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...that almost cost us our friendship.
NHKラジオ英会話講座より The last time I got into a discussion about an election with a friend, it turned into a bitter argument that almost cost us our friendship. この前、友達と選挙の話をしていて、友情を失いそうなひどい議論になっちゃったからさ。 (質問) 文の後半の構成がよく解りません。自分なりに解釈しましたので訂正をお願いいたします。 (1)[that]は関係代名詞で先行詞は[bitter argument]である。 (2)[..that almost cost us our friendship.]は第4文型である。 直訳すると「我々へ我々の友情を殆ど失わさせるひどい議論になった。」となる。・・・チョット解り難いのですが・・・ (3)[get into]と[turn into]はよく似ていますが、使い分けがよく解りません。意味と使い方を教えて下さい。 よちよち歩きです。どなたか易しい説明をお願いいたします。以上
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こんにちは! The last time I got into a discussion about an election with a friend, it turned into a bitter argument that almost cost us our friendship. (1)[that]は関係代名詞で先行詞は[bitter argument]である。 そのとおりです。bitter は「にがい」という意味でよく知られていますが、そのほかにいろいろ使われ、訳しにくい言葉です。この場合は、「激しい」くらいでしょうか、両者マジになって辛辣な言葉も飛び交うような、ということです。 argumentは、よく「議論」と覚えられますが、「口論」「口喧嘩」のニュアンスが強い状況でよく使われます。この文がいい例で、最初は discussion であったものが、しだいに argumentに変っていったわけです。 (2)[..that almost cost us our friendship.]は第4文型である。 直訳すると「我々へ我々の友情を殆ど失わさせるひどい議論になった。」となる。・・・チョット解り難いのですが・・・ 第4文型ですね。このcost はこういうふうにちょっと面白い使われ方をするのです。 The book cost me $500. といえば、「その本は500ドルした」ということですが、言い換えれば、その本を手に入れるには、500ドルを手放さなければならなかったということです。ですから、Overwork cost him his life. というと、働きすぎたことが、彼に彼の命を支払わせた、ということから、S cost ABで、「SのためにAはBを失う」という意味になることが時々あります。 (3)[get into]と[turn into]はよく似ていますが、使い分けがよく解りません。意味と使い方を教えて下さい。 Aget into B は、AがBの中に入り込むというのが原義です。 例)I want to get into the university. その大学に入りたい。 Aturn into B は、AがBに変るというのが原義です。 例)His dream turned into a nightmare. 彼の夢は悪夢に変わった。 この場合は、議論が口論に変質していますので、turn into を使うのがふさわしい場所です。
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- Parismadam
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こんにちは。いつもご丁寧なお返事を有難うございます。 後半の文についてご説明します。 It:前文のa discussion about an election with a friend「友人とした選挙についての討論」を指します。 turned into:「~に変わる」「~に変化する」という慣用句です。このintoは「~の中に(変化していく)」という意味の前置詞で、中に取り込まれていく様子を表しています。 a bitter argument:bitterは「苦い」という意味ですが、argument「議論」にかかって「辛口の」「手厳しい」「辛辣な」といった意味に変化します。ちなみにDiscussionは「一般の議論、話し合い」、argumentは「けんかごしの議論、白熱した議論」という違いがあります。 that almost cost us our friendship:that節の中に主語がないことから、関係代名詞で、主語が先行詞となっている、とわかります。ご理解の通り、すぐ前のa bitter argumentが先行詞です。これを戻して文を完成させてみましょう。 a bitter argument almost cost us our friendship これはSVOOの第4文型になります。直訳は 「ひどい議論が、ほとんど、私達に、友情を、損なわせた」 となります。costはこのように2つ目的語をとって、「(主語が)AからBをだいなしにさせた」という意味をもつ他動詞です。 つまり、この文を最初から直訳しますと、 「この前、友人と選挙の議論になって、それが、友情をほとんどだいなしにするような、ひどい議論に、変わってしまった」となり、それが抄訳のような訳になるのです。 get intoとturn intoの違いについて: get into:ここでのgetの使い方はarriveと同じ「到着する」「辿り着く」→「ある状態に至る」という意味があります。そこから「議論に至る」→「議論になる」となります。 turn into:turnはもともと「回る」「方向を変える」という意味です。それが転用して「変化する」という意味になります。intoと一緒に使うと、性質の違うものに変わる様子を表すことができます。例: Tadpoles turn into frogs.「おたまじゃくしがかえるに変わる」 ご質問文でturn intoが使われたのも、性質の違う議論に変わったことをさりげなく示唆しているのだと思われます。 以上ご参考までに。いつも皆さんが回答されるのも、tommy0313さんご自身が英語をよくわかっていらして、なおかつ文法の核心をついた質問をされ、努力されているからだと思います。少しづつ英語をご自分のものにしていって下さいね。
お礼
いつもご回答有難うございます。いつも質問者の能力にあった回答を下さるのでとても助かっています。さぞかし生徒個々のレベルに合った教え方をされる素敵な先生とお察し致します。また随所に励ましのお言葉を戴きやる気が出てきます。今回もよく理解できました。今後ともよろしくお願い申し上げます。まづは御礼まで。
- jayoosan
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会話ですっとはいってくるシンプルな理解では(たぶん質問者さんは、文法的解釈を求めているというのは承知ですが) cost us → our friendship. cost は cost too much money(お金がかかりすぎ)のように、使って消えてしまうもの(コスト)を象徴しています。 実際 cost は、辞書には、犠牲とか代価とか損失という意味でも乗っています。 つまり私たちの友情(友達関係)のほとんど(almost)を支払って失うほどのコスト(対価)がかかった、というのがthat節の部分です。 get intoは、単純に入っていった。 get to は、そこに届いた。 turn into は、変化した→コストがかかる事態にまで発展した⇒最初の予想とは、大きく変わった(逆になった) 卵の目玉焼きで、ひっくり返して黄味を固めるのを turn over といいますが、最初の状態をひっくりかえした様を表します。
お礼
いつもご回答有難うございました。とてもよく理解できました。皆様のお陰で挫折せずに英会話が続けられます。本当に有難うございます。今回はポイントの件、申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。まづは御礼まで。
お礼
いつもご回答有難うございます。今回も文の構成、COSTの使い方、GET INTO,TURN INTO,数々教えていただきました。皆様のお陰で一人でコツコツするよりも、はるかなスピードで身につく思いです。今後ともよろしくお願い致します。まづは御礼まで。