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「で」と「に」

「で」は動作や対象が起こる場所を示し、「に」は物や存在の場所を示しますよね。 普通は 「公園に子供が3人います」 「公園で子供が3人遊んでいます」 など、「あります」「います」など存在を表す動詞には「に」が使われる、といえるのですが、 「代々木公園でコンサートがあります」 の場合は「で」の方を使わなければならないのはなぜでしょう。 イベント物だと「で」になる、ということでしょうか。 わかり易く説明していただけるとたすかります。 ほかにも例外的な「で」と「に」の使い方等ありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kobarero
  • ベストアンサー率29% (106/361)
回答No.3

「物」か「事」かの違いだと思います。「物」なら「に」、「事」なら「で」になります。 公園にベンチがあります。   (「ベンチ」は「物」) 公園でコンサートがあります。 (「コンサート」は「事」) 学校に教室があります。    (「教室」は「物」) 学校で試験があります。    (「試験」は「事」) 学校で編み物教室があります。 (「編み物教室」は「事」) 車内に痴漢がいました。    (「痴漢」は「物」) 車内で痴漢がありました。   (「痴漢」は「事」)

mopmop
質問者

お礼

鋭い考察、ありがとうございます。 とてもすっきりしました。

その他の回答 (2)

回答No.2

面白い質問なのでカキコしてしまいました。 日本語は難しいですよね。外国語を学ぶたび、日本語の難しさを改めて実感します。 私は専門家ではないので、言葉や文法の正確な使い方、というのではないのですが、 私の中でのニュアンスをお伝えしたいと思います。 日本語の「あります」「います」は一般的に存在を表すことが多いと思いますが、 英語の「be動詞」のように明確でないため、実際には何か他の動詞の代用として 使われることも多いと思うのです。 特に、日本語では動詞を選ぶ時、できるだけ簡単に言えるものを選ぶ傾向があるように思うのです。 だから、「あります」「います」が、本来の存在を表す意味(be動詞)として 使われているかどうか、考えてみると良いと思います。 具体的には、それぞれの文をあえて難しい言い方に変換してみると良いと思います。 「公園に子供が3人います」→「公園に子供が3人存在しています」 ちょっと変ですが、こういう意味で正しいですよね。 でも 「代々木公園でコンサートがあります」→「代々木公園でコンサートが存在しています」 にはなりませんよね。 これは 「代々木公園でコンサートがあります」→「代々木公園でコンサートが行われます/予定されています」 という、本来は動作を表す別の動詞が使われるべきのところ、 「あります」という簡単な言い方を選んだものであって、 存在を表す「あります」とは違うものだと思うのです。 日本語であえて別の動詞を探すのが難しいなら、英語にしてみると 解りやすいかもしれません。動詞はBe動詞になるかどうか、また それで判断がつきづらい場合、「に」を「in」と「で」を「at」という 場所を表す前置詞に置き換えて考えてみるとどうでしょう。 inは比較的広い場所や、一定の範囲の「中(内側)」に含まれる場合に 多く使われますが、atは特定できる場所や時間など、狭い範囲のある「地点(ポイント)」といった考え方ができますね。 あまり参考にはならないと思いますが、私のなかではそういった区別をしています。

mopmop
質問者

お礼

>日本語では動詞を選ぶ時、できるだけ簡単に言えるものを選ぶ傾向があるように思うのです なるほどそうかもしれませんね。 「存在しています」に置き換えて考えるのは日本人にとってはわかりやすいのですが、たとえは英語だと、 There is a concert in the park. There is three children in the park. と、どちらもBE動詞OKになってしまうので、外国人への説明には難しいとおもいました。 ありがとうございました。

回答No.1

私は国語の教師でも専門家でもありませんが、考えるに 「コンサートがあります」というのが正しい日本語ではないからではないでしょうか? 「コンサートが催されます」や「コンサートが開かれます」ならば、動作や対象が起こる場所に含まれるのではないかとおもいます。

mopmop
質問者

お礼

ありがとうございます。

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