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赤い光が透過する条件、透過できず散乱する条件
赤い光が透過する条件、透過できず散乱する条件などがもしあれば教えていただけませんか?
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赤い光の透過力が強い証拠は朝焼けや夕焼けです。日の出、日の入り時の太陽光線は空気中を長く通って届きますから、その間に赤より波長の短い光が多く吸収されてしまうので赤く見えるのです。 また湿気というのがちょっと曖昧なのですが、それが細かい水滴になった場合には不純物と見るべきでしょう。水蒸気として空気中にある場合には光を乱反射することはありません。
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- astra0641
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多分、質問は、空が青い理由とか夕焼けが赤い理由に関連したものだと理解して補足を(そうじゃないと、赤を透過するのは赤い波長に吸収がない場合という答もあり得るので)。 光の散乱の仕方は光の波長と、散乱する物体の大きさの関係により変化します。参考URLはWikipediaのレーリー散乱で、これが空が青く見えるもとですが、散乱体が光の波長より十分に小さいことがレーリー散乱の前提条件です。この時、散乱の強さは波長の4乗に反比例します。それ故、波長が600nmの赤い光は400nmの青い光に比べて、1/5程度しか散乱されません。 もし、粒子が光の大きさやそれ以上になると、状況はことなり、すべての光が同程度に散乱されます。だから、雲は白く見えるわけです。 ちなみに、赤より赤外線はさらにレーリー散乱が少ないので、赤外線に感度のあるフィルムやカメラで(可視光は遮断して)撮影すると、もやのかかった日でも、遠景がくっきりと撮影できます。
- Willyt
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赤い光は比較的透過力が高いのですが、散乱は小さな不純物が漂っているときに起きる現象ですから、その不純物が多いほど散乱する量は多くなります。浮遊している物体がたとえ光を通すものであってもその境界ではかならず反射がおきます。これは何も赤い光に限ったことではありません。あらゆる電磁波について同じことが言えます。
お礼
ありがとうございます! 赤い光は波長が長いから透過力が高いんでしょうか? 湿気なんかも「不純物」に含めていいでしょうか?