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散乱光とLambert-beerの法則
吸収光と透過光の間にはLambert-beerの法則が成り立つと思いますが、吸収が全く無く、光が反射散乱する場合は濃度と散乱光との間にどういう関係が成り立つのでしょうか?
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光散乱はやっかいです. よく使われるのは Rayleigh の散乱式とかですが,この式が導かれた過程を追ってみればわかると思いますが,いくつも仮定をおかなくてはいけません.実際には Rayleigh 式は現実をよく説明できることが多く,多用されるわけですが. その他,光の波長と散乱体の大きさ,形,分散状態 (空間配置) によって,理論式も変わってくるため,Lambert-Beer 式のような汎用的な扱いは困難です.
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noname#160321
回答No.1
>吸収が全く無く、光が反射散乱する場合 このような場合は量子論的にも考えられません。一度吸収されてから蛍光、燐光として発光するものとして考えるしかありません。 その場合Lambert-beerの法則は当然成り立ちます。