マクドナルド裁判 : 日本でも可能?
以前話題になったのですが、アメリカでコーヒーをこぼし火傷を負ったとしてマクドナルドを訴えた裁判がありましたね。
日本なら 「自分がドジだからだよ」 で済む話なんですが、この裁判では火傷をするくらいコーヒーを熱くし、またそれを買った客に 「こぼしたら火傷をするから注意するように」 と言わなかったとしてマクドナルド側の敗訴になり、高額な賠償金を課せられたと聞いています。
ただ途中で和解になったため一体いくらで合意されたかは不明らしいですが、いずれにしても会社側の敗訴との事でした。
ところで気になったのですが、このような社会通念上あり得ないと思われるような一方的な訴えなんですが、日本でも同様の訴訟を起こそうとした場合、可能ですか?
聞くとアメリカでは 「裁判を受ける権利は憲法で保障されている」 とかで、そんなアホなと思われるような訴えでも裁判所は受理しなければいけないとか。
これが 「訴訟王国アメリカ」 と評される所以だと思うのですが、日本でも 「裁判を受ける権利」 は法律で保障されていますよね。 でも日本でこんなアホな裁判は今まで聞いた事がありません。
原告自身が日本の現状では負けると分かっているから最初から訴えない?
勝訴する見込みがゼロに近いから弁護士も手を出さなくて、結局訴えを諦めるしかない (弁護士の応援が無くては告訴は実際難しいですよね)?
あまりにも理不尽な訴えだと見なしたら裁判所自体が訴えを受理しない? もしこの場合でしたら 「裁判を受ける権利」 が侵害されたと考えられますか?
あるいはアメリカの法制度の方が狂っているから?
日本でアホな裁判が無いのはなぜなんでしょうか?