事だと思います。 たとえば10代20代の若者が使っている言葉は外来語日本語に関係なく30代40代でもすでにわからない言葉があるはずです。 質問者さんがおいくつかは存じませんが、質問者さんが高齢者になった時に流行っている外来語はわからないでしょう。もちろん今我々が普通に使っている外来語も30年50年後には意味不明ってのもあると思います。
お礼
追回答ありがとうございました。
賛成派です。 日本人が3種類の文字を使い分けること自体凄いです。 例えば英語に 多いのですが、彼らに発音しやすいように地名などの固有名詞まで 発音が変わってしまうことが多くあります(Germany ジャーマニー、 Cologne コロン、Ikeya アイキヤ)が、日本語では原語にわりと忠実な 発音でカタカナになっているんです。(ドイツ、ケルン、イケヤ) ”外来語が氾濫して”しまうのは、もうこれだけ経済のグローバル化が 進めば情報交換もより盛んになる、という意味で仕方ないと思います。 特に情報技術においてはこれらキーワードとして世界共通にしておいた 方が楽だと思いませんか? 「コンピューター」が日本語に訳されて いたら、今頃大パニックだと思います。 個人的には音楽用語も外来語 であったので私は大いに助かっているんです。 (例: シャープ、フラット、 メジャー、マイナー etc.) 確かに和製英語は紛らわしいですが、そういう言葉は外国語にもあり ますし、言葉というものは元来”ひとり歩き”や”変形”を伴うものかも 知れません。 (1)日本語の乱れの要因の一つになる。 → ”乱れ”の原因として文明開化まで遡るのでしょうか・・・? (2)とりわけ 高齢者には難解な言葉が多い。 → 私は”高齢者”ではありませんが、分らないカタカナ言葉はあります。 仕方ないというか、調べるしかないです。 (3)和製英語などは逆に英語学習の妨げになる。 → 逆にKaraoke は海外ではカラオキなんて発音されてますが、本来の 意味は”空のオーケストラ”と教えてあげると目を丸くして「へ?ほんとー? すごーい!」と喜びますよ。 それでいいんだと思います。
お礼
ありがとうございます。 >特に情報技術においてはこれらキーワードとして世界共通にしておいた 方が楽だと思いませんか? まさに、中国語はカタカナがないので苦労していますよ。
- born1960
- ベストアンサー率27% (1223/4397)
高齢者って何歳ぐらいの人のことを言うのでしょうか。 70歳以上だとしたら、戦後教育を受けてきた世代です。 1945年に戦争が終わり、その時に生まれた人も67歳・・・いわば高齢者のようなものです。 今では全く死語と化している外来語がたくさんありました。進駐軍の影響だとは思いますが。 なので、その時代時代に相応しい外来語があってもいいと思います。
お礼
ありがとうございます。 >高齢者って何歳ぐらいの人のことを言うのでしょうか。 はっきりしたボーダーラインはありませんが、年配の人ほど知らない外来語が多くなるということでしょうか? ちょっと見当はずれなご回答ですが、born1960さんは外来語の氾濫についてどう思いますか? 確かに廃れてしまった外来語も多々ありますが、昔より今の方がはるかに外来語の使用が増えていますからね。
和製英語は確かに、世に溢れていますが、それも一つの日本の文化なのではないでしょうか? 今更ながらですが、ガソリンスタンドを止めてガスステーションに変えられても 返って混乱を招く恐れもありますし パートタイムジョブ(アルバイト)なんて、長ったらしくて面倒です 確かに、外国に行き、ガソリンスタンドと言っても通じ無いので (3)の件は確かに頷けますが、日本人の全員が外国に行くとも限りませんし 行く人は行く人で、正しい英単語を覚えれば良いのではないでしょうか? 余談ですが、日本語で電気を一時的に貯める物は、『コンデンサ』ですが 英語でコンデンサとは、別の物を示し、日本語で言う所の電解コンデンサは 英語だと『キャパシタ』になります ですが、この業界、古くからコンデンサの名称が使われていますし 海外向けの案件なら兎も角、今更、キャパシタは使えません
お礼
ありがとうございます。 >今更ながらですが、ガソリンスタンドを止めてガスステーションに変えられても 返って混乱を招く恐れもありますし 和製英語に目くじらを立てる人は多くとも、和製漢語に目くじらを立てる人はおりませんからね。「映画館」を「電影院」に変える必要も全くないわけでして。
- qy8ls3pt7
- ベストアンサー率52% (374/706)
パソコン関係について既に回答が出ていますが、お酒なども無理に日本語にすると、かえって分かりにくくなるのではないでしょうか。 ex. ビール/麦酒、ワイン/葡萄酒
お礼
ありがとうございます。 麦酒は分かりやすいと思います。昔はそう書いて「ビール」と読ませることもありました。ちなみに、韓国語では麦酒と書いて「メクチュ」と呼んでいます。でも、「ビール」って言葉は江戸時代末期から明治時代初期にかけてオランダ語から入った言葉で、ドイツ語でもそう呼ばれていました。日本の外来語では古株で年期が違います。英語では「ビア」ですからね。 昔はワインも葡萄酒と呼んでいましたが、「葡萄」は常用漢字外の漢字ですから、漢字を敬遠したことも「ワイン」が「葡萄酒」にとって代わった要因の一つかもしれません。 それでは「鶏尾酒」ってどんなものか知っていますか?
- kyo-mogu
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これを言い出すとすでに日本語と思われているような言葉まで駄目と言う事に。 ただ、和製英語に関しては修正出来ればと思いますね。 外来語でも、日本の言葉に直せないものもあるので、そのままという事が多いですが、昔はそれでも、上手に日本語に直したりもしているので、そういった能力のある人が減ってきたのかもしれませんし、出来たとしても周知することも大切なのですが、それをしている間に次から次へと出てくるので出来ないのかもしれません。 外来語が長く使われると、定着するので問題無いかと。 元はポルトガル語とかもあるし。 それと日本人のすごいところは外来語も含めて自分達の言葉にしてしまう能力があるのです。文化にしろ料理にしろ日本人に合わせた進化をしますからね。こだわる部分と進化する分があるのが日本なんですね。
お礼
ありがとうございます。 >それと日本人のすごいところは外来語も含めて自分達の言葉にしてしまう能力があるのです。 本はと言えば、漢字も外来語ですからね。それ以来、日本語は外来語を柔軟に受け入れる素地ができたわけですから、英語だけを目の敵にするのも少し変です。私は中国語を勉強していて、やっぱり漢字もよそからの借り物だと強く実感するようになりました。
- Tita_Russel
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逆に考えましょう。パソコン関連のマニュアルで、純粋な日本語しか使えない場合、 ページ数が大幅に増えるでしょうね。正直やっていられないかと思います。 誤用されていなければ、外来語は決して悪い事ではないし、理解できない者に関しては 興味がないんだから、それは高齢者であろうが無かろうが全く関係ない。 寧ろ、日本語の乱れを言及するならば、教育力の低下そのものを問題視するべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。 >パソコン関連のマニュアルで、純粋な日本語しか使えない場合、 ページ数が大幅に増えるでしょうね。 パソコン関連のマニュアルに限らず、字数を食ってしまう問題もありますね。 日本語の乱れの範疇に括ろうかとも思いましたが、Tita_Russelさんが新たに項目を追加されたと考えていただいても構いません。しかし、この欠点を補うために これまた沢山の和製略語ができていますね。
お礼
ありがとうございます。 >鷄尾酒:カクテルですね。 正解です。 >"火酒"もこれでは何か分からないですね。 「火酒」は滅多に使われませんが、ウイスキー、ウォッカ、焼酎などを総称するには便利になりそうな言葉ですね。