素朴な疑問返しで申し訳ないんですが、「こんなにも」というのはどの程度を指していらっしゃるんでしょうか?
とりあえず刑事訴訟に話を絞りますが…
(とはいえ、民事訴訟も若干数値が大きくなるだけで傾向はそんなに変わらない)
平成17年度司法統計によれば、刑事訴訟の起訴から判決までの平均審理期間は
簡裁第一審で2.2か月、地裁第一審で3.2か月、(第一審は7割が3か月以内です)
控訴審になった場合で11か月、上告審になった場合で17.4ヶ月。
ほとんどが3か月以内で終結、最高裁まで行っても平均で1年半もかからないというのは、
私はなかなか頑張っていると思うのですが…甘いですかね?
そりゃごくごく一部、10年20年かかる裁判もなくはないし、
そういう例外中の例外を普通であるかのように見せかけて
読者・視聴者を騙すのがマスコミだというのも分かっていますが…まぁそれはマスコミも悪いけど
(だから私はマスコミの裁判関係報道はほとんど信じない)
読者・視聴者側も勉強しなきゃ、とも思っているところです。
まぁ、それでもなおスピードアップを目指しているのはNo.2さんのおっしゃるとおり。
ちなみに平成17年度、公判前整理手続に付されたのは9万件以上の第一審のうち「1件」だそうな(^_^;
…この年に新しく作られた制度でしたからね。平成18年度の統計が早く出て欲しいです。
お礼
ありがとうございました。なんとなく日本の裁判は時間が掛かってしまうことが少なくない。という話を聞いたので。 ほとんどが1年以内で最高裁までいくんですね、知りませんでした。