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インフルエンザ

学校の調べ学習の発表でインフルエンザについて調べていたのですが なんでインフルエンザには特効薬がないのかと思ったんですけど やっぱりインフルエンザは昔からあるものだし 特効薬の開発とか研究されてはいたと思うのですが それなのになんで未だに完全な特効薬がないのでしょうか? 風邪や癌についても同じ疑問を持っています。 具体的な理由が知りたいので、よろしくお願いします

みんなの回答

  • u-don
  • ベストアンサー率32% (33/103)
回答No.1

インフルエンザの特効薬は有ると思いますが・・・? 一部問題になっているタミフルなんかは一応「特効薬」になります。 副作用が問題視されていますが(飲まなくても異常行動を起こしたとの報告もありますが)、「インフルエンザ」の症状に対して効果を発揮する点では「特効薬」と言えます。 ならタミフルは万能か?っと言われるとそうでもありません。 インフルエンザなどウイルス性の病気の場合、突然変異を起こして薬に対して免疫を持ち耐性ウイルスとなる可能性もあるからです。 これが出来てしまった場合、特効薬が効かないので治りが遅くなり、当然被害は拡大してしまいます。 次に風邪の特効薬についてですが、 実は厳密には「風邪」という病気は存在しません。 風邪とは複数の症状を総合しての名称であって、「風邪」の原因は同じでないからです。 例えば、種類の違うウイルスA・B・Cが有るとします。 Aによって熱が出たとします、これが「風邪」と診断されました。 Bによって熱が出たとします、これも「風邪」と診断されました。 Cによって熱が出たとします、これも「風邪」と診断されました。 このように全く原因が異なるために、一つの薬では解決できません。 じゃあ病院でもらえる「抗生物質」は? っという疑問を持つ方もいるかもしれませんが、「抗生物質」は細菌などに対する「抗菌剤」でしかなく、風邪の約9割の原因である「ウイルス」に対しては意味が無い物です。 残りの1割ほどに効果を示しても、その他に全く効果が無いので特効薬とは言えません。 最後に癌について、 まず癌とは何かを知っている必要が有ります。 癌とは、自分の細胞に異常が発生し異常に増殖するものです。 癌の厄介なところは、「自分の細胞」という点に有ります。 人体には免疫力が有り、外部から入ってきた物に対しては自動的に攻撃して撃退してくれますが、自分の細胞に対しては攻撃できません。 薬で有っても同じです、 「癌細胞を攻撃する薬」を作るとして、「何を持って癌細胞」を認識させるかの定義が難しくなります。 「癌細胞=自分の細胞」の状態では、自分の体全てが攻撃対象になってしまいます。 なので効果を発揮させる条件を付けることが重要となるのですが、その条件が癌細胞の条件と他の細胞の条件でかぶってしまった場合「副作用」が発生してしまいます。 例えば、抗癌剤で「髪が抜けた」っという話を聞いたことはないでしょうか? これは、「細胞分裂の速度が速いもの」を攻撃対象とした場合、髪の毛の生成も「細胞分裂の速度が速いもの」っとして攻撃されてしまうからです。 このように癌細胞のみにピンポイントで効果を発揮させることが難しく、強力な薬を作れば「副作用」ごと強力になってしまうのが問題です。 副作用を抑えるには効果を弱めなくてはならず、強力な薬を作るには癌のみに効果を出せるようにしなければならないので、「特効薬」の開発が遅れている原因になっています。

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質問者

お礼

回答ありがとうございます。 風邪という病気はないんですね、しりませんでした。 癌の抗癌剤で髪の毛が抜けるのはそういう原因だったんですね 分かりやすい説明ありがとうございました。

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