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基礎栗石について
よく擁壁などの構造物の基礎として栗石や砕石などがよく図面に記載してますが、何の意味があるのですか?
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- char2nd
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回答No.1
そういった構造物を接地する場合、ある程度しっかりとした地盤で、尚かつそれなりに平滑な面を整正する必要があります。前者は不同沈下による構造物の破損などを防ぐため、後者は施工時に於ける精度を維持するためです。又、構造物の荷重を均等に地盤に伝えることで、不同沈下を防ぐという効果もあります。 通常の土砂だと、それらの目的を果たせないため、その構造物に適した厚さの基礎砕石を施工する必要があります。適用する基礎材や施工厚さは、構造物によっておおよそ定まっています。 在来地盤が岩盤で、基礎としてそのまま使用できる場合は、基礎砕石を省略することもあります(この場合は均しコンクリートを打設する)。 又、杭基礎や地盤改良を行った場合でも、施工精度の関係で基礎砕石を施工する場合もあります。