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昔飛べたペンギンは、何故飛べなくなった?
現在、学校で、「昔飛べたペンギンは、何故飛べなくなった?」ということについて追究、調べ学習をしています。 皆の意見には、「天敵がいない」とか、「海の方が餌を取りやすい」とか、「羽根が尾ひれになった」とか、色んな意見が出ています。 ホントの所、どうなんでしょうか? 退化とか進化とかそういうのが関係してくるのでしょうか? 教えてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 回答、お願いします。
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生物は、環境に適応します。ただしくは、適応できた生物の子孫が生き残り、うまく適応できなかった生物は、子孫が残らないので、適応できた生物が生き残るのです。 これは、進化論の「適者生存の原則」です。 例えば、人間の皮膚の色は、人間が発祥したのはアフリカで、元々、現在の黒人がそうであるように、黒かったとされます。 しかし、温帯のアジアなどに移住して行った人間の祖先は、温帯では、皮膚に黒い色素を持って、太陽の紫外線などから身を守る必要がなく、また黒は目立つので、段々薄い色になって、現在の黄色になったとされます。 ヨーロッパに移り住んだアフリカからの人たちも同様で、当時は氷河期だったので、黒いと肉食動物によく見つけられるので、肌が白い方が、生きやすいので、そういう白いの肌の子孫が残って、現在、白人という種族ができたのです。 ペンギンも同じで、生活環境からすると、海に潜って魚を捕って食べればよいので、それに適した身体の形のペンギンの子孫が生き残ります。普通の鳥のような大きな羽根は、海にもぐる時、邪魔なので、段々退化したのです。 陸上では、よちよち歩きみたいですが、海に入ると、自由自在に泳ぎます。あれは、海のなかでの活動に適した形なのです。飛ぶ必要がないので、海のなかで自由に動くのに邪魔な翼や羽根は退化し、空を飛べなくなったのです。 鯨も足や腕がなくなりました(いまは鰭として、痕跡が残っています。脚は、尾鰭になています)。 南極には、ペンギンを襲う肉食動物がいなかったこともありますが、そういうのがいたとしても、ペンギンは、では、海に入っていればよいので、別に陸地にいる必要はないのです。 魚を捕り、海のなかで、自由に動くに適した身体というと、今のような姿で、翼や羽根はいらないので、退化したのです。また、翼は形だけ残っていますが、飛ぶためのものではありません。 (退化は、進化の一つの形です。進化によって、不必要なものが消えたりするのが退化です。人間は、しっぽの痕跡をいまでも持っています。脊椎の一番下の「尾てい骨」がしっぽの名残です。これも不要なので退化したので、こういう形の「進化」なのです)。 退化した翼も、水のなかでうまく泳ぐための舵や、水を分けるひれの働きをしているので、飛ぶためには役に立ちませんが、海中で活躍するには、役に立つのです。
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- myeyesonly
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こんにちは。こんな回答もありかな? 今でもちゃんと飛んでますよ。 一度水中でのペンギンの姿をご覧になってください。 そう。水中を飛んでいます。空中を飛ぶのをやめただけです。
- nyozegamon
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下記URLを参照してください。
お礼
ありがとございます!とても参考になりましタ!